一人っ子ママは「2人目はまだ?」と聞かれがち…子どもの「きょうだい欲しい?」にどう答える?|ママたちが感じる「一人っ子育児」って?ココハレサポーターズが語りました〈後編〉
いろいろな家族の形がある中で、子どもは 1 人と決めていたり、結果的にそうなったり。きょうだいのいない「一人っ子」の家庭は決して珍しくありません。国の 2021 年の調査によると、「子どもが 1 人」の夫婦の割合はおよそ 2 割。20 年前に比べて 1 割増えています。
親にとってはたった 1 人のかわいいわが子だからこそ、喜びもあれば悩みも尽きず…。一人っ子育児に奮闘中のココハレサポーターズ 5 人が、子育て座談会で本音を語り合いました!
後編では、「2 人目は?」「きょうだい欲しい」といった周囲やわが子に言われがちな一言や、一人っ子の将来に思うことが話題に。「1 対 1 のババ抜きがすぐ終わる」など“あるある”のエピソードや、友達付き合いで親が心がけていることなどのテーマでも盛り上がりました。
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一人っ子は「けんか」や「シェア」が苦手?「愛情たっぷり」だけど「手をかけ過ぎ」が悩み|ママたちが感じる「一人っ子育児」って?ココハレサポーターズが語りました〈前編〉

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目次
カードゲームはママが3人分!ぬいぐるみを両端に座らせて…
1 対 1 で、深く濃く向き合う一人っ子育児。親子 2 人だけで遊ぶ時に困ってしまう、切実な“あるある”の話題に…。
――皆さんは家でお子さんとどんなふうに遊んでますか?
谷江さん:私自身にきょうだいがいる分、ゲームをする時に、きょうだいがいることの良さをめちゃくちゃ感じていて…。息子と 1 対 1 でカードゲームする時がちょっと大変。うちは 4 人でやってるみたいに、ぬいぐるみを両側の椅子に座らせるんです。
一同:(爆笑)
谷江さん:カードを 4 人分配って、私が 3 人分やって、めっちゃ忙しい(笑)。役作りして「今ミュウツーがババ取ったよ!」って、ぬいぐるみを負けさせたり。
山本さん:まねしよ!ババ抜き、すぐ終わるもん!
――本当に一瞬ですよね!
谷江さん:きょうだいがいるとけんかもするんでしょうけど、それなりに一緒に遊べますよね。子どもと親が険悪ムードになった時も、きょうだいがいたら緩和してくれるし。
上野さん:私、子どものころにお母さんとすごいけんかをして、「わあ~!」って部屋に戻ったんです。そしたら、やりとりをずっと聞いてた妹が私のところに来てくれて、そっと耳打ちで「クソババアだね」って(笑)。
一同:(爆笑)かわいいー!
上野さん:すごいありがたかった(笑)。
――腹立ちが和らぎますね。逆にきょうだいがいないと、しかられた後、1 人でもんもんとしてしまうんですかね?
舛田さん:しかる時、子どもがその時に思ったことを親に言えるようにしてあげないと、後で 1 人でしんどくなるだろうな。
谷江さん:家族 3 人だと、母親と子どもがけんかしてる時は、父親が子ども側に回ると緩和されますよね。
山本さん:そうだよね。でもうちも旦那が忙しい時はワンオペになって常に子どもと 1 対 1。そして全てが終わったころに旦那が帰ってくる。
一同:それ(笑)!
藤田さん:「あれ?何で険悪なの?」みたいな感じで(笑)。
山本さん:「いやもう終わったから、むしろ関わらないで!かき乱さないで!」って(笑)。
きょうだいがいない分、いろんな人と会わせてあげたい…親が努力しています
――お友達付き合いとかで、なるべくいろんな人に会わせるなど、親として気を付けていることはありますか?
