アンパンマン列車がこの夏リニューアル
岡山と高知を結ぶ土讃線を走る「アンパンマン列車」が20周年を迎えました。この夏、新しい車両が登場することをJR四国が発表しました。笑顔をイメージした赤色と、輝きを表現した黄色を基調とした車両になるそうです。
今日も高知を元気に走っているアンパンマン列車。新しい車両にバトンタッチする前に、現在の車両も子どもたちと楽しんでおきたいですね。
アンパンマン列車が20周年 この夏リニューアル
(高知新聞 2020 年 3 月 31 日朝刊より)
JR四国は今夏から、土讃線の岡山―高知間を結ぶ特急に新たなアンパンマン列車を投入する。2000 年 10 月に運行を始めた特急「アンパンマン列車」の 20 周年を記念し、現在の列車からバトンタッチする。30 日の記者会見で発表した。
新アンパンマン列車は、昨年、土讃線などで導入された新型ディーゼル特急「 2700 系」をベースに製造する。4 両 1 編成の 2 パターンで、それぞれ笑顔をイメージした赤色と、輝きを表現した黄色を基調とする。
外観、デッキ、天井などにアンパンマン、ばいきんまんら笑顔のキャラクターを描いたほか、座席はキャラに見立ててデザイン。乗客はアンパンマンと仲間たちに抱かれて旅する感覚が楽しめるという。
半井真司社長は「まずは新型コロナウイルスの感染が早く終息するのを願っている。部屋で閉じこもり、外で遊べなかった子どもたちに四国へ来てもらい、アンパンマンに元気をもらって楽しく過ごしてほしい」とアピールしている。(井上学)