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ヘルメット、かぶっちょこ!蓮池小の子どもたちがCM動画を制作しました|週刊高知の子どもニュース(2023年4月10~16日)

ヘルメット、かぶっちょこ!蓮池小の子どもたちがCM動画を制作しました|週刊高知の子どもニュース(2023年4月10~16日)

1 学期が本格的に始まった今週。各地で交通安全教室が開かれました。

土佐市の蓮池小学校の子どもたちは、自転車のヘルメット着用を呼びかけるCM動画を制作しました。ダンスしながら、「かぶっちょこ!自転車ヘルメット」と訴えています。

2023 年 4 月 10 ~ 16 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

少年野球チームが4年ぶり沖縄交流 土佐清水市

(高知新聞 2023 年 4 月 10 日掲載)

土佐清水市の少年野球チーム、土佐清水ファイターズのメンバーらがこのほど、姉妹都市の沖縄県豊見城市を4年ぶりに訪れ、交流試合を行った。帰高したメンバーは磯脇堂三副市長らに試合の様子や感想を報告し、30年続く交流への思いを新たにした。

ジョン万次郎が米国から帰国した際、豊見城市に半年ほど滞在した縁で、両市は1993年に姉妹都市協定を締結。相互訪問するなどして交流を続けている。

ファイターズの児童10人と保護者ら計18人は3月24~27日、豊見城市の少年野球大会に出場。4月5日に土佐清水市役所を訪れた児童は「試合は負けたけど、楽しく野球ができた」「他のチームの人と仲良くなれて良かった」などと感想を述べ、磯脇副市長は「30年も続く交流。末永く、市としてバックアップしたい」とねぎらった=写真。

6年の五藤大智君(11)は「相手チームは体が大きくて強かったけど、いろいろと話せて思い出になった」と笑顔。引率した久保卓也さん(50)は「豊見城の人たちが兄弟のように迎えてくれて、次は僕らもそうしたいと思えた。そんな交流を、この先もつなげたい」と話していた。(小笠原舞香)

飛び出しの怖さ、シミュレーターで体験 高知市で園児ら

歩行シミュレーターを体験する園児(高知市のポッポ保育園)
歩行シミュレーターを体験する園児(高知市のポッポ保育園)

(高知新聞 2023 年 4 月 11 日掲載)

高知署は10日、高知市旭天神町のポッポ保育園で歩行シミュレーターを使った交通安全教室を開き、園児約20人が道路への飛び出しなどの危険を学んだ。

シミュレーターは、マット上で足踏みすると、テレビ画面に映し出された横断歩道を渡ることができ、事故に遭いそうな場面を疑似体験できる。

園児たちは、先に横断歩道を渡った友達に「早く渡って」とせかされる状況などを体験。同署交通課の吉本奉由課長が「子どもの歩行者が絡む事故の多くは飛び出しが原因。横断歩道を渡る前はしっかり確認して」と呼び掛け、武政結愛ちゃん(5)は「信号を渡るときは絶対、青かどうか確認する」と話していた。(人見彩織)

児童発達支援へ 土佐市に新施設完成 1日最大22人対応

完成した児童発達支援センター「とさっちくらぶ」の新施設(土佐市)
完成した児童発達支援センター「とさっちくらぶ」の新施設(土佐市)

(高知新聞 2023 年 4 月 12 日掲載)

児童発達支援センター「とさっちくらぶ」の新施設がこのほど、土佐市高岡町乙に完成した。発達障害や肢体不自由の児童、未就学児の受け入れを増やし、1日最大22人の医療支援に対応する。

とさっち―は、NPO法人「土佐の風」が2016年10月、市社会福祉センター(同町乙)で開設。子どもが集団活動する際の協調性の育成、運動機能の発達促進、言語、思考力向上などのほか、子育てに悩む親を支援している。

旧施設は1日最大10人が利用していたが、希望者が増えたため、同法人は施設拡大を計画。建設場所を市に相談したところ、市がサッカー場などの多目的広場整備を計画する市有地の一部(1675平方メートル)を無償借用できるようになった。

建物は県産の杉とヒノキを使った木造平屋511平方メートルで、国や県の補助金を使って1億8623万円で整備。療育室、検査室、相談室などを設け、専門スタッフも増員した。

