高知市の浅井産婦人科が3年ぶりにお産の取り扱いを再開!「無痛分娩」も始めます
出産は人生の一大イベント。どこでどんなスタイルで赤ちゃんを産むかは、妊婦さんや家族にとって大事な選択です。
高知市の浅井産婦人科・内科が 3 年ぶりにお産の取り扱いを再開しました。高知大学医学部出身の大黒太陽さんが 2 代目院長に就任。妊婦さんのニーズが高い「無痛分娩」もスタートさせるそうです。
高知県内でお産を扱う医療機関は 10 施設に増えました。地域で安心して出産できる選択肢が広がることで、他の医療機関の負担軽減も期待されています。
高知市の浅井産婦人科、3年ぶりにお産を再開 ニーズ高い無痛分娩も導入 出産の選択肢を広げる
(高知新聞 2026 年 7 月 3 日掲載)
高知市の浅井産婦人科・内科(一宮東町1丁目)が今春から3年ぶりにお産の取り扱いを再開した。高知大学医学部付属病院の勤務医だった大黒太陽さん(36)が2代目院長に就任。ニーズが高い無痛分娩(ぶんべん)にも取り組む。県内で分娩施設が減る中での再開は、妊婦が安心して出産できる選択肢を広げるとともに、他施設の負担軽減につながることも期待されている。
「浅井産婦人科・内科」は前院長の浅井政房さん(80)が1993年に開院。多い時は年間約300人、これまでに計1万人以上の赤ちゃんを取り上げてきた。早朝から夜中まで対応し、県外に出たのは「日帰りで一度きり」。地域のお産を長く支えてきたが、体調を崩したこともあって2023年から休止した。
そこで「継承」を申し出たのが18年に浅井さんの三女、督子さん(36)と結婚した大黒さん=同市出身=だった。16年に高知大医学部を卒業して産婦人科医となり、同部付属病院で経験を積んできた。
「いずれは開業して地域医療を支えたいと思っていた」と大黒さん。院長に就いて初めて取り上げたのは5月に生まれた自身の長女、千暖(ちはる)ちゃんだった。6月末の1カ月検診では、身長や体重を測定し、督子さんの体の回復状態もチェックした。
7月からは出産時の痛みを麻酔で和らげる「無痛分娩」も始める。大黒さんは24年から1年間、周産期医療を専門とする国内最大規模の病院、国立成育医療研究センター(東京)でノウハウを学び、昨年は高知大医学部付属病院で県内初の実施に携わった。「毎月30件のお産が目標。うち10件は無痛分娩に取り組みたい」と意気込む。
産婦人科は受診のハードルが高いとされるが、大黒さんは「一人一人と長いお付き合いができるのが地域の病院の良さ。お産だけでなく、生理や更年期の悩みなど気軽に相談してもらえたら。地域の妊婦や患者に寄り添う身近な病院でありたい」と話している。
この記事は高知新聞PLUSで公開されています。続きはこちらから
この記事の著者