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モネの庭マルモッタン|画家クロード・モネが愛した風景を北川村に再現

モネの庭マルモッタン|画家クロード・モネが愛した風景を北川村に再現

青いスイレン、地中海の町…モネが愛した風景を歩き、季節の花を楽しめます

安芸郡北川村の「モネの庭マルモッタン」は、印象派の画家クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーのモネの庭を、高知の自然の中に再現しています。ジヴェルニーから株分けされたスイレンが咲く「水の庭」、画家のパレットのような色彩を再現した「花の庭」に加えて、2020 年 4 月には地中海の町をテーマにした「ボルディゲラの庭」が新たに完成しました。

園内にはアスレチックの遊具がある「遊びの森」があります。ベビーカーでゆったり散策でき、親子で季節の花を楽しみながら散策できます。

 

新型コロナウイルスの感染予防で、来園者にはマスクの着用を呼び掛けています。来園者同士の間隔を 1 メートル以上保ち、手洗いや手指の消毒も行ってください。

お子さま連れの方へ

ベビーカーは園内で利用できます。

おむつ台は園内 4 カ所の多目的トイレにあります。

授乳室は園内にありません。

施設概要

施設名 北川村モネの庭マルモッタン
運営 株式会社きたがわジャルダン
所在地 高知県安芸郡北川村野友甲1100
電話番号 0887-32-1233
利用時間 9:00~17:00(入園は 16:30 まで)

休園日 毎週火曜日(祝日の場合は営業)、冬期メンテナンス期間(2020 年 12 月 1 日~2021 年 2 月末日)
4 ~6 月は無休です。2020 年は 7 ~ 11 月も無休です。
ご利用方法 ■入園料
大人(高校生以上) 730 円
小人(小中学生) 310 円
小学生未満は無料です。

飲食の持ち込みはご遠慮ください。
駐車場 無料。約 100 台駐車できます。
URL https://www.kjmonet.jp/

マップ

詳細情報

高知市内から1時間半で到着

モネの庭は安芸郡北川村にあります。高知市内からだと、車で約 1 時間半。国道 55 号を東へ進み、奈半利町に入ると、左手に大きな看板があります。北に入って道なりに 2 キロほど進むと、到着します。

園内は駐車場を挟んで、「水の庭」「ボルディゲラの庭」と、「花の庭」やギャラリー・ショップエリアに分かれています。駐車場の手前にチケット売り場があります。

国道55号の看板が目印
国道55号の看板が目印
駐車場。100台分あります
駐車場。100台分あります
チケット売り場から、「水の庭」に進みます
チケット売り場から、「水の庭」に進みます

「水の庭」 モネが描いたスイレンが咲いています

モネは列車の窓から見たジヴェルニーの景色に心を奪われ、43 歳で移り住み、理想の家と庭を造りました。ジベルニーの庭が創作の原点となったそうです。

「水の庭」ではモネが描いたスイレンの咲く池が再現されています。モネの愛した風景を維持するため、毎週火曜日に一日かけて、スタッフが池の手入れをしているそうです。

青いスイレンはモネが開花を夢見ながら、咲かせることができなかった花です。熱帯性で、6 月中旬から 10 月下旬まで楽しめます。ピンクや赤のスイレンは温帯性で、 4 月下旬から 10 月上旬まで楽しめます。ピークの 8 月頃には熱帯性と温帯性を合わせて、池全体で 300 輪ほどが咲き誇るそう。花が開花する午前中の観賞がおすすめです。

池の周りには柵などがありませんので、小さいお子さんは注意してください。

撮影に訪れたのは長雨の後。雨が続くと、一時的に花の数が減るそうです
撮影に訪れたのは長雨の後。雨が続くと、一時的に花の数が減るそうです
ピンクのスイレンは温帯性
ピンクのスイレンは温帯性
モネの絵が再現されています
モネの絵が再現されています
青いスイレンと赤いスイレン(2019年撮影)
青いスイレンと赤いスイレン(2019年撮影)
池の周囲にはベンチもあります
池の周囲にはベンチもあります
季節の花も楽しめます
季節の花も楽しめます
夏に咲くリコリス。ヒガンバナの仲間です
夏に咲くリコリス。ヒガンバナの仲間です

幸せを呼ぶ「ブルー・ビー」

7 ~ 9 月は「ブルー・ビー」と呼ばれる青いハチが園内を飛びます。ミツバチ科のナミルリモンハナバチで、青い鳥にちなんで「幸せを運ぶ」と言われています。

取材した日は、「水の庭」の手前に咲いているルドベキアという黄色い花の周囲を飛んでいました。見られる場所をチケット売り場で案内していますので、ぜひ探してみてください。

青いハチ「ブルー・ビー」
青いハチ「ブルー・ビー」
黄色いルドベキアの周囲を飛んでいました
黄色いルドベキアの周囲を飛んでいました

「ボルディゲラの庭」の前に、一休み

「水の庭」から「ボルディゲラの庭」へは、メタセコイヤの小道を進みます。木陰の下は夏でも涼しく、気持ちよく散策できます。

多目的トイレがあり、おむつ替えもできます。自動販売機もありますので、ちょっと一休み。

メタセコイヤの小道
メタセコイヤの小道
園内のトイレ
園内のトイレ
多目的トイレでおむつ替えができます
多目的トイレでおむつ替えができます
自動販売機もあります
自動販売機もあります
ちょっと一休み
ちょっと一休み

