白米しか食べない2歳児!おかずは少しずつ、少しずつ…|「ママと記者やってます」⑯
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
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「シチュー食べる」って自分で言ったじゃないですか…
次女が 2 歳 7 カ月になりました。イヤイヤ期も「今がピークかな?」というくらい、毎日イヤだイヤだと言っています。
ご飯の「イヤだ」も相変わらずです。この間は珍しく「シチュー食べる」と言ったので、よそって出すと、お皿をのぞき込んで「やっぱいらーん」。手を付けずに終わりました。
好き嫌いは激しいですが、それでも振り返ってみると成長を感じます。
1 歳 6 カ月での食事の様子を紹介したのは、このコラムの 2 回目でした。タイトルは「 1 歳児の食事。それは理不尽との闘い」。当時は混ぜご飯とおみそ汁しか食べず、隙を見てはお皿をひっくり返していました。
その後、おみそ汁は一切食べなくなり、混ぜご飯も拒否するようになりました。保育園の給食は完食しますが、家で食べるのは白米のみ!のりを巻いたおにぎりばかり食べる日が続きました。
おかずは諦めようと決めましたが、諦めきれるはずがない!一口でも食べてもらいたい!
というわけで、その日のおかずを見せて「きゅうり食べる?」「ハンバーグ食べる?」と話しかけることを続けました。次女は「食べたことのないものは食べない」と決めているようで、目で確認しては「いらーん」。どうしても食べてほしい時はおにぎりの中に隠して出しました。
2 歳を過ぎると、変化が出てきました。好奇心から「食べてみようかな」という気持ちも芽生えてきたようで、ウインナー、うどん、ちくわ、唐揚げ、スパゲティ(麺のみ)、オムライス…と食べられるものが少しずつ増えてきました。
しかし、一度食べたからと言って、次に必ず食べてくれるとは限りません。
「はい、唐揚げどうぞ」
「いらーん」
「えーっ、この間は喜んで食べたやん!」
「いらーん!」(お皿をひっくり返そうとするので、慌てて止める)
次女との食事はやっぱり理不尽!でも、「体にいいよ」と説得しても、「食べなさい」と強制しても通じないことだけは確かです。あくまで本人の「食べよう」という気持ちが大事なんですね。
「離乳食を食べてくれない」「野菜を食べてくれない」と悩んでいる方も多いと思います。解決策はなかなか見つかりませんが、白米しか食べなくなった 2 歳児も少しずつ、少しずつ成長しています。「一生このままということはきっとない」と信じて、お互い無理せずいきましょうね!