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ハロウィンの仮装で清掃やダンスをしました|週刊高知の子どもニュース(2023年10月23~29日)

ハロウィンの仮装で清掃やダンスをしました|週刊高知の子どもニュース(2023年10月23~29日)

10 月 31 日のハロウィンを前に、高知県内でイベントが開かれました。仮装した子どもたちが清掃活動をしたり、ダンスをしたりして、地域を盛り上げました。

2023 年 10 月 23~29 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

心臓の音を聞いたり体温を確かめたり 土佐あかうしと児童が触れ合う 奈半利町

(高知新聞 2023 年 10 月 25 日掲載)

奈半利町の米ケ岡地区でこのほど、奈半利小学校の5年生18人が土佐あかうしと触れ合い、聴診器で心臓の音を聞くなどして命の尊さを学んだ。

生後6カ月の子牛と触れ合う児童ら(奈半利町丙)
生後6カ月の子牛と触れ合う児童ら(奈半利町丙)

同町では牛、豚、鶏の4畜産農家で奈半利町畜産組合を組織。児童は授業で農家らに飼育状況を学んでいる。今回は事前にあかうしの希少性や、県内2413頭のうち芸西村から東で473頭が飼育されていると教わった。

20日は「ンモー」と低い鳴き声を上げる雄の「貢南川(みつぐみなかわ)」と雌の「ささみ」=いずれも生後6カ月=に恐る恐る近寄り、触って体温を確かめた。「体は牧草の匂いがする」「毛がふわふわ。温かい」などと命の重みを知った様子だった。

松平湊人君(10)は「心臓の鼓動の速さが印象に残った。かわいい牛を食べていると思うとかわいそうな気持ちにもなる。食べる時は感謝を込めて食べたい」と話していた。県畜産会などが2014年から実施。この日はあかうしのバーベキューも楽しんだ。(深田恵衣)

学芸中高など高知県内の4団体が全国合唱コンクールへ

(高知新聞 2023 年 10 月 26 日掲載)

10、11月に開かれる「全日本合唱コンクール全国大会」に県内4団体が出場する。付属小学校が県代表で、学芸中学校と同高校、社会人らの混声合唱団「Pange(パンジェ)」が四国代表で出場する。

全国大会に向けて練習に励む学芸中コーラス部(高知市槙山町の同校)
全国大会に向けて練習に励む学芸中コーラス部(高知市槙山町の同校)

学芸中は2年ぶり出場。同声合唱に21人で挑む。中高同時出場は初で部長の3年、土居澄陽(はる)さん(14)は「先輩たちと一緒に出られてうれしい。歌詞に込められた思いが届くように歌いたい」。

同高は32人以下の部に2年連続出場。13人と少人数だが声量で負けないように風船を膨らましながら歌う練習をしており、「金賞を取るためにやる気十分です」と部長の2年、土居小夏(さな)さん(17)。中高生の大会は10月28、29日に香川県で開かれる。

昨年金賞の付属小は4年連続出場。11月12日に福岡県で開かれる大会に28人で出る。「大ホールの後ろまで、きちんと声が届くように体育館で練習しています」と6年の本田航平くん(12)。目標は「もちろん金賞」と話す。

Pangeは11月26日に新潟県で開かれる大学職場一般部門に出場する。(加藤風花)

宿毛市で「少年少女レスリング」パラダイスカップ 未就学児から中学生まで133人が熱戦

(高知新聞 2023 年 10 月 27 日掲載)

「宿毛『少年少女レスリング』パラダイスカップ」がこのほど、宿毛市山奈町芳奈の市総合運動公園で開かれ、県内外の未就学児から中学生までの133人が練習の成果を競った。

真剣な表情で組み合う子どもたち(宿毛市の市総合運動公園)
真剣な表情で組み合う子どもたち(宿毛市の市総合運動公園)

宿毛市レスリング協会が21、22日に開催。子どもたちは真剣な表情で組み合い、保護者らも「前に出て!」などと必死に声援を送っていた。

最優秀選手に選ばれた佐藤勇馬君(10)は、祖母が同市の沖の島出身という縁で千葉県から兄弟3人で参加。駆け付けた10人ほどの親族らの応援を背に奮闘し、「いいところ見せたくて、一生懸命頑張った」と話していた。

団体戦は登録した10人の個人戦成績を合計して競い、松山レスリングクラブ(松山市)が優勝した。2位はすくもレスリングクラブ(宿毛市)、3位はジョイフルレスリングクラブ(徳島県)だった。

