【2025年】「らいーな」の保育園に親子で行ってみませんか?|子育てサロン、園庭開放、季節の行事…高知県の多機能型保育支援事業を紹介します〈PR〉

「らいーな」をご存じですか?高知県が進める「多機能型保育支援事業」の愛称です。2025 年度は高知市、室戸市、香美市、四万十市の 20 の保育施設が「地域の子育て応援拠点」を目指して活動しています。
各施設で子育てサロンや園庭開放、季節の行事など未就園の親子向けのイベントを企画し、交流の場を設けています。
高知市の潮江第二双葉園、Azonoにこにこ駅、室戸市の元保育所をココハレ編集部が訪ねました。
ココハレではらいーなのイベント情報を毎月紹介しています。
高知市、室戸市、香美市の多機能型保育「らいーな」のイベントを紹介|園庭開放、サロンなど盛りだくさん!
目次
多機能型保育支援事業とは?子育て家庭を地域で見守り、支えています
多機能型保育支援事業は 2016 年度、高知県教育委員会が始めました。目的は子育て家庭を地域で見守り、支え合うこと。具体的な活動は次の三つです。
- 子育て支援の場の提供
- 未就園児や地域住民にも参加してもらう園行事の実施
- 地域活動への参加
事業の運営はNPO高知市民会議に委託されています。「こんな施設があったらいいな」という思いを込め、「らいーな」の愛称で呼ばれています。

ココハレ編集部は今回、20 施設の中から潮江第二双葉園、Azonoにこにこ駅、元保育所を訪ねました。
【潮江第二双葉園】「ふたばっこひろば」で自由に遊び、おしゃべりしています
潮江第二双葉園(高知市仲田町 1-13 )には 0~5 歳児 58 人が通っています。 らいーなには 2019 年度から参加。主な活動は毎月 2 回開かれる「ふたばっこひろば」です。

開催日には保育室にマットが敷かれ、クッションのすべり台、ボールプール、保育士さん手作りのおもちゃなどが置かれます。絵本コーナーやままごとコーナーもあります。
遊びに来た親子を保育士さんたちが出迎えます。ねんねの赤ちゃんはマットでごろんと横になり、幼児さんは好きなおもちゃへ。
ほっと一息ついたお母さんたちに、「目が離せない時期になってきたね」「歩くのが速くなった」と保育士さん。お母さんたちも「そうなんです」と笑顔で答え、おしゃべりが始まりました。




「ふたばっこひろば」で大事にしているのは「子どもの様子を見ながら、おしゃべりも楽しめる場」です。
子どもたちを自由に遊ばせながら、親同士で子育てを語り合ったり、悩みや困りごとを共有したり。のんびり過ごせる雰囲気でした。



地域で暮らす親子の参加が多いそうですが、らいーなの情報を見て地域外から参加する親子もいるそうです。
園長の田井昭子さんは「来てくださる親子にとって憩いの場となることを心がけています。公園やお散歩とはまた違った遊びや関わりをぜひ楽しんでくださいね」と話していました。


潮江第二双葉園
- 住所:高知市仲田町 1-13
- 電話:088-833-3624
- 駐車場:新しい駐車場が園舎前に 3 台分あります
- らいーなの主な活動:ふたばっこひろば(月 2 回 10:00~11:00 )、子育て電話相談
- ウェブサイト:https://www.jizenkyokai.or.jp/nursery/ushioe2/
【Azonoにこにこ駅】火曜、水曜、木曜は「子育て応援日」!イベントも企画しています
Azonoにこにこ駅(高知市薊野北町 4 丁目)は 0~2 歳の 12 人が通う小規模保育施設です。らいーなには 2016 年度から参加。「子どもと高齢者が交流できる場をつくりたい」という思いと、らいーなの目的がぴったり合いました。
主な活動は火曜、水曜、木曜の「子育て応援日」。子どもを遊ばせながら、保育士さんとおしゃべりできます。

このほか、地域交流の場として年に 6 回、祭りや演奏会、パネルシアターなどを企画しています。
6 月にはリズム遊びを開催。卒園生も含めて 14 家庭が参加し、にぎやかな時間を過ごしました


リズム遊びで体を動かした後も、遊びは続きます。日よけのされたテラスでボールを投げたり、屋外で水鉄砲やスーパーボールすくいを楽しんだり。
子どもたちが保育士さんと遊んでいる間、お母さん同士も交流していました。




