アンパンマン列車20周年!香美市のやなせたかし記念館別館で11月3日まで模型展
JR四国が運行するアンパンマン列車が 20 周年を迎え、香美市香北町の市立やなせたかし記念館別館ではアンパンマン列車の模型展が開かれています。
会場にはアンパンマン列車の歩みを紹介するパネルや車両の模型のほか、アンパンマンキャラクターの座席もあり、自由