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何でも「ママがいい!」まだまだ手が掛かります|子育て時間⑫ 4歳、1歳のママ・三宮由香利さん

何でも「ママがいい!」まだまだ手が掛かります|子育て時間⑫ 4歳、1歳のママ・三宮由香利さん

育児、家事、仕事のやりくりは?高知のパパ、ママにインタビュー

育児に家事、仕事…。限られた時間をどうやりくりしていますか?

高知のお父さん、お母さんの 1 日のスケジュールを紹介する「子育て時間」。今回は 4 歳と 1 歳の男の子を育てるママ・三宮由香利さん(土佐市)にお話を聞きました。

 

「子育て時間」はこちら

家族構成と仕事について

三宮さんは 36 歳。34 歳の夫と 4 歳の長男、1 歳 2 カ月の次男の 4 人家族です。東京で暮らし、夫の実家のある土佐市にUターンしました。近くに夫の両親が暮らしています。

仕事は会社員で、高知市のIT関連企業「SHIFT PLUS」で情報システムを担当しています。三宮さんは時短勤務で、夫はフルタイムで働いています。

1日のスケジュール

そんな三宮さんの 1 日のスケジュールがこちら。

6:00 起床。早ければ 5 時台に次男に起こされる。身支度、朝ご飯作り。先に次男に朝ご飯を食べさせる
6:30 長男、夫が起床
7:00 長男、夫と 3 人で朝ご飯。次男は横で遊んでいる。食べ終わったら準備
8:20 保育園に出発。夫が担当する日もある
8:30 子どもたちを送り届け、保育園を出発
9:30 出勤
15:30 退勤
16:20 帰宅。長男と次男のお迎えに行ってくれていた義母と合流

義母が子どもたちを見てくれている間に家事。保育園の着替えが多いので、洗濯が大変

17:00 晩ご飯を作り、ひとまず家事を終わらせる。次男が「おなかすいた」と言い始める
17:30 義母が帰り、次男に晩ご飯を食べさせる
18:00 長男と私が晩ご飯。終わったら、残りの家事を片付ける
19:00 お風呂。3 人ともお風呂好きなのでゆっくり入る
19:30~20:00 夫が帰宅。お風呂から出るタイミングに間に合うかどうか
20:30 次男を寝かしつけ。抱っこしたらすぐ寝てくれる

寝かしつけ後は長男と遊び、寝る支度。夫は作り置きのご飯を自分で温めて食べる

21:00 長男を寝かしつけ。私が離れると起きるので、一緒に寝てしまうことが多い

長男が寝た後に目が覚めたら、夫と話したり、テレビを見たり

22:00 就寝
22:00 以降 次男の夜泣きが最近多く、2~3 回は起きる。夫と協力して対応する

時間に追われないように「時短で働こう」と決めていました

三宮さんが「SHIFT PLUS」に入社したのは 2021 年 9 月。出産と引っ越しで前職を辞めてから、4 年ぶりに働き始めました。最初から「時短で働く」と決めていたことに加え、在宅ワークも認められていて、「毎日時間に追われてかつかつという感じではないです」。

それでも、4 歳と 1 歳はまだまだ手が掛かる時期。次男が生まれてからは、長男の“赤ちゃん返り”も経験しました。現在は長男が「何でも『ママがいい!』の時期」だそう。次男にご飯を食べさせていると、「僕も食べさせて」となって大変なので、今は次男だけ先に食べさせているそうです。

「夫がいても、『ママがいい』なので結局私がしないといけない。スケジュールはゆったりでも、そういうので手が取れられるなと思います」

気持ちに余裕がない時は「自分でやって」と言ってしまうそうですが、長男は「ママに甘えたかっただけー。甘えたいがー」とかわいく返してくるそう。「いつも甘えよるやん」と答えながら対応しています。

長男、次男と。「手は取られるけど、かわいいです」(三宮さん提供)
長男、次男と。「手は取られるけど、かわいいです」(三宮さん提供)

大人の手があると、本当にありがたい

「どちらかと言うと、長男に手が掛かる」そうですが、次男は好奇心旺盛。料理をしていると台所に入ってきて、引き出しを開けたり、ごみ箱に手を入れたり。「入ってこないようにゲージを閉めると大泣きされます。いたずらと大泣きと、どっちを選ぶか…みたいな」

そんな時の強い味方が、義理のお母さん。夕方の忙しい時間、家事が一段落するまでの間、家で子どもたちの相手をしてくれています。「私 1 人だと『テレビ見てて』となるところを、ずっと遊んでくれています。この間は子どもが馬乗りになっていて…。申し訳ないと思いつつ、大人の手があるのって本当にありがたいです」

これまでは専業主婦として子育てをしてきた三宮さん。仕事を始めて、「子育てが一番大変」だと感じています。「仕事が楽というわけでは決してないですが、大人同士だと話せば分かることが子どもには通じないし、危険がないようにと考えると気も抜けませんよね」

今は「仕事と子育てで気持ちを切り替えて、いいバランスで過ごせている」とのこと。「次男が絵本を持ってきて膝に座って『読んで』とアピールするのがめっちゃかわいいです。キッチンに持ってくるのは困りますけど…」。子どもたちに癒やされる毎日です。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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