ココハレ読者に聞きました!「あんまり使わなかった」「要らなかった」という子育てグッズはありますか?|ベビーベッド、バウンサー…ママパパのコメントもご紹介
子育てにおいて、ママパパを大きく助けてくれるものの一つのが子育てグッズ。
「これがなかったら子育てができなかった」というマストアイテムがある一方で、「買ったものの、あまり使わなかった」というグッズもありますよね。
そこで、「わが家ではあんまり使わなかった子育てグッズ」をココハレ読者に聞きました。
ママパパのコメントも掲載しています。子育てグッズを選ぶ際の参考にしてください。
目次
- 【第1位】背中スイッチが発動したら使えない…ベビーベッド
- 【第2位】ゆらゆら揺れてご機嫌かと思いきや…バウンサー
- 【第3位】冷たくても意外と大丈夫…おしり拭きウオーマー
- 【第4位】使い方が分からない…!お箸矯正グッズ
- 【第5位】くわえさせてみないと分からない…おしゃぶり
- 【第6位】足が太くてはまらない、嫌がって抜け出す…ベビーソファ(赤ちゃん椅子)
- 【第7位】車社会の高知ではなくても大丈夫?!ベビーカー
- 【第8位】すぐに歩けるようになっちゃった…歩行器
- 【第9位】子どもが嫌がって使わせてくれなかった…鼻水吸引器
- 【第10位】補助便座で十分な子もいます…おまる
- 「使わなかった…」はほかにも。子育てグッズ選びの参考にしてください
今回のリサーチは 2025 年 8 月 21 日~ 9 月 15 日に募集したプレゼントキャンペーン第 3 弾で行い、1001 人が回答しました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
質問はこちら。

リサーチでは「要らなかった」と感じたグッズと、その理由を聞きました。
この記事では、要らなかったグッズをランキング形式でお届けします。
要らなかった理由は、お子さんやご家庭の状況などが大きく影響しています。コメントと併せてご覧ください。
【第1位】背中スイッチが発動したら使えない…ベビーベッド
第 1 位はベビーベッド。家の中で大きく場所を取る子育てグッズ…というより家具。買う人もいれば、レンタルする人もいますね。
「わが家には要らなかった」という理由で最も多かったのがこちら!

確かに!いわゆる“背中スイッチ”のある赤ちゃんだと、抱っこしっぱなしになるので出番がないかも。こればっかりは生まれてみないと分かりませんね。
ママパパのコメント
- 夜泣きが多く、何度も抱っこして…を繰り返すこともあり、大人と一緒のベッドで寝ることが増えました。
- 添い寝の方がよく寝てくれました。
- ベビーベッドは大きすぎて、部屋が狭くなる。ベビーベッドの下は、ほこりがたまりやすい。
- 心配すぎてベビーベッドに寝かせられなかった。授乳後は抱っこで寝ることが多く、ベビーベッドだと寝かせにくかった。
- 初めの 1 カ月程は重宝しましたが、授乳の間隔が短いので、つい添い寝をしだしてしまい、荷物置き場になりました。
- 高さが合わず、おむつ替えも腰が痛いし、様子見るのにいちいち立たないと見られなかったので、結局大人と同じベットに寝かせました。
- 半年ぐらいでつかまり立ちを始めて、転倒の可能性が出てきたため、使用期間は短かった。
【第2位】ゆらゆら揺れてご機嫌かと思いきや…バウンサー
第 2 位はバウンサー。ゆらゆら揺れるのが楽しくて、一人でご機嫌で遊んでくれるはず…と思いきや?

ココハレ編集部員も子どもが赤ちゃん時代に何度かチャレンジしましたが、大泣きされて終わりました。ベビーベッドと同じく、子どもによりますね。
ママパパのコメント
- バウンサーで揺らしても、あまり喜ばなかった。
- バウンサーに乗せると泣いて、全然使わなかった。場所を取られた。
- よく動く子だったので、落ちそうで使えなかった。
- 寝返りする時期が早く、使いたい頃には寝返ってなかなか乗せられなかった。乗せられたとしても、ベルトをすり抜けて落ちそうになり、「危ない」と感じて結局使わなかった。
- 起き上がろうとしたり、寝返りしようとしたりして、危なかったからです…。でも、ねんねのときは重宝しました!
【第3位】冷たくても意外と大丈夫…おしり拭きウオーマー
おしり拭きウオーマーは、赤ちゃんのおしり拭きを温める器具。特に冬は、温かいおしり拭きだと、赤ちゃんが快適。また、温めていると、肌を強くこすることなく汚れが拭き取れるそうです。
「必要なかった」という理由で一番多かったのは?

赤ちゃんが過ごす部屋は冬でも温かくしているので、そもそも冷たいおしり拭きで大丈夫だったという回答が多かったです。
ママパパのコメント
- コンセントをさすタイプだったので特定の場所でしか使えず、面倒になって使わなくなった。
- おむつ交換はいろんな場所でしたため、すぐに使えなかったのが不便だった。
- 家で使うにはよかった。外出先で冷たくても子どもが嫌がるそぶりがなかったので、わざわざ温める必要性を感じなくなった。
- おしり拭きウオーマーにおしり拭きを長く入れておくと、水分が飛んで乾燥してしまう。冬生まれでも常温のおしり拭きで十分でした。
【第4位】使い方が分からない…!お箸矯正グッズ
幼児期になると、スプーンやフォークからお箸に移行します。お箸は毎日の練習が欠かせませんが…?