21日には元大相撲力士のタレント、豊ノ島さんによる相撲教室も開かれた。(坂本出)

憧れの球児さんが来た!  安田町で野球教室 住民向け講演も

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

高知市出身の元阪神タイガース投手、藤川球児さん(43)がこのほど、安田町安田の安田小学校を訪れ、5、6年生30人にキャッチボールを指導した。子どもたちは、憧れの人に投げ方のこつや物事への向き合い方を教わり、目を輝かせていた。

一人一人に声がけし、キャッチボールの楽しさを伝える藤川球児さん(安田町の安田小学校)
一人一人に声がけし、キャッチボールの楽しさを伝える藤川球児さん(安田町の安田小学校)

同町と東京映画社(同町正弘)の依頼で、県スポーツコミッションなどが開催。藤川さんは26日、高知ファイティングドッグスの選手とともに正しいフォームやボールの受け方をレクチャーした。

数メートル先の相手をめがけて正確な位置にボールを投げる練習では、「もっと思いっきり投げて大丈夫」「よく声が出ていていいね」などと一人一人に声をかける場面も。練習後は「夢をかなえる方法は続けること。いけるって自分に言い聞かせて、準備をすることが大事」と励ました。

安田スポーツ少年団の元キャプテン、宮本大輝君(12)=6年=は「藤川さんが明るい雰囲気をつくってくれて、すごく楽しく野球ができた」と笑顔だった。

同日夜には、住民向けの講演会も開かれ、選手時代や解説者としての裏話を交え、「不調の時もあったが周囲の支えがあって続けてこられた。年齢に関係なく、周りの人を大切にしてほしい」などと気さくに話しかけた。(深田恵衣)

春野西小で命の授業 高知市

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

高知市春野町弘岡中の春野西小学校で27日、命の大切さを学ぶ授業が行われた。同市の助産師たちが、命の始まりや胎児の成長などについて分かりやすく説明した。

助産師が自分らしく生きる大切さを伝えた授業(高知市の春野西小)
助産師が自分らしく生きる大切さを伝えた授業(高知市の春野西小)

助産師や理学療法士ら5人が本年度始めた「みことプロジェクト」。正しい知識を身に付け、命の尊さを学んでもらおうと、発達段階に応じたプログラムを春野地域の小学2、4、6年生と中学1年生に年1回授業する。

この日は3学年計88人に対し、3人の助産師が学年ごとに授業。参観した保護者らも熱心に聞き入った。

このうち6年生のテーマは思春期。心や体の変化のほか多様な性についても触れた。複雑な思いを抱えがちな6年生に向けて、助産師の細川真利さん(53)は子どもたちの目を見ながら「一人一人成長は違う。相手と同じように自分も大切にしてほしい」と呼びかけた。

6年の坂上仁菜さん(11)は「異性や自分の心と体について学べた。嫌なことがあったら相談することが大事だと分かった」と話した。(上野芙由子)

ツル飛んで来て! 児童がデコイ設置 四万十市

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

四万十市内で27日、ツルの生態を学ぶ体験学習会が開かれ、東中筋小学校5、6年生の10人がツルを呼び寄せるための模型(デコイ)を設置した。

ナベヅルの絵を描いた平面デコイを設置する東中筋小の児童ら(四万十市江ノ村)
ナベヅルの絵を描いた平面デコイを設置する東中筋小の児童ら(四万十市江ノ村)

ナベヅルやマナヅルが同市内で越冬できるよう、ねぐらの整備を進める「四万十つるの里づくりの会」(佐伯達雄会長)と国土交通省中村河川国道事務所が毎年開催している。同会によると昨年度、3年ぶりに2羽のナベヅルが同市内で越冬したという。

同市江ノ村の田んぼに整備されたねぐらで、「仲間がいるんじゃないかと思ってツルが降りてくる」などとデコイの効果について説明を受けた後、くいを打ち込んで立体デコイ4個を固定。今年は初めての試みとして、ツルの形に切り抜いた木の板に、児童らが絵を描いた平面デコイ4個も設置した。

同会によると、平面デコイの設置費用は立体に比べ約15分の1と格安で、長崎県などでツルが飛来した実績があるという。

5年の岡本晟大(せいた)君(10)は「たくさん、100羽以上飛んで来てほしい」と期待していた。(川田樹希)

