参観日で手を挙げるようになった小学3年生!張り切って発言しましたが…?|「ママと記者やってます・54」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
わが子が小学校に上がり、楽しみにしているのが授業参観です。小学 3 年生になって、授業でよく手を挙げるようになった長女。今回も張り切って発言しましたが…?
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1年生の時はほとんど手を挙げず…
長かった夏休みが終わり、2 学期が始まりました。児童クラブのお弁当やドリルの用意などから解放され、「小学校ってありがたい…」と思う毎日です。
長女の小学校では 9 月に参観日がありました。親としては、わが子の普段の様子が見られる貴重な機会。毎回、楽しみにしています。
実は長女、参観日では全く手を挙げない子でした。
1 年生の時は特に、「そこは答え、分かるでしょ」という問題にも無反応。担任の先生が「今日、まだ手を挙げていない人はいるかな?声が聞きたいな」なんて促してくださっても、無反応。
どうして手を挙げないのかを尋ねても、「うーん、分かんない!」。
2 年生になると、1 時間に 1 回くらいは手を挙げるようになりました。
たまにしか手を挙げないので、先生が気を利かせてさっと当ててくださいます。
1 回答えると、振り返って私の顔を見ます。「発言しましたよ」という表情をして、あとは黙って授業を聞いていました。
部屋にいる時に地震が発生!身の回りに起こる危険とは?
先日の参加日の授業は「防災」がテーマ。通学路、教室、公園など、小学生の日常生活が描かれた絵本の挿絵を見ながら、「地震が来た時、どんな危険が起こると思う?」「どうやって身を守る?」と先生が問いかけていきました。
長女にとって答えやすかったのか、授業の冒頭から元気に手を挙げています。よしよし。
「男の子が自宅のリビングでゲームを楽しんでいる時に揺れが来た」という場面になりました。子どもたちが一斉に「はい!」。長女も手を挙げました。
「棚が倒れる!」「窓ガラスが割れてけがをするかも」「ドアが開かなくなるかもしれない」…。
友達と答えが同じ場合は、座っていきます。ほぼ出尽くしたのに、まだ立っている長女。おいおい、他に何かある?
当てられた長女は、おもむろに話し始めました。
「部屋に植木があります。植木が倒れるかもしれません」
うん、それは別のお友達が話したような…。
「もし、植木に水をあげたばかりだったら、土が水でぐちゃぐちゃになっています。そのぐちゃぐちゃになった土が地震で揺れて床にまけたら、歩けなくなって大変だと思います」
えっ、そこ?!
長女は泥んこ遊びが大の苦手。保育園では「汚れるからやらない」と拒否するほどでした。
水をあげたばかりの土が床に散乱したら、長女にとっては泥んこ状態。確かに君は歩けないと思うが、一般的にその答えはどうだろう…。
他のお友達も「???」となっているところ、先生は「そうだね。地震が来たら床に物が散乱するよね。踏んでけがをするかもしれないから、気をつけないとね」。
優しくフォローされ、満足そうに腰を下ろした長女でした。
スケジュールは要確認…!
子どもの様子はもちろん、先生の“プロの技”を見られるのも参観日が好きな理由です。
あれこれしゃべる子どもたちの発言を拾い、反応を確かめながら授業を展開し、その時間の目標までいかに楽しくたどり着くか。子ども時代にはもちろん持てなかった視点で、授業ってすごいなぁ、面白いなぁと思います。
わが家では来年度、次女が入学します。長女の授業をじっくり参観できるのもあとわずか。大事にせねば…。
次回の参観日は 10 月というお手紙が来ました。手帳を開くと…、あれ?仕事が入ってる!
年度始めにも小学校からは年間行事予定表が届いているのに、「2 学期はまだいいか」と確認を怠り、予定を入れてしまった私。なんという痛恨のミス!!
長女に謝ると、「はぁ…、まったく…。まぁ、いいけど」。私に似た口調で、盛大なため息をつかれました。
小学生の親はスケジュール管理が大事ですね。反省です。