山本さん:別の学校とか、幅広い年齢の友達ができるように親として努力してるかも。大人の集まりに連れて行ったり。
藤田さん:うちの小学校も子どもが少ないので、いろんな人と会わせてあげたいなと思っていますね。
上野さん:うちは地域の青年会の集まりに子どもを連れて行って、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんと遊んでもらってる。つながりがあるので、外で会っても「○○ちゃん!」って呼んでくれる。
――いいですね~。
谷江さん:近所の公園に行って、息子が行くであろう小学校の子どもたちと遊ばせてます。顔見知りになってくれたらなーって。優しい女の子が遊んでくれるので、女の子とばっかり遊んでる。
一同:かわいい。
谷江さん:息子はきょうだいげんかをしたことがないので、男の子に「どけよ」って言われただけで泣くんです。相手の子の親に「ごめんなさい!」って言われたんですけど、「気にしないでください」と(笑)。
上野さん:うちの娘は逆にけんかっ早い!「これは私の!」って。
一同:(笑)
――でも皆さん、それだけ気を配ってあげてるのが本当にすごいなと思います。
上野さん:きょうだいがいないので、「この人だったら話聞いてくれそう」っていう親以外の大人を、近所でもどこでもつないでおかないといけないな、とも思いますね。
谷江さん:大きくなってくると、もやもやしたり自分で考えたりするかも。親にもいちいち相談しないだろうし。
一同:そうですよね。
最近減ってきた「2人目は?」でも家族は容赦なし…
――皆さんは一人っ子ママということで、周りに何か言われてモヤモヤしたことってありますか?例えば「きょうだいはつくらないの?」とか「いつまでに 2 人目つくった方がいいよ」とか。
一同:めっちゃある!
谷江さん:「2 人目は?」は最近やっと減ってきた。子どもが 2、3 歳のころが一番多かったかも。「産んでもいいけど、あなたが育ててくれるの?」って感じでした(笑)。
一同:(笑)
谷江さん:当時はそう思ったけど、よく考えたら、向こうもたぶん世間話だったのかなと。
――「2 人目は?」はご家族やお友達からですか?
谷江さん:家族は容赦なく言ってきます。私は 3 人きょうだいだったので、母は「子どもは 3 人いて一人前」とか。
一同:え~!!
――実の親は厳しいですね!
谷江さん:「2 人でも少ない」っていう感覚があるみたいで、すごく言われましたね。
上野さん:私は娘だけで満たされてて、すごく幸せなので「もっと欲しいな」って思うことが今は特にないかな。いたらいたで、いいんですけど。
舛田さん:私も子どもが 2、3 歳のころまでは「2 人目」のこと言われた。でも自分の年齢的なものもあるし。
山本さん:私は高齢出産だったから、産む前から「2 人目を考えてるんだったら急がないと」と産婦人科の先生に言われて。
谷江さん:そんなこと言われなくても分かってるわ!(笑)
山本さん:そう!義理のお母さんにも「年子でも私が面倒見るからすぐ産んでよ」みたいに言われて。「ありがとうございますぅー!」って返しといた(笑)。
一同:(笑)
わが子からの「きょうだい欲しいな」にどう答える?お世話の対象は犬、トカゲ!
谷江さん:皆さんに聞きたかったんですけど、お子さんから「きょうだい欲しい」みたいに言われたことあります?
藤田さん:うちの息子は 1 人が気楽だから、言わないかな。
舛田さん:うちの娘は絶賛、今ですね!めちゃくちゃ言われる!「あそこはきょうだい 3 人いていいなあ」とか「○○ちゃん家はお兄ちゃんがいるんだって」とか。
――なるほど。何て返します?
舛田さん:「もう無理だよ~」って(笑)。
谷江さん:うちも小さいころから赤ちゃんが好きなので、「何で赤ちゃんがいないの?」って。本当は言っちゃいけないんですけど、「いい子にしてたら来るかもよ」って言ったら、すごいいい子になってきた…。
上野さん:うちも年少さんになって、保育園で赤ちゃんの面倒を見てるらしく「私も赤ちゃん欲しいな」って(笑)。アンパンマン、ドキンちゃんとかを寝かせてお世話してますね。
山本さん:それは、もうすぐメルちゃんの髪を切る日が来るね!
