2023年、高知の子育て世代で流行した言葉は?「ココハレ流行語大賞2023」が決定しました!
ココハレ初企画「流行語大賞」。読者投票、サポーターズ選考会議で決定しました
1 年を締めくくる 12 月。高知で子育てをするお父さん、お母さん目線で 2023 年を振り返ってみたい…ということで、ココハレで「流行語大賞」を企画しました。
「高知」「子育て」をキーワードに、ココハレ編集部でノミネート語を選出。読者投票とココハレサポーターズによる選考会議を経て、2023 年のココハレ流行語大賞が決定しました。
あなたが選んだノミネート語は果たして…?!読者の皆さんからの声、サポーターズ選考会議の模様を紹介します。
目次
ココハレ流行語大賞2023・ノミネートは「高知」「子育て」にちなんだ15語
「ココハレ流行語大賞 2023 」のノミネート語は、「高知」「子育て」をキーワードに、ココハレ編集部が候補を出し、決定しました。
読者投票は 12 月 1~10 日に行いました。ノミネート語と読者の皆さんからの推薦コメントを紹介します。
バババパーク
4 月 1 日にリニューアルオープンした、高知競馬場(高知市長浜宮田)の遊具広場。年齢別エリアに分かれ、設置された遊具は 64 アイテム。どにかくでっかい!ということで注目を集めました。
- 息子にどこに行きたいか聞くと、「バババパーク!」と即答です( 32 歳お母さん)
- 上の子が 1 歳半から利用しています。年齢ごとに遊具が分かれているので安心して遊ばせられます( 26 歳お母さん)
佐川おもちゃ美術館
佐川町に 7 月にオープンした木のおもちゃで遊べるスポット。植物学者・牧野富太郎博士にちなんだ花畑や田舎ずしのままごとなど、高知ならではのおもちゃも話題を呼びました。
- 何度も遊びに行きました。自然のおもちゃで遊べて良かったです( 29 歳お母さん)
- 佐川おもちゃ美術館最高でした!年パス発行してもらいたいです!!( 40 歳お母さん)
コロナ5類
新型コロナウイルスが 5 月、感染症法上の「 5 類」の位置付けとなりました。感染者の全数把握はなくなり、マスク着用は「個人の判断」となりました。
- 小さい頃からコロナでイベントもなかった子どもたち。ついに学校行事が始まり、小学生で初めての「遠足」もありました。自分たちが当たり前にできていたことをやっと体験させてあげられると、ほっとしています( 40 歳お母さん)
- やっと普通に生活できると思いましたが、場所や人によってマスクを着けたり外したりしています( 50 歳お母さん)
インフルエンザ/ヘルパンギーナ
コロナの 5 類移行とともに、インフルエンザ、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱、溶連菌咽頭炎など、これまで落ち着いていた感染症が流行しています。ココハレで毎週更新している高知県の感染症情報は、地図がきつきつ。小児科でも待ち時間が長くなりました。
- 今年は家族でインフルに感染しました。何十年かぶりに高熱が出て、かなりこたえました。しかし、家族でしんどさを共有しながら乗り切り、絆が深まった気がします!( 38 歳お母さん)
- 新年早々に 3 歳の子どもがインフルエンザに。熱性けいれんにまたなるのではと心配でした。その後、看病していた私たちも体調不良になり、夫はインフルエンザ、妊婦の私はまさかのコロナ!!みんなの努力で隔離生活をなんとか乗り越え、無事出産できました(43歳お母さん)
らんまん
4~9 月のNHK連続テレビ小説は、牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」。高知の平均視聴率は 23.2 %で、全国平均より高かったそうです。
- 小学生の娘が初めて見た朝ドラになりました。2人で感想を言い合って、泣いて笑って、楽しかった~( 40 歳お母さん)
- 子どもの小学校で「笑顔らんまん」や「らんまん夏祭り」など、イベントのタイトルに使われて、よく耳にしました( 43 歳お母さん)
よさこい完全復活
2023 年のよさこいは 4 年ぶりのフル開催。迷走台風にやきもきさせられましたが、踊り子の笑顔がはじけました。
- 初めて追手筋の桟敷席で見ました!爆音と踊り子さんたちの熱気に、子どもたちも大興奮でした( 39 歳お母さん)
- 復活のよさこいが、わが家では妻が踊り子、私が子守しながら観覧という新しいよさこいになりました( 36 歳お父さん)
4年ぶり開催
コロナの 5 類移行に伴い、自粛されていたイベントが復活。ココハレのイベント紹介記事でも「4 年ぶりの開催」がたくさん登場しました。
- 物心ついた頃からコロナで入園式もできなかった娘が小学校に進みました。入学式に無事出席でき、娘にとって初めて「平常」を経験させてあげられた気がしました( 37 歳お母さん)
- 保育園、小学校の行事が再開となり、子どもたちが楽しそうでうれしい半面、ステイホームに慣れてしまっていたので、アクティブに動くのが大変でした( 36 歳お母さん)
