【イチ押しニュース】桂浜水族館にコツメカワウソが仲間入り
高知市浦戸の桂浜水族館にコツメカワウソのダンデとフクが仲間入りしました。閉館した「京急油壺マリンパーク」(神奈川県三浦市)から引き受けたそうです。
10 年ほど一緒に暮らし、長年寄り添った夫婦のようだという 2 匹。カメラを見つめる表情もかわいいですね。
コツメカワウソ2匹が仲間入り ダンデとフク 高知市の桂浜水族館 京急油壺マリンパークから引っ越し
(高知新聞 2021 年 11 月 7 日掲載)
高知市浦戸の桂浜水族館にこのほど、コツメカワウソ2匹が仲間入りした=写真。雄のダンデ(12)=左=と雌のフク(12)=右。老朽化などに伴い、9月末で閉館した神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」からやって来た。
2匹は10年ほど一緒に暮らしてきたそうで「離れ離れになるのはかわいそうと思い、ペアで引き受けた」と秋沢志名館長(49)。ダンデは物おじしない性格で今回の引っ越しにも動じる様子はない。フクは控えめな性格で、いつもダンデの後ろをついて回っているという。
飼育担当の丸野貴也さん(27)は「長年寄り添った夫婦のよう。桂浜水族館には1歳のコツメカワウソもおり、動きや体格の違いを比べてほしい」。2匹は、アシカプール近くの専用スペースで仲良く愛嬌(あいきょう)を振りまいている。(坂本出)
この記事の著者
ココハレ編集部
部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。