一同:(笑)
山本さん:子どもって、やっぱり下の子のお世話がしたいのかな?
――人形でも赤ちゃんでも「お世話したい」お子さんって多いんですね。
谷江さん:皆さんペットは飼ってます?
舛田さん:うちは 10 カ月のゴールデンレトリバーを飼ってます。娘と一緒に成長してる感じ。
谷江さん:イギリスのことわざで「子育てには犬を飼いなさい」ってありますもんね。きょうだいみたいでいいなあ。
舛田さん:犬がでかい「弟」なので、本当にそんな感じ!お世話の対象ができて良かったかな。家中、毛が本当にすごいですけど。
山本さん:うちは特殊で、爬虫類が大好きなんで大きなトカゲを飼ってる。
――トカゲ!?
山本さん:6 歳の誕生日の半年前から「トカゲが欲しい」って言い続けるので飼うことにしました。今日のご飯は小松菜と枝豆。コオロギとかがカリカリになったドライフードを上にパッパッて散らして。
一同:まるでサラダ!(笑)
山本さん:トカゲにご飯あげたり、ライトを消したりするのがお世話かな。
――それで母性本能が満たされてるんですね。
山本さん:いや、満たされてるのか分からない(笑)。でもいつも見て「かわいいねー」って言ってます。
将来の介護や墓じまいも考えつつ…1人でも3人でも5人でも幸せは幸せ!
――ちなみにお子さんが一人っ子だと、将来自分たち親が年をとった後の心配をしませんか?
山本さん:私は一人っ子で両親の介護をしてるんです。「娘もいずれこうなる」って分かるから、今はお金をためて将来は施設に入ろうって考えてます。「この子 1 人に両家のお墓を任せるのは…」と思うから、賛否両論あるけど墓じまいもしたい。
――なるほど…!計画的に考えてらっしゃるんですね。
谷江さん:私は自分が死んだ後も、「誰か子どもと一緒にいてくれる人がいたらいいなあ」って。
――結婚してほしい、とかではなく「共に歩んでくれる人ができたら」みたいな。
谷江さん:そうそう。
――最後に、一人っ子育児をしていて「これは言われて傷ついた」とか、言われたくなかったことってありますか?
舛田さん:直接的ではないけど、ニュアンス的に「子どもが 1 人だと楽だね」みたいなことを言われて。例えば「3 人いたら大変だよね」って言うじゃないですか。「じゃあ 1 人は大変じゃないの?」って。
一同:うんうん。
舛田さん:子どもが 3 人いたら大変だろうと思うのは本音。でも一人っ子の子育てが大変じゃない、とは思ってないかな。
山本さん:私は言っちゃうかも。仲のいい家族に子どもが 4 人いて、「4 人って大変よねー。まあうちも大変だけど」って言う(笑)。「大変」の部類が違うけどね。
谷江さん:やっぱり子ども 2、3 人いたと想像したら大変ですもんね。
――誰かに一人っ子について言われたことでモヤモヤしてしたり、気にしたりしてしまうこともありますが…。
谷江さん:そんな時は「早く寝ろ!」ですね。
一同:(爆笑)
山本さん:子どもが 1 人でも 3 人でも 5 人でも、親は幸せ!。
上野さん:自分の幸せを自覚するのが大事ですね!
「一人っ子育児ママ座談会」を前編・後編でお届けしました。いかがでしたか?
ココハレ編集部員も一人っ子を育児中。「2 人目は?」の言葉や、「1 対 1 のカードゲームは大変」などのエピソードにうなずきっぱなしでした。きょうだいがいない分、親が時には友達になり、遊び相手になり…。ずっと向き合っている分「これでいいのか」と思うこともありました。
でも、子どもはいつか家を出て行くもの。あの手この手で工夫するのも、今しかない一人っ子育児の楽しさだと皆さんとおしゃべりして実感しました!子どもが将来「わが家はこれで良かった」と思ってくれたらいいですね~。
ココハレではこれからも、サポーターズのおしゃべりをお届けしていきます。お楽しみに!
この記事の著者