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マグネットパズルの破損に注意!磁石の誤飲事故が相次いでいます

人気の知育玩具「マグネットパズル」の中に入っている磁石を幼児が誤って飲み込んでしまう事故が相次いでいると、国民生活センターが注意を呼び掛けています。

マグネットパズル自体は飲み込めない大きさですが、破損すると、中の強力な磁石が外に出てしまう可能性があります。複数個を飲み込み、胃や腸に穴が空いた事例もあるそうです。お子さんが遊ぶ前には、壊れていないか確認しましょう。

マグネットパズル、誤飲に注意 内臓に穴が開く例も

国民生活センターが、子どもが使用する際の注意を呼び掛けている「マグネットパズル」
国民生活センターが、子どもが使用する際の注意を呼び掛けている「マグネットパズル」

(高知新聞 2022 年 2 月 18 日掲載)

「マグネットパズル」と呼ばれる玩具が破損し、内蔵された強力な磁石を幼児が誤飲する事故が相次いでいるとして、国民生活センターは17日、注意を呼び掛けた。胃や腸に穴が開いたケースもあり、担当者は「子どもが使う際は破損がないことを確認してほしい」と訴えている。

マグネットパズルは三角形や四角形などのパーツを組み合わせて、好きな図形や立体形を作って遊ぶ玩具。縦横数ミリのネオジム磁石が複数入っており、パーツ同士を近づけると磁石が引き合う仕組みになっている。

センターによると、岐阜県で2020年11月、嘔吐(おうと)して病院でエックス線検査を受けた4歳女児の胃に3個の異物が見つかった。その日、パズルが壊れて内部の磁石がなくなっていることに家族が気付いた。手術で磁石を摘出したが、胃と腸管壁に穴が開いていた。21年9月には静岡県でも2歳の男児が誤飲する事故が起きている。

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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