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子どもの習い事でイライラしないこつは…?|「ママと記者やってます」⑰

子どもの習い事でイライラしないこつは…?|「ママと記者やってます」⑰

毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム

ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。

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たった一言、変えるだけで

子どもの習い事。これほど分かりやすく親を悩ませ、イライラさせるものもないのでは…と思います。

まず習い事をさせるのか、させないのか。させるとしたら、何を習わせるのか。

長女が年少クラスに上がった頃から、保育園のお友達の習い事について、長女が話すようになりました。

「○○ちゃんはスイミングしゆうがやって」「△△くんは英語!」「お勉強に行きゆう子もおるよ」

そんな報告を聞くたびに、「うちもさせとかないと、お友達についていけなくなるかも」と焦ります。でも、習い事に連れて行く時間や月謝を考えると、あれもこれも…というわけにはいきません。

「どれか一つ」と考え、ピアノに決めました。私が習っていたこともあり、「将来、一緒に弾きたいな」と思ったのが理由。長女も賛成し、音楽教室に通い始めました。

5分でいいから、毎日弾いてほしいです
5分でいいから、毎日弾いてほしいです

最初はその場で弾ける簡単な曲ばかりでしたが、だんだんと家で練習が必要な曲へと進んでいきます。ところが、教室には喜んで通うのに、家ではさっぱり練習しません。

練習しないのに、うまく弾けないとかんしゃくを起こします。教室でも機嫌を損ねて、弾くのをやめるということが続きました。

こうなると、「お金」が頭をよぎります。「月謝払いゆうのに」と思い、余計にイライラ。「真面目に練習しなさい!」「練習せんがやったら、教室やめなさい!」。ピアノのそばで仁王立ちし、怖い顔をする私。音楽は「音を楽しむ」と書くのに、ちっとも楽しくない…。

そんな折、取材先でこんな話が出ました。「物は言いよう。『おもちゃ片付けなさい』と言っても片付けないけど、『大事なおもちゃをここに置いて』と言うと持ってくる。最終的に片付けにつながるんですよ」

いいことを聞いたと思い、「練習しなさい」を言い換えることにしました。

 

私「お母さん、今から○○(長女の名前)のピアノ聴きたいなー」

長女「ほんと?弾いちゃお!」(目を輝かせて、いそいそとピアノへ)

私(え?これだけで?)

 

この日から、機嫌よく練習するようになりました。練習するうちに、「弾けるようになるには練習が必要」ということも分かってきたようです。

なるほど、「物は言いよう」ですね。こんなに分かりやすく単純で、この子は大丈夫なのか…とちょっぴり心配ではありますが、一緒に弾ける日を楽しみにしています。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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