新施設での活動は3日スタート。大倉三洋(みつひろ)センター長(74)は「発達に特性のある子をしっかりサポートしながら、子育てに不安や悩みを抱える保護者が笑顔でわが子と向き合える居場所にしたい」としている。(谷川剛章)

かぶっちょこ!自転車ヘルメット 土佐市の蓮池小児童がCM動画制作

蓮池小学校の児童が作ったヘルメット着用を訴えるCM動画の一場面
蓮池小学校の児童が作ったヘルメット着用を訴えるCM動画の一場面

(高知新聞 2023 年 4 月 13 日掲載)

4月から自転車のヘルメット着用が全年齢で努力義務化された中、土佐市蓮池の蓮池小学校の児童がこのほど、自転車利用者に向けてヘルメット着用を呼びかけるCM動画を制作した。同校のユーチューブチャンネルで公開したほか、近く、県内警察署のモニターなどでも紹介される。

同校は2年前、県警の交通安全教育推進モデル校に指定。現5年生が昨年度、ヘルメット着用が努力義務となることに着目。「自転車に乗る人のけがを減らしたい」とCM作りを提案した。

動画は15秒間。子どもたちが作詞作曲し、同校講師の音楽家、福留勇一さん(58)がアレンジしたテンポの良い歌が流れ、児童と土佐署員らが同署前などでダンスしながら「かぶっちょこ! 自転車ヘルメット」と訴えている。

12日に同校で披露され、児童が動画を収録したDVDを同署の岡潔署長に手渡した。5年の高野正勝君(10)は「ヘルメットの着用率が低いので、一人でも多くの人にCMを見てほしい」と話していた。(谷川剛章)

伊尾木洞のシダ守ろう  児童ら外来植物駆除  安芸市

外来種のミドリハカタカラクサを駆除する児童(安芸市の伊尾木洞)
外来種のミドリハカタカラクサを駆除する児童(安芸市の伊尾木洞)

(高知新聞 2023 年 4 月 15 日掲載)

NHKの連続テレビ小説「らんまん」のロケ地となった安芸市の伊尾木洞で14日、近くの伊尾木小学校3、4年生9人が地元の保存会と協力し、シダを枯らす恐れがある外来植物を駆除した。

国の天然記念物に指定されている伊尾木洞のシダは40種以上が群生。しかし、外来種のミドリハカタカラクサという生命力の強いツユクサが繁殖しており、あなごう保存会(佐々木邦和会長)がシダを守ろうと、数年前から手作業で地道に取り除いている。

この日は、洞の実情を知ってもらおうと同会が呼びかけ、多くの観光客が訪れるゴールデンウイークに向けた掃除も兼ねて実施。同会のメンバー2人と1時間ほど作業した児童らは、外来種の根が残らないよう、しっかりと引き抜いていた。

3年の北村柑菜さん(8)は「いろんな葉っぱがあって見分けるのが難しかったけど、いっぱい取れてよかった」と話していた。(宮内萌子)

越知町の園児がアユ放流

(高知新聞 2023 年 4 月 15 日掲載)

越知町の越知保育園の園児24人が12日、同町内の仁淀川にアユの稚魚約8千匹(約100キロ)を放流した=写真。

仁淀川漁協(吉村正男組合長)が、川やアユに親しんでもらおうと主催。園児は、バケツの中で跳びはねる体長12センチほどのアユに「元気でいてね」などと声をかけ、水辺でバケツを傾けて放流した。

和田雅智(あさと)ちゃん(5)は「元気にいっぱい泳いでいてすごかった。大きくなってほしい」と目を輝かせていた。

巻き込み事故は危険! 羽根小で交通安全教室 室戸市

(高知新聞 2023 年 4 月 16 日掲載)

室戸市羽根乙の羽根小学校で14日、室戸署の交通安全教室が開かれ、全校児童約50人が巻き込み事故の危険性を学んだ=写真。

児童たちは、4トントラックが校庭の模擬交差点を左折し、前輪よりも内側を通った後輪が歩道の風船を割る様子を見て内輪差を実感。運転席に座ってドライバーの死角も確認し、「信号を待つときは車道から離れるように気をつけたい」などと話していた。

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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