代表の田渕愛子さんは「子育ては大変。皆さん、大なり小なり悩みはありますよね」。「悩みを誰かと少しでも共有できれば、気持ちが楽になるのでは」と考え、活動を続けてきました。
「毎日大変でも、わが子が楽しんでいたら親御さんはやっぱりうれしくなりますよね。親子それぞれに『楽しい』と思ってもらえる交流の場を大切にしていきます」

Azonoにこにこ駅
- 住所:高知市薊野北町4丁目7ー24
- 電話:088-846-5227
- 駐車場;園舎前にあります。イベント開催時は近くの駐車場が案内されます。
- 主な活動:子育て応援日(火曜、水曜、木曜 9:30~11:00 )、電話相談(月~金曜 13:00~15:00 )
- ウェブサイト:https://www.azononikonikoeki.com/
【元保育所】子育ての気分転換に…お母さんのリクエストに応える「ひだまりサロン」
元保育所(室戸市元甲)は高台に建つ保育園。現在は 0~5 歳児 33 人が通っています。らいーなの活動は 2018 年度から始めました。
主な活動は、月曜と木曜の「みんなおいでよ」と水曜の「すくすくスマイル」。月 1 回の「ひだまりサロン」ではお母さんたちのリクエストに応えながら、子どもから少し離れて気分転換できるイベントを企画しています。
6 月のフラワーアレンジメントには 2 組が参加。お母さんたちが花を生けている間、子どもたちは保育士さんと過ごしていました。




らいーなとしての活動日は決まっていますが、園長の西村淳子さんは「他の日にも親子が遊びに来てくれるんですよ」。
実は、室戸市は県外出身のお母さんが多く、知り合いやママ友をつくる上で未就園の親子が集まる場はとても大事なのだそう。「らいーなで知り合って仲良くなり、一緒にランチに行っている」というお母さんもいました。


お母さんたちはらいーなへの参加を通して、園の様子を見学したり、少し年上の子どもたちの様子からわが子の成長を想像したりしています。保育士さんたちとも気軽に話せる関係になり、少子化が進む中、元保育所では入園希望者が増えているそうです。
西村さんは「 24 時間ずっと子どもと向き合うのは大変。息抜きの場が必要ですよね。お母さんたちがリラックスできて、悩み相談ができて、横のつながりもつくっていけるように活動していきます」


元保育所
- 住所;室戸市元甲1680-2
- 電話:0887-22-0870
- 駐車場:園舎前にあります
- 主な活動:みんなおいでよ(月曜、木曜)、すくすくスマイル(水曜)、ひだまりサロン(月 1 回)
2025年度は高知市、室戸市、香美市、四万十市の20施設が活動しています
2025 年度は高知市、室戸市、香美市、四万十市の計 20 施設が活動しています。
高知市
- Azonoにこにこ駅(高知市薊野北町 4 丁目 7-24 )
- 潮江第二双葉園(高知市仲田町 1-13 )
- 江ノ口保育園(高知市中水道 9-24 )
- 介良西部保育園(高知市介良丙 789-1 )
- 高知愛児園(高知市竹島町 28-2 )
- 高知聖園マリア園(高知市新本町 1 丁目 7-25 )
- さくらんぼ園(高知市帯屋町 2 丁目 2-9、帯屋町チェントロビル 2 階)
- 針木保育園(高知市針木北 2 丁目 2-13 )
- ふくし園(高知市百石町 3 丁目 7-7 )
- 城南保育園(高知市竹島町 158-1 )
- おさなごの園(高知市長浜 4854 )
- 福井保育園(高知市福井町 2031-8 )
- 上街保育園(高知市上町 4 丁目 8-7 )
- 愛育会保育園(高知市赤石町 51 )
- 潮江双葉園(高知市潮新町 1 丁目 7-21 )
- 南街保育園(高知市九反田 4-35 )
※補助金を受けていない施設も含まれています
室戸市
- 元保育所(室戸市元甲 1680-2 )
香美市
- ひまわり保育園(香美市土佐山田町 842 )
四万十市
ココハレでは高知市、室戸市、香美市のらいーなのイベント情報を毎月紹介しています。親子のおでかけにいかがですか?
高知市、室戸市、香美市の多機能型保育「らいーな」のイベントを紹介|園庭開放、サロンなど盛りだくさん!
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