東洋町でハロウィーン  住民100人が仮装を楽しむ

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

東洋町白浜の甲浦集落活動センターなぎで28日、ハロウィーンイベントが開かれ、住民ら約100人が思い思いの仮装で参加してにぎわった。

思い思いの仮装でダンスを楽しむ子どもたち(東洋町白浜の甲浦集落活動センターなぎ)
思い思いの仮装でダンスを楽しむ子どもたち(東洋町白浜の甲浦集落活動センターなぎ)

同センターの主催で、今回は高知県立大学の学生も企画や運営に加わった。会場では伊勢エビ釣りや型抜き、シーグラスアート体験など19の出店が並び、子どもたちのダンスや仮装コンテストなどのステージイベントで盛り上がりを見せていた。

人気アニメやゲームのキャラクター、魔女などに仮装した子どもたちは、音楽に合わせて元気にダンス。観覧する保護者らは「かわいい!」と夢中になって写真を撮影していた。(板垣篤志)

お菓子を求めて仮装姿でごみ拾い 高知市旭地区

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

ハロウィーン(31日)を前に高知市の旭地区で28日、仮装姿でごみを拾うイベント「ハロウィン旭Q(クエスト)」が開かれた。小学生ら約140人が参加し、お礼のお菓子をもらって笑顔を見せた。

町のごみを拾い集める子どもら(高知市旭駅前町)
町のごみを拾い集める子どもら(高知市旭駅前町)

旭小の児童や卒業生らのグループ「旭っ子記者クラブ」の主催。道中で町名の由来などについてのクイズも行い、ごみの数量や正解数に応じて、お菓子などと引き換えた。

お姫様やカボチャのお化けなどに仮装した児童たちは、下水道のふたや歩道の端にごみを見つけ「いっぱいあるやん!」と大興奮。宝探しの要領でテキパキとごみを拾いつつ、クイズを解いて回った。

最後は同市旭町3丁目の木村会館に集合。1時間ほどで可燃ごみ3・8キロ、不燃ごみ2・3キロ、ジュースなどの缶50本などが集まり、児童たちは両手いっぱいのお菓子を手に入れた。

魔女の衣装で参加した山本佳穂ちゃん(5)は「キャンディーがもらえてうれしい。みんなでワイワイごみ拾いするのも楽しかった」と声を弾ませた。(相良平蔵)

ハロウィーンの仮装で海辺を清掃 高知市の桂浜公園

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

ハロウィーン(31日)を前に高知市浦戸の桂浜公園で28日、仮装をした親子連れら約30人が浜辺を清掃するなどした。

浜辺を清掃する参加者ら(高知市浦戸)
浜辺を清掃する参加者ら(高知市浦戸)

ステージでは、くるみ幼稚園(同市北竹島町)の園児がカボチャのお化けの衣装姿でかわいいダンスを披露。その後、人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」のキャラクターやお姫様に扮(ふん)した児童らと一緒に、海辺のプラスチック片や包装容器、木くずなどを拾った。

ティラノサウルスの着ぐるみで参加した佐川小2年の谷岡孝朔君(8)は「高知がちょっと、きれいになったかな。みんなに見られて楽しかった」と笑顔で話した。夜には、LED電球入りのランタンを打ち上げる企画も行われた。(山崎彩加)

森林や県産材に関心持って 高知市で「もくもくエコランド」 木の遊具人気

(高知新聞 2023 年 10 月 29 日掲載)

森林や県産木材への関心を高めてもらうイベント「もくもくエコランド2023」が28日、高知市の中央公園で始まった。県と県木材普及推進協会の主催。

木の球プールの中で遊ぶ子どもたち(高知市の中央公園)
木の球プールの中で遊ぶ子どもたち(高知市の中央公園)

県や業界団体、建設会社などが計50のブースを出展。県の森林環境税の使い道などを説明するパネルが並ぶほか、まな板や漬物だる、すのこといった木工製品の販売も行われている。

子どもたちに人気だったのは木の遊具。県産ヒノキやケヤキの球2千個ほどを詰めた1・5メートル四方のプールで寝転がってみたり、顔をうずめてみたり。スロープのおもちゃで何度も木の球を転がすなど、全身で木と触れあっていた。

間伐材を使った箸やスプーン、竹とんぼなどの工作教室も開かれ、親子連れらが熱心に作業に励んだ。

のこぎりで直径10センチほどの丸太切りを体験した、はりまや橋小2年の森光瑠可さん(8)=同市永国寺町=は「力を使って大変だったけど、年輪が重なっててきれいだった。木がちょっと好きになった」と話していた。(田代雄人)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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