子連れOKのコワーキングスペースをママ目線で使いやすく!|アンバサダーが就任しました
「子育てをしながら、柔軟に働きたい」「あと少し収入を増やしたい」という子育て世帯の願いをかなえるコワーキングスペースが 2023 年 10 月、高知市中須賀町にオープンします。
子どもを連れて利用できるということで、ママ目線で利用の仕方や企画を発信していくアンバサダーが決まりました。
施設に必要な物は?どんな活動をしていきたい?ワークショップで考えました。
目次
パソコンの研修、仕事の紹介。託児や食事の提供も予定されています
コワーキングスペースとは、職種や所属が異なる人々が集まり、設備をシェアしながら働く場所のことです。
今回のコワーキングスペースは、子育て世帯に新しい働き方を広げていこうと、NPO法人「GIFT(ギフト)」が計画しました。
パソコンの研修や仕事の紹介、キャリア相談などを行い、託児や食事の提供も週 1~2 回程度、予定されています。
子育て支援とIT人材育成を掛け合わせた取り組みで、高知市のIT企業「SHIFT PLUS(シフトプラス)」と連携していきます。
「1人の女性として自立を」「仲間と新しいことにチャレンジしたい」就任式で抱負を語りました
アンバサダーはコワーキングスペースを活用し、イベントの企画や運営にも参加。子育てと仕事の両立や新しい働き方について、SNSやブログで発信していきます。
アンバサダーに手を挙げたのは 4 人のお母さんたち。9 月 2 日に開かれた就任式には、このうち 3 人が出席しました。
舛田さんは 2022 年度のココハレサポーターを務めました。委任状を受け取り、「 1 人の女性としての自立も目指し、活動していきたい」と笑顔でした。
平岡さんも「仲間たちと新しいことができそう。起業にも挑戦していきたい」と抱負を語りました。
働くモチベーションが上がる環境は?参加したいイベントは?ママ目線で整えていきます
ワークショップには、アンバサダーの 3 人に加え、GIFTから池上雅美さん、SHIFT PLUSから藤田奈緒子さんが参加しました。藤田さんも2022年度のココハレサポーターです。
池上さん、藤田さんも子育て中のお母さんです。5 人は利用方法、やってみたい企画、コワーキングスペースに必要な物などをテーマにアイデアを出し合いました。
「自分だったら、どんな施設で働きたい?」。付箋にどんどん書いていきます。
「働くには環境や雰囲気が大事。飲み物は紙コップじゃない、ちゃんとしたコップで飲むとか。モチベーションが上がると思う」
「親子で楽しめるイベントはどうですか。ランチ付きで」
「『この曜日はこの講座があります』『この曜日はご飯が食べられます』みたいに固定されてたら、来やすいよね」
「個人事業主の商品をみんなでブランディングして、販売まで持って行けたら面白いと思う」
日々の子育てについても交えながら、盛り上がりました。
コワーキングスペースで高知の子育て世帯の新しい働き方を提案していくことを目指し、アンバサダーは今後、それぞれのSNSに加えて、noteで情報を発信していきます。
コワーキングスペースは 10 月 1 日(日)にオープン予定です。
現在、運営費用などをまかなうクラウドファンディングに挑戦しています。目標額は 500 万円で、9 月 15 日(金)まで募っています。