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朝ドラ「あんぱん」のモデル・やなせたかしさんと暢さんが出会った高知新聞の「月刊高知」とは?暢さんの生い立ちは?|「やなせたかし はじまりの物語」で夫妻の歩み、秘蔵エピソードを紹介しています

朝ドラ「あんぱん」のモデル・やなせたかしさんと暢さんが出会った高知新聞の「月刊高知」とは?暢さんの生い立ちは?|「やなせたかし はじまりの物語」で夫妻の歩み、秘蔵エピソードを紹介しています

2025 年春スタートのNHK連続テレビ小説「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親で漫画家のやなせたかしさんと暢(のぶ)さん夫妻がモデル。ヒロイン・朝田のぶを今田美桜さん、夫となる柳井嵩を北村匠海さんが演じています。

ドラマでは 2 人は幼なじみとして描かれていますが、やなせさんと暢さんが出会ったのは戦後の高知新聞社。総合雑誌「月刊高知」の編集部でやなせさんが一目ぼれしました。

夫妻の歩みをひもとくムック「やなせたかし はじまりの物語」が高知新聞社から発売されました。やなせさんと暢さんの生い立ちや「月刊高知」での仕事ぶり、結婚後の生活など、高知新聞の担当記者が総力取材。秘蔵写真とエピソードが満載です。

史実を踏まえながら朝ドラを楽しみたい人におすすめ!毎朝のお供にいかがですか?

抽選で5人にプレゼント!

ココハレでは抽選で 5 人に「やなせたかし はじまりの物語」をプレゼントします。応募締め切りは 5 月 6 日(火・振替休日)。詳しくはこの記事の最後をご覧ください。

やなせさんと暢さんの出会いは戦後の高知新聞社…秘蔵写真たっぷりでお届け

やなせさん、暢さん夫妻が朝ドラのモデルになると発表されたのは 2023 年 10 月。多くの高知県民が「らんまん」に続くビッグニュースに沸きながら、こうも感じました。

「やなせさんは知ってるけど、暢さんってどんな人?」

高知新聞では県民の疑問に応えるべく、担当記者が暢さんの人生をたどり、記事で紹介してきました。ココハレでもその一部を紹介しています。

朝ドラ「あんぱん」のモデル・暢さんってどんな人?|やなせたかしさんとの出会いは高知新聞社!ドラマの見どころは?「あんぱん」担当記者に聞きました

「やなせたかし はじまりの物語」では担当記者がこれまでの取材をさらに掘り下げ、夫妻の歩みをひもときました。

プロローグの言葉がこちら。

「はじまりは高知新聞 新人記者 運命の出会い」

何ともドラマチック!!

夫妻の出会いは高知新聞社でした
夫妻の出会いは高知新聞社でした

高知新聞社に残る膨大な資料から、夫妻が出会った 1946 年当時の新聞社や 2 人の仕事ぶりなどを秘蔵写真とともに紹介しています。

やなせさんが入社後すぐに連載した漫画連載「タマ吉とネギ子」など、貴重な資料も掲載されています。

「ハチキン」「おてんば」だった暢さんは実は大阪生まれ…朝ドラは史実も楽しみながら

暢さんについて、やなせさんは生前、こう語っています。

「土佐弁で言うハチキン、おてんばだった」

朝ドラでは高知生まれの子どもとして描かれていますが、実際の出生地は大阪市天王寺区でした。

「やなせたかし はじまりの物語」では、「暢さんファミリーヒストリー」のコーナーで、安芸市出身の父親の歩みや、やなせさんと出会う前の結婚生活、高知新聞社に入社後のエピソードを振り返りました。

「暢さんファミリーヒストリー」は必見!写真も満載です!
「暢さんファミリーヒストリー」は必見!写真も満載です!

やなせさんの生い立ちでは、幼い頃に父親を亡くして南国市後免町の伯父宅に預けられた複雑な家庭環境や、ドラマで北村さんも演じている弟への思いなどを紹介。今後描かれる戦争で感じた「正義」についても、やなせさん自身の言葉とともに触れています。

アンパンマンの原点を感じられる夫妻のヒストリーです。

2人が奮闘した「月刊高知」を復刻!貴重な資料です!

