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【つむサポ講座・参加団体】キンダーママ|南国市の子育て支援センター「キンダーガーデンおおしの」でイベントを企画・運営しています

【つむサポ講座・参加団体】キンダーママ|南国市の子育て支援センター「キンダーガーデンおおしの」でイベントを企画・運営しています

高知の新しい子育て支援「みんなでつむサポ」。講座を企画している皆さんを紹介します

妊娠期からの切れ目ない子育て支援を目指す高知県の施策「高知県版ネウボラ」に 2021 年度、「みんなでつむサポ」という新しい取り組みが加わりました。高知県内で子育て講座を企画する団体をつなぐことで、気軽に子育て相談や交流ができる場を地域に増やしていこうと、8 団体・個人が活動しています。

この記事では「キンダーママ」の活動を紹介します。南国市の地域子育て支援センター「キンダーガーデンおおしの」のママサークルで、支援センターで出会ったお母さんたちが「自分たちがやってみたいこと」を企画・運営しています。

2018年度から活動するママサークルです

キンダーママは、南国市の大篠保育園内にある子育て支援センター「キンダーガーデンおおしの」で 2018 年度から活動しています。お母さんたちの希望を取り入れながら、子育て講座や助産師さんとの座談会、パンやリース作り、写真講座など楽しい企画を行ってきました。

「キンダーガーデンおおしの」は大篠保育園の東側に隣接する木の建物です
「キンダーガーデンおおしの」は大篠保育園の東側に隣接する木の建物です

1 年の計画は 4 月にお母さんたちが話し合って決めます。2021年度、中心となって活動しているのは 5 人。高知県外出身の人や南国市外で暮らす人など背景はさまざまですが、「『ママ友をつくらなきゃ』と空回りせずに、ゆるく、楽しく友達ができる」と話します。

4 歳と 1 歳を育てるお母さんは第 1 子の育休中に南国市に引っ越しました。すぐに職場復帰したため周囲に知り合いがいませんでしたが、第 2 子の育休中に「キンダーガーデンおおしの」に通い始め、スーパーで出会った時にあいさつするなど顔なじみのお母さんができたそう。「南国市で初めて地元感を味わえた」と振り返ります。

「子育ての話を先生にじっくり聞いてもらえる」「居心地のいい空間で毎日の疲れが癒やされた」。お母さんたちはそんな感謝を胸に、運営に携わっています。

畳のマットが敷かれ、安心して遊べます
畳のマットが敷かれ、安心して遊べます

子どもと離れて活動する時間を。リフレッシュできたファーストスプーン作り

キンダーママの企画として 11 月 30 日、南国市の日章福祉交流センターで「ファーストスプーンづくり」という講座が開かれました。今回は高知県内で「ファーストスプーン木育講座」を開いている高知県森と緑の会との共催で、18 人が参加しました。

ファーストスプーン木育講座では、スプーンの形にカットした木を、自分の好みの形状に削り、磨いていきます。開催する市町村に生えている木を材料にすることで、森を身近に感じてもらうきっかけになるそうです。

今回は南国市に生えている16種類の木からスプーンが用意されました
今回は南国市に生えている16種類の木からスプーンが用意されました
握りやすさ、食べやすさを考えながら
握りやすさ、食べやすさを考えながら

作業は約 2 時間。子どもたちは託児に預け、ひたすらスプーンを削り、磨きます。キンダーママの企画では「子どもはとてもかわいいけど、ずっと一緒にいるとしんどくなる」「時には離れる時間も必要」という考えから、親子で取り組む活動以外は託児を設けています。

お母さん同士で向かい合って磨いていると、自然と話が弾みます。「子どもと離れて無になれるね」「家ではつきまとわれるもんね」「トイレまでね」と話しつつ、「もう 1 人遊びします?」「保育園はいつ入れる?」と情報交換も。

削り始めて 1 時間半が経過。やすりの目を細かくしていくことで、スプーンはすべすべの手触りに変化していきました。最後に表面にオイルを塗って完成です。

託児から子どもたちが戻り、会場は一気ににぎやかに。お母さんと離れて泣いていた子どもも落ち着きました。子どもを受け取ったお母さんは「単純な作業が結構楽しかった」「リフレッシュできた」と笑顔で話していました。

先生に見守られながら

2021 年度はこのほか、親子向けの体操教室や、抱っこやおんぶの仕方を学ぶ「ベビーウェアリング教室」を開きました。活動予定や振り返りは毎月のお便りに加え、今年開設したブログで紹介しています。

イベントや講座を自分たちで企画・運営すると、課題も出てきます。「時間が足りなくなった」「子どもたちがちょっと飽きてしまった」といった反省点を生かし、内容や進め方をブラッシュアップしています。

お母さんたちが話し合いをする間は先生たちが子どもを預かってくれます。サークルのOBが当日手伝いに来てくれることもあるそう。「アドバイスやサポートはありがたいです」とお母さんたち。「私たちが有志でやったらとてもできません。保育園併設のセンターのママサークルのよさだなと思います」

2021 年度の中心メンバー 5 人のうち、4 人は職場復帰や就職で春には支援センターを“卒業”します。近年は 1 年前後で復帰するお母さんが多く、支援センターのママサークルや保護者会活動が難しくなっていますが、「子育てだけでなく、イベント運営の充実感や達成感を味わってほしい」とお母さんたちは話しています。

 

活動内容や予定はキンダーママのブログで確認してください。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小1と年少児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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