「遊びの森」

一休みしたら、「遊びの森」へ。ブランコ、うずまき型のすべり台、アスレチックがあり、体を動かして遊べます。

中央には綱があり、綱引きができます。休日、お父さんと子どもが楽しんでいるそうです。

木の平均台。割と長いです
木の平均台。割と長いです
アスレチック
アスレチック
揺れます
揺れます
綱引きができます
綱引きができます

地中海の町を再現 「ボルディゲラの庭」

「遊びの森」を過ぎると、風景が森から、白い石の世界へとがらっと変わります。「ボルディゲラの庭」です。ボルディゲラは北イタリアの町。モネがルノワールとスケッチ旅行にでかけた際に魅了され、その後の作風を変えるきっかけにもなったそうです。

このエリアには樹齢 100 ~ 300 年のオリーブや、ヤシ、レモンの木などが植えられていて、地中海の風景を楽しめます。丘の上には「リヴィエラの小屋」と呼ばれる休憩スペースがあり、土日はカフェを営業しています。コーヒー、アイスコーヒーのほか、ブラッドオレンジ、ユズジュース、青空ソーダがあります。

小屋からは太平洋も望め、リゾート気分を満喫できます。

風景は地中海へ
風景は地中海へ
こちらでもモネの絵が再現されています
こちらでもモネの絵が再現されています
レモンの木があります
レモンの木があります
樹齢300年のオリーブ
樹齢300年のオリーブ
休憩ができる「リヴィエラの小屋」
休憩ができる「リヴィエラの小屋」
土日はカフェを営業しています
土日はカフェを営業しています
ゆったりと過ごしてください
ゆったりと過ごしてください
「ボルディゲラの庭」の先には遊歩道と展望台があります
「ボルディゲラの庭」の先には遊歩道と展望台があります

「花の庭」へ

駐車場を挟んで反対側には、「花の庭」とギャラリー・ショップエリアがあります。「花の庭」では季節の花々を楽しめます。噴水があり、子どもたちに喜ばれています。

ルートには階段がありますが、ベビーカーや車いす用にスロープも設置されています。

「花の庭」へ
「花の庭」へ
「モネの庭」が誕生した経緯を紹介しています
「モネの庭」が誕生した経緯を紹介しています
2階がギャラリーで、1階がショップ
2階がギャラリーで、1階がショップ
「花の庭」では季節の花々が楽しめます
「花の庭」では季節の花々が楽しめます
噴水を眺めながら一休み
噴水を眺めながら一休み
園内の花はハウスで育てられています
園内の花はハウスで育てられています
販売もしています
販売もしています

おすすめの季節の花

園内の植物は 1000 種 10 万本とのこと。季節ごとに風景を美しく演出しています。

チューリップは 3 月中旬から 4 月中旬。「水の庭」近くの丘と「花の庭」で楽しめます。

バラの見頃は 5 月中旬から 6 月初旬。園内全体で 200 種 500 本が咲き、「水の庭」にあるバラのアーチも美しく彩られます。

チューリップは3月中旬から
チューリップは3月中旬から
バラは5月中旬から6月初旬がおすすめ
バラは5月中旬から6月初旬がおすすめ

散策の後はグルメ

散策の後はおなかを満たしましょう!「花の庭」が見下ろせるテラスには、レストラン「カフェモネの家」と手作りパン工房が隣接しています。レストランでは北川村の食材を使った料理が楽しめます。お子さまランチもありますよ。

手作りパン工房では北川村特産のユズを使ったパンやシフォンケーキが味わえます。スタッフのおすすめは「ユズかけソフト」。バニラのソフトクリームにユズ果汁をさーっとかけています。バニラの甘みと、ユズのさわやかさが意外にマッチ。350 円です。溶けやすいので、お子さんは注意してください。

手前がレストラン
手前がレストラン
レストランの左奥が手作りパン工房
レストランの左奥が手作りパン工房
おやつにぴったり
おやつにぴったり
アマビエパンもありました
アマビエパンもありました
ユズかけソフト。溶けやすいのでご注意を
ユズかけソフト。溶けやすいのでご注意を

トイレ

駐車場とショップエリアにもトイレがあります。駐車場の多目的トイレではおむつ替えができます。

駐車場のトイレ
駐車場のトイレ
多目的トイレはかわいい内装でした
多目的トイレはかわいい内装でした

職員さんから一言

広報スタッフ 西山純子さん

モネの庭では四季折々の花々が咲き誇ります。そのお花たちがほぼ無農薬で育てられているおかげで、園内にはいろいろな生き物もたくさん住んでいます。絵画のような美しい風景を楽しむだけでなく、小さな昆虫たちを探してみるのもおすすめです。

子どもと一緒に庭をお散歩する中で、階段を一人で登れるようになったり、お花や虫の名前が言えるようになったり、水の鏡に映る雲を発見できたり…という子どもの成長を感じながら、「モネの庭」ですてきな家族の思い出をつくってもらえるとうれしいです。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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