ポケモン(メザスタ、スカーレット・バイオレット、ポケカ)
ポケモンといえばアニメの印象がありますが、もともとはゲームボーイ用のソフトだそう。Switchにゲームセンター、コラボ商品。子どもの笑顔とともに、お金も飛んでいき…。
- 娘と夫が秋から「ポケモンメザスタ」にどハマりして、家の中に大量のタグやそのケースが。でも、週末にメザスタをやるために日常生活を頑張る娘の姿はとても頼もしいので、つい応援してます( 38 歳お母さん)
押しの子/アイドル
芸能界を舞台にした人気漫画。アニメを見ていなくても、YOASOBIが歌う主題歌「アイドル」は知っている、歌えるくらい、よく流れました。
- どこで覚えたのか、娘が「アイドルのアイちゃん!」と言いだし、おもちゃのマイクを持ち、自分で作った歌を歌っていました( 35 歳お母さん)
- 小学生とカラオケに行くと、誰が歌うかで取り合い。同じ曲を 10 回くらい聞かされました…笑( 32 歳お母さん)
ちいかわ
漫画がX(旧Twitter)で連載され、アニメ化されました。キャラクターグッズを「買って」とせがまれた人も多いのでは。
- 昨年から上の子が大好きなので、今年の流行というか…わが子が流行先取り?!( 44 歳お母さん)
- ちいかわちゃんとすみっコぐらしの区別がつかず…。家族と「どっちもかわいいねー」と笑い合っています( 42 歳お母さん)
Vtuber
YouTuber(ユーチューバー)の存在が当たり前になってきたところに、Vtuber(ブイチューバー)。2Dや3Dのキャラクターアバターを使ってYouTube配信を行っている人のことです。子どもに人気の職業に加わってくるかもしれませんね。
まことロス
Eテレ「おかあさんといっしょ」の第 12 代体操のお兄さんを務めた「まことお兄さん」が番組を卒業しました。当時は歌の「ゆういちろうお兄さん」の卒業がささやかれていたので、「うそでしょ?!」「早すぎる」と衝撃が走りました。
- まことお兄さんは出産後、初めてきちんと「おかあさんといっしょ」を見た時のメンバーです。初めての卒業…なんとも言えない寂しさに、「これがまことロスか」としみじみ思いました( 30 歳お母さん)
異次元の少子化対策
2023 年の最重要課題として、岸田文雄首相が打ち出した「異次元の少子化対策」。「異次元」という強い言葉に、子育て世代は注目しましたが…?
- 期待感に対して、がっかりが大きかった( 30 歳お母さん)
- 「異次元」とか言葉遊びではなく、普通にちゃんと少子化対策をしてほしいです( 40 歳お父さん)
物価高/食品・ガソリン
終わりが見えない物価高。何がどう値上がりしたのかも、もはや把握できません…。
- 何もかもが高くて家計を圧迫しているのでつらいですね( 48 歳お母さん)
- 物価高を理由に際限なく欲しがるおもちゃやお菓子を制限できて、母は内心「しめしめ」と思うこともありました( 36 歳お母さん)
ChatGPT
2023 年によく耳にしたのが「生成AI」。まだまだ遠い話のようですが、ChatGPTは「アプリを入れてみた」という人もいました。
- 周りで使っている人が増えて、こういう使い方があるのだと、日々発見があります( 42 歳お母さん)
サポーターズからは「推しの子/アイドル」「バババパーク」…「ひき肉です」もいるでしょう!
サポーターズによる選考会議は 12 月 21 日に開催しました。まず一人ずつ、「私が思う流行語」を出し合いました。
市川美里さんは「推しの子/アイドル」。3 歳の長女が「アンパンマンを卒業して、プリキュアにはまった」そう。
「アイドルを家で歌って踊ってます。NziUも好きです」
種田佑未加さんも同じく「推しの子/アイドル」。マレーシアで暮らす種田さんは、外国人から「この曲知ってるか?」とアイドルを聞かされるそう。
「知ってると答えると、『Yeah!!』ってテンションが上がるんですよ。日本のアニメってすごいなぁって」
谷江彩可さんは「うちはバババパークですね」。2 歳の長男と、多い時は週 2 回通っています。
「外遊びができる、日陰がある、駐車場がある、トイレもきれい。最高です」
「おでかけ絵日記」でおなじみの漫画家・MOTOKOさんもスペシャルゲストで参加。「佐川おもちゃ美術館」を挙げました。
「東京おもちゃ美術館に前に行ったことがあるんですけど、いつの間にか全国各地にできてますね。佐川は田舎ずしとかご当地のおもちゃがあって、癒やされました」
「うーん、ちょっとピンとこない…」と悩んでいたのは池内文香さん。「この間、インフルエンザにかかったのでインフルエンザ…?」
「上の子が毎日毎日、振り付きで『ひき肉です』って言ったのに言わなくなって。冷蔵庫からひき肉を出して見せたら、『……ひき肉』って。あっ、振り付きで言えない、これは具合が悪いって思いました」
「『ひき肉です』は元気のバロメーターですね」との言葉に、一同爆笑でした。
選考の結果、大発表!
