休校中のお昼ご飯に。焼き肉弁当を無料配布
高知県内では11日、多くの小中学校が再開しましたが、高知市、南国市、吾川郡いの町では休校が続いています。休校中の子どもがいる保護者のの悩みの一つが「お昼ご飯」。大変な家庭を応援しようと、焼き肉店「牛藩」の北本町店が焼き肉弁当の配布を始めました。土曜、日曜を除いて22日まで、小学生以下は無料だそうです。
弁当で子ども元気に! 高知市の焼き肉店「牛藩」が配布
(高知新聞2020年5月12日朝刊より)
休校中の子どもの昼食に悩む家庭を応援しようと、高知県内外で4店舗を展開する焼き肉店「牛藩」の北本町店(高知市北本町4丁目)は11日、焼き肉弁当の配布を始めた。「牛藩子供食堂」と題し、22日まで小学生以下は無料、中学生以上200円で提供する(16、17日は除く)。
新型コロナウイルス禍の下、「地域密着の飲食店として何か支援を」と企画した。「カルビ弁当」「ねぎ塩豚バラ弁当」の2種類。山本悠童(ゆうどう)副社長(35)は「休校中の弁当作りが大変、というお客さんの話がヒントになった。スタミナ満点の弁当で免疫力を高めてもらえれば」と話している。
11日は200食を用意。準備と配布には他店の店長も応援に駆け付けた。4歳、4カ月の娘2人を連れて来店した女性(33)は「毎日、昼ご飯を作るのは大変なので助かります。手作りばかりだと子どもも飽きるし、気分転換にもいいですね」と話していた。
弁当は、正午から牛藩北本町店駐車場で配布する。各日先着200食。(谷沢丈流)
この記事の著者
ココハレ編集部
部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。