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「親がウザい」って早くない？！小学2年生の長女との新しい関係｜「ママと記者やってます」㊺
毎日が体力・気力勝負！ 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 2 年生と年中児の姉妹。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
このところ、小学 2 年生の長女と衝突することが増えました。このままではよくないと受講した親子向けの思春期講座。気持ちを把握するチェックリストで、長女が印を付けたのが「親がウザい」でした。親がウザいって、まだ早くない？！
これまでのコラムはこちら
「おかあさーん！」と駆け寄ってくれていた長女が時々、かわいくないんです
小学 2 年生の長女の 2 学期が終わりました。秋から冬にかけて、私への態度がちょっと変わってきたなと感じます。一言でざっくり言うと、「時々、かわいくない！」。
例えば、参観日などで学校に行った時。以前は「おかあさーん！」と笑顔で駆け寄ってきたのに、そっけない態度。お友達の方が「○○ちゃんのおかあさーん！」と笑顔で寄ってきてくれます。
家では甘えてきますが、時々、「は？知らんし」といった冷めた反応をされます。
生活や宿題で注意をすると、盛大にため息をつき、「もーっ！言われなくても分かってます！」と逆ギレされることも。私もカチンときて、「何よ、その態度は！」とけんかになってしまいます。
この感じ、思春期の中学生みたい。まだ小学 2 年生なのに…。
「思春期のこころ」を知るチェックシート、長女の印は？
どうしたものかと困っていた時に、助産師さんによる「思春期講座」を取材することになりました。小学生、中学生の親子向けと聞き、「ちょっとお母さんに付き合ってよ」と長女を誘ってみました。
講座では「いのちのおはなしキャラバン隊！土佐姉妹」の助産師さんお二人が、思春期の体と心の変化を説明してくださいました。長女は「ふーん」という顔で聞いています。
ワークで渡されたのは「思春期のこころ」を知るチェックシート。長女が印をしていきます。
なんと、「親がうるさい（うざい）」にチェックが…！
そうか、ウザいと思われていたのか…、もうそういうお年頃なのか…と妙に冷静になりました。
思春期の体の変化は、早ければ小学 2 年生から始まるそうです。心の変化はその後からやってくるそうですが、その兆しは親が「思春期」と認識するずっと前からあるのかもしれません。
講座では「イライラしたり、親がウザいと思っても大丈夫だよ。悪いことじゃないよ」と何度も説明してくださいました。
長女がどこまで理解できているかは分かりませんが、第三者の方が伝えてくださると、親も子も落ち着きます。「ウザい」と思われていることを自覚しながら、また普段通りに過ごしています。
「プレゼントはお父さんとお母さんが用意してるんじゃない？」
秋から冬にかけて、驚いたことがもう一つありました。クリスマスについて、長女に質問された時のこと。
「お母さん、サンタさんって世界中の子どもにプレゼントを配ってるんでしょ？子どもが多過ぎて、買うのも配るのも無理じゃない？だから、サンタさんがそれぞれのお父さんとお母さんにお願いして、お父さんとお母さんがプレゼントを用意してるんじゃないかな！」
「おーっ、ほぼ正解！素晴らしい！」と褒めてあげたいところですが、まだまだサンタさんを楽しみたいのでごまかしました。
小学 2 年生はまだまだ子どもですが、大人びたところが時々顔をのぞかせます。親にべったりかと思えば、親の手を離そうとする時もあります。
そんな成長がうれしくもあり、寂しくもあり。よちよち歩いて抱きついてきてくれた頃を懐かしみながら、いい親子関係を築いていくため、親がよく考えていかねば…と思う今日この頃です。
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