【イチ押しニュース】むろと廃校水族館が当日券を単語カード型にリニューアル。海の生物が日替わりで登場します
室戸市のむろと廃校水族館が大人用当日券をリニューアルしました。ブリやウミガメなど、海の生物 51 種類がデザインされたカード型で、集めれば単語カードとしても使える工夫がされています。デザインは日替わりとのことで、全種類集めたくなりますよね。
むろと廃校水族館は開館以来、じわじわ人気を集め、今や全国的に注目される施設です。それも、次々と繰り出される楽しいアイデアあってこそのこと。これからも目が離せません。
海の生物、日替わり51種 チケットを単語カード型に むろと廃校水族館で5/7から
(高知新聞 2022 年 5 月 7 日掲載)
室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館が7日、大人用当日券(高校生以上)を、ブリやウミガメなどがデザインされたカードタイプにリニューアルする。海の生物51種類が日替わりで登場。集めれば単語カードのように楽しめる工夫も凝らされている。
これまでは、ブリやサバがデザインされたシール形式だったが、若月元樹館長(47)が増刷するタイミングで新形式を考案した。新チケットの表には海の生物の姿をカラーで印刷。裏には名前のほか、「匂いで家族をかぎ分ける」(ゴンズイ)、「おいしいのにどうしてこんなに安いんだ」(シイラ)など簡単な解説や思わずクスッと笑えるひと言が記されている。
チケットにはリング穴が開けられ、単語カードのようにコレクションできる。どんな生物のチケットかは公表せず、来館してからのお楽しみとなる。今後、種類を増やしていく予定。
子ども用当日券(小中学生)も切り替える計画で、若月館長は「たくさん〝登校〟してカードを集め、単ギョカードにしていろんな魚を覚えてほしい」と話していた。(板垣篤志)