お箸矯正グッズは各メーカーからさまざまな種類、形のものが出ています。「そもそも使い方がよく分からなかった」というコメントもありました。
ママパパのコメント
- 矯正グッズを使わなくても、うまくお箸を使えた。
- 矯正グッズを使うと、かえって意識しすぎてうまく身につかず、食事の時間が楽しくなくなった。変な持ち方になり、直すのに大変。
- 早めに 3 歳用を購入したが、使わなかった。お箸の練習が始まってから、考えて購入した方がよかった。
- 穴の中に指を入れるだけで使えるので、子どもが正しい持ち方を意識しようとしない。
- 普通のお箸への移行が難しかった。
- 「お箸の持ち方は保育園で練習するから、使わなくてもいい」と言われました。
【第5位】くわえさせてみないと分からない…おしゃぶり
おしゃぶりは、赤ちゃんがぐずった時に便利なグッズですが、赤ちゃんによって好みが分かれるようです。

実際にくわえさせてみないと分からないのがつらいところですね。
ママパパのコメント
- すぐに吐き出してしまうので、おしゃぶりの意味をなさなかった。
- 全く吸ってくれず、放り投げられた。
- うちの子はおしゃぶりが嫌いで、おもちゃになっていた。
- 出っ歯になるのではないかと気になって使わなかった。実際に子どもが指を吸うこともほぼなかった。
【第6位】足が太くてはまらない、嫌がって抜け出す…ベビーソファ(赤ちゃん椅子)
ベビーソファは赤ちゃんの首が据わった後、腰が据わるまでの間に使える椅子です。家事をする間、ちょっと座ってて…という使い方ができますが…?

推奨される月齢と体の大きさがうまくフィットし、なおかつ「子どもが嫌がらずに座るかどうか」のようです。
ママパパのコメント
- 使える月齢になった時には太ももが太すぎて、窮屈そうだった。
- 離乳食用に買ったが、安定しなかった。
- 嫌がったので、抱っこしたり、そのまま床に座ったりした。
【第7位】車社会の高知ではなくても大丈夫?!ベビーカー
第 7 位はベビーカー。子育て家庭のマストアイテムかと思いきや、「使わなかった」という人が結構いました。
理由は車社会の高知県ならでは。

「抱っこひも派だった」という理由のほか、やはり「子どもが嫌がった」もありました。
ママパパのコメント
- ベビーカーに乗せると泣くし、すぐ降りたがった。徒歩圏内に何もないため車移動だし、行った先も坂道だったり、きれいな舗装道でないため、抱っこが一番だった。
- 車移動が多く、抱っこひもと施設のカートで事足りました。
- 新生児から 2 歳ごろまで泣き続けて、寝ることもなく、ろくに乗りませんでした。
- アパート住まいだったので、毎回ベビーカーを畳んで 3 階まで上げて…が大変だったのと、夫がどこでもほぼ抱っこしてくれたので、いらなかったです。
【第8位】すぐに歩けるようになっちゃった…歩行器
赤ちゃんの歩行器は、赤ちゃんが座って移動できる器具。昔は歩くための練習用に使われていたそうですが、今は遊具の側面が強いそうです。
こちらも「場所を取る」という理由が多かったです。

狭い自宅では動けるスペースも限られており、ハイハイの方が細かく動けるようでした。
「すぐに歩けるようになり、使う機会がなかった」というコメントも寄せられました。
ママパパのコメント
- お下がりでもらったけど、子どもがあまり歩く方ではなかったので、「なくても困らないな」と感じました。
- たっちから 1 歩踏み出して歩けるようになるまであっという間だった。床にクッション性のあるマットを敷いていたので、転んでも問題なく、歩行器で歩く練習させるという場面がなかった。
- 両家とも祖父母が近くにいないし、ワンオペなので、ちょっと 1 人で安全に待っていてほしい時などに使いたかったんですが、嫌がって泣きまくるので使えませんでした。
【第9位】子どもが嫌がって使わせてくれなかった…鼻水吸引器
第 9 位の鼻水吸引器は鼻づまりをよく起こす子どもには重宝するグッズですが…。

親がチューブで吸うタイプは「比較的使いやすいが、吸引力が弱い」、電動タイプは「吸引力はあるが、子どもが怖がる」と、一長一短あるようです。
ママパパのコメント
- 子どもが暴れたりしてうまく使えなかったのと、使用後の掃除が面倒だった。
- 機械を使って子どもの鼻水を吸い取ろうとしたら、音と吸引されている感じが子どもには怖かったらしく、大泣き。
- 鼻水は耳鼻科でしっかり吸ってもらう方が効果的。家で泣くところを抑えて無理矢理何度もするのはかわいそうだった。
- たまに吸い込んだものが口まで届いてしまい、親も具合が悪くなる。絶対、電動の鼻吸い器がいいと思う。
- 周囲に「便利」と言われたが、使用するほど鼻づまりしなかった。子どもによるかな。
【第10位】補助便座で十分な子もいます…おまる
第 10 位は、おまる。昔から使われてきたトイレトレーニングのアイテムです。最近は補助便座が充実しているので、「おまるは通らなかった」という人が多かったです。