やなせさんと暢さんが出会ったのは高知新聞社が創刊した総合雑誌「月刊高知」の編集部でした。

編集部には暢さんが先に所属していて、やなせさんが一目ぼれしたそうです。

やなせさんが撮影したとみられる暢さんの写真も掲載されています
やなせさんが撮影したとみられる暢さんの写真も掲載されています

「月刊高知」について、やなせさんは「表紙からカット、挿絵、取材、座談会の司会、すべてやりました」と後に記しています。

「やなせたかし はじまりの物語」では 2 人が担当した「月刊高知」を復刻。やなせさんが描いた表紙や創刊号の漫画のほか、暢さんが手がけた「おしゃれとくほん」などが解説とともに掲載されています。

やなせさんが描いた表紙や漫画に登場する女性は暢さんに似ていて、一目ぼれからの愛が伝わってきます。

1970年、50代のやなせさんと暢さん。ラジオドラマから生まれた映画「やさしいライオン」が公開され、数々の賞に輝きました(「やなせたかし はじまりの物語」より)
1970年、50代のやなせさんと暢さん。ラジオドラマから生まれた映画「やさしいライオン」が公開され、数々の賞に輝きました(「やなせたかし はじまりの物語」より)

「月刊高知」は 1950 年 9 月で最終号を迎え、その後は一般に知られることはほとんどありませんでした。

再び注目が集まったのは「あんぱん」がきっかけ。ムックの編集を担当した高知新聞報道部の村瀬佐保記者は「今田さん、北村さんが役作りで高知新聞社を訪問した際に見てもらい、『 2 人が情熱を注いだ雑誌を再び多くの人に見てもらいたい』と思い立ちました」と語りました。

高知新聞の村瀬佐保記者。今田さんと北村さんが来社した際には資料を説明しました
高知新聞の村瀬佐保記者。今田さんと北村さんが来社した際には資料を説明しました

村瀬記者はこれまで知られてこなかった暢さんの生い立ちや生き方に迫るだけでなく、戦後の女性記者たちの姿も取材しました。

「暢さんは戦後初の女性記者として採用され、活躍しました。先輩たちが焦土の高知で文化の花を咲かせようとした思いにも触れてみてください」

やなせさんと暢さんの歩みや若き日の奮闘ぶりを、後輩記者たちが尊敬の念を込めてご紹介した「やなせたかし はじまりの物語」。ぜひご覧ください!

 

やなせたかし はじまりの物語

  • 体裁:A4 判 76 ページ
  • 価格:990 円
  • 取り扱い:県内書店、高知新聞販売所、Amazonほか
  • 問い合わせ先:高知新聞社アーカイブ企画部( 088-825-4333=平日 9:00~17:00 )

抽選で5人にプレゼント!5/6(火・振替休日)締め切りです

ココハレでは発売を記念し、抽選で 5  人に「やなせたかし はじまりの物語」をプレゼントします。

プレゼントの応募はココハレのLINE公式アカウントで受け付けています。

  • プレゼント:「やなせたかし はじまりの物語」
  • 当選数:5 人
  • 締め切り: 2025 年 5 月 6 日(火・振替休日)

応募方法

ココハレのLINE公式アカウントのトーク画面を開き、「応募者の氏名」「あんぱん」を個別に書いてメッセージを送ってください。

自動返信される専用フォームからご応募ください。フォームに入力後、応募完了となります。

「氏名」と「あんぱん」は個別で送ってください
「氏名」と「あんぱん」は個別で送ってください

上のスマホ画像のように、「応募者の氏名」と「あんぱん」を個別で送らなかった場合はフォームが送信されません。

氏名の後に送る文字は「あんぱん」のみの記載でOKですので、ご注意ください。

当選者にのみ 5 月中旬ごろ、LINEでご連絡します。ブロックした場合は対象外となりますのでご注意ください。

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締め切りは 5 月 6 日(火・振替休日)です。たくさんのご応募をお待ちしています!

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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