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産婦人科の専門医を目指す「産科専攻医」が7人誕生!「高知のお産の力になりたい」と頑張っています

産婦人科の専門医を目指す「産科専攻医」が7人誕生!「高知のお産の力になりたい」と頑張っています
産婦人科医を目指して研修に励む専攻医ら(南国市岡豊町小蓮の高知大学医学部付属病院)

産婦人科の専門医を目指す専攻医が 2025 年度、高知県内に 7 人誕生しました。産婦人科の専攻医は近年、多くて 3 人、2024 年度はゼロでした。周産期医療の医師不足が続く中、明るい話題となっています。

7 人は高知大学医学部付属病院、高知医療センターで 3 年間の研修をスタートさせました。「暮らす地域で安心してお産できるのが一番」「高知のお産の力になりたい」と前向きに語っています。

産婦人科医の不足やお産のできる分娩(ぶんべん)施設の減少が報道されるたびに不安を感じてきた人も少なくないのでは。産婦人科を選んでくれた若い先生たちを応援していきたいですね!

「高知のお産の力に」産科専攻医に一挙7人 2025年度 不足の現場で戦力

(高知新聞 2025 年 5 月 25 日掲載)

県内で2025年度、産婦人科の専門医を目指す専攻医が7人誕生した。現行の研修制度になった18年度以降、0~3人で推移していたのが一気に増えた。周産期医療の医師不足が顕在化する中での明るい兆し。研修を受け入れる病院関係者は流れの継続を願い、専攻医たちは「高知のお産の力になりたい」と意欲を燃やしている。

産婦人科医の不足は全国的傾向で、24時間対応などの厳しい勤務環境や、医療訴訟リスクの高さなどが背景に指摘される。県内でもなり手は少なく、24年度の専攻医はゼロだった。

一方で退職者や異動で高知を去る医師も出る。県産婦人科医会によると、県内病院に勤務する産婦人科医は23年度に41人いたが、24年度は34人。同年度はJA高知病院(南国市)がお産の取り扱いを休止、高知赤十字病院(高知市)が受け入れを縮小した。

エコー検査の指導を受ける(高知市池の高知医療センター)
エコー検査の指導を受ける(高知市池の高知医療センター)

25年度の専攻医7人は20~40代で、6人は高知大学医学部の卒業生だ。それぞれが2年間の初期臨床研修で各診療科を回り、産婦人科を進路に選択。4月、研修施設の2病院で3年間に及ぶ研修に入った。

このニュースは高知新聞PLUSでご覧いただけます。

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ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 4 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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