それでは、「ココハレ流行語大賞 2023」の発表です!
2023 年のココハレ流行語大賞は「らんまん」「推しの子/アイドル」に決まりました!
らんまん
読者投票で圧倒的 1 位だった「らんまん」。「ドラマに感動した」「観光客が来て高知が盛り上がった」という点に加えて、「子どもと一緒に見た」「関連イベントに子どもと参加した」など、日々の子育ての 1 ページにもなりました。
推しの子/アイドル
世界的アニメとなった「推しの子」ですが、もちろん「見ていない」という人もいます。
それでも、子どもが園や学校で聞いてくる→家で歌ったり、踊ったりする→園や学校の行事でも流れる→親も覚えて歌えるようになるという、という子ども発の流行の王道を行きました。
ココハレ初企画の「流行語大賞」、いかがでしたか?ノミネート語の選考、読者投票、サポーターズの選考会議と、楽しく 1 年を振り返ったココハレ編集部です。2024 年もできたらいいなぁ…。
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
「かっこよ」「でたー!」「ボムする?」…「わが家の流行語」も紹介します
最後に、読者投票で募集した「わが家の流行語」をご紹介します!
ひき肉です
- 流行語大賞は「ひき肉です」の一択だと思います!( 44 歳お父さん)
- 「ひき肉です」にハマり、ずっと踊っています!ひき肉がよく分からないみたいなので、「は、は、はみがきです」や「お、お、おでかけです」などアレンジして楽しんでいます( 33 歳お母さん)
かっこよ
- 息子とパパによく使ってます。パパが何かスマートにやってくれた時に、「パパかっこよ!だねー」と言ってます( 42 歳お母さん)
でたー!
- 子どもはまだあまりお話はできないけど、うんちが出たら「でたー!」と連呼。かわいい( 34 歳お母さん)
ボムする?
- 楽しいバスタイムを演出するため、百均でバスボムを大量買い。「ボムする?」と聞くと、「はーい!」と自らお風呂場に向かってくれるので、親がやめられなくなりました( 32 歳お母さん)
かわいい
- 2 歳になるわが子の口癖。夫婦で「かわいいかわいい」と言っていたので、自分がかわいいことを知った上で、もっと褒めてもらおうとさまざまなことをします。それを見て、親が「かわいい」と言って…の繰り返しです( 30 歳お母さん)
おかあさんといっしょ
- 朝はこれを見ないと始まらない!夕方も夜ご飯の準備をしてる間に見てもらえて、ママは助かってます( 26 歳お母さん)
アニメ
- 家族でいろいろと見ました。「推しの子」「わたしの幸せな結婚」「SPY×FAMILY」とたくさんハマり、ハマるごとに主題歌なども聴きまくりました( 43 歳お母さん)
違う違う そうじゃない
- お兄ちゃんは音楽が大好き!お父さんが歌う昔の歌のフレーズをすぐ覚えます。鈴木雅之さんの「違う違う そうじゃな~い~♪」を覚え、なにかにつけて歌っています( 43 歳お母さん)
大丈夫?ありがとう
- 2 歳の娘が言葉を覚えてこればっか言ってるので、つられて皆言ってます( 40 歳お母さん)
かりかりチーズ丸
- 長女が好きで、保育園から帰ると、必ず食べてます!( 32 歳お母さん)
「はい」は一回
- 「はいはい」が口癖のわが家で、いつも誰かがツッコミ( 41 歳お母さん)
マイクラ
- 夫と息子がするようになり、グッズも買いました( 40 歳お母さん)
イヤ
- 2 歳の娘が今年一番使った言葉です…泣( 36 歳お父さん)
ユニバ
- コロナが 5 類になり、初めて家族みんなで旅行に行けたから( 46 歳お母さん)
最強
- 「最強図鑑」に「私は最強」。「最強やねー!」とよく使うようになりました( 40 代お母さん)
マツケンサンバ
- 「マツケンサンバⅡ」にハマって、家庭にあるSwitch版太鼓の達人でたたいて踊りまくっています( 42 歳お母さん)
すみっコぐらし
- レオマワールドのイベントで子どもがハマったようで、見かけるたびに「すみっコや!」と大はしゃぎしています( 29 歳お母さん)
四国の観光列車
- 列車が好きな子どもたちなので、四国の観光列車。「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「伊予灘ものがたり」の出るテレビをよく見たり、列車に手を振りに行ったりして楽しんでいます。今年は「千年ものがたり」に乗りに行きました!( 43 歳お母さん)