保育園で行われているトイトレに近いグッズの方が、子どもはすんなり受け入れやすいようです。
ママパパのコメント
- おまると子ども用便座のセットを購入しました。おまるは使わずにトイトレが終わってしまいました。
- 使用するタイミングにもよると思いますが、おまるに座ってもそこでトイレをすることが一度もなかったです。
- トイレの便座に子ども用の便座を装着してトイトレする方が、早いし楽だった。
- 子どもがおまるを活用する前にトイレに興味をもっていたし、片付けの手間を考えるとトイレで十分だった。おまるを使わせようとトイレ近くに置いていた時期もあったが、遊び道具のようになってしまっていた。
あんまり使わなかった子育てグッズ、いかがでしたか?
今回のリサーチでは「要らなかったものはなかった」という回答も寄せられました。子育てグッズ一つ取っても、「うちは役に立った」「うちは使えなかった」と両方の意見が上がるのが子育ての大変なところであり、面白いところ…なのかもしれません。
慌てて購入せず、使った人から教えてもらったり、可能ならば借りて試したりしながら、上手に活用していきたいですね。
「使わなかった…」はほかにも。子育てグッズ選びの参考にしてください
あんまり使わなかった子育てグッズは他にも。コメントとともにご紹介していますので、選ぶ際の参考にしてください。
おくるみ
- 1 人目は 11 月生まれだったので厚めのを買ったが、2 人目は夏生まれたったので出番がなかった。
- バスタオルなどで代用できるので、あえて新調する必要がなかった。
おむつ交換シート
- おむつを替える時に暴れるので、使っても意味がなかった。
- 他の物で代用できた。
- うんちが漏れることがなかった。いざとなったら、なくても替えるしかない。
おむつ用ごみ箱
- 大きくて邪魔だった。
- 普通にごみ箱に捨てればよかった。
- 取り替えが面倒だったし、においが漏れていた。
お風呂用グッズ
- おけは別の物で代用できた。
- お風呂の温度計は給湯器で温度設定できたので要らなかった。
- お風呂用のバスチェアは空気椅子なので安定しづらかったし、寝かせたり、立って遊んでもらったりした方が安心だった。
- シャンプーハットは要らなかった。水が顔にかかっても平気だった。
- スイマーバは子どもから目が離せないのはもちろんですが、首への負担も不安になり、結局使えませんでした。
離乳食グッズ
- 食品用はさみは要らなかった。うどんなどの麺類は軟らかいので、フォークやスプーンでも簡単に切れた。
- 離乳食用の食器は豆皿で十分だった。
- ガラスの離乳食用食器は子どもが落としたり、投げたりした時に危険。重たい。
- ブレンダーはあれば便利なのだろうけど、購入しなくても他の物で代用できました。
- ストロー練習マグは、大人が使うコップやストローで簡単に練習できた。お風呂で練習すると、大人もノンストレス!
スタイ
- シリコンスタイは首元が気に入らないようで、着けようとすると嫌がって泣かれた。
- 出産祝いで大量にいただくので、使っていないスタイがたくさんあります。自分で買わなくてもいいと思いました。
- よだれがそんなに出ない子でした。人それぞれなんですね。
- 結局汚れるので、気にせずにがんがん洗濯できるスタイやタオルが使いやすかったです。
スワドル
- 着せると泣いてしまった。
- 着せても泣きやまず、寝なかった。
- 夏場だったので暑そうなのが気になった。
トイトレパンツ
- そこそこ吸収してくれるので、おしっこが出たのに気づくのが遅くなってしまった。
- 結局おしっこが漏れるので、普通のパンツでもよかったかなと思った。
- 保育園では普通のパンツでトイトレをしてくれていたので、使わなかった。
ハイローチェア
- 出番はお食い初めの時のみ…。
- 寝かしつけと離乳食開始時に使おうかと思いましたが、全然寝てくれず、離乳食開始時にも体が滑って傾いていったので使いづらかったです。
ベビー布団、ベビー枕
- ベビー枕は頭の形を気にしていくつか購入したのですが、動いたりしてずれるので、結局あまり使わなかった。
- ベビー枕は窒息が怖くて使わなかった。
- 掛け布団は小さい頃はほとんど使わず…タオルケットなどで代用した。
転倒防止リュック
- 着けるのを嫌がり、着けても汗だくになる。
- 後ろへの転倒を防ぐためのグッズだが、そもそも後ろだけじゃなくて、前、斜め前、斜め後ろなどさまざまな方向に転ぶ。結局、授乳用クッションで囲うのが一番!
この記事の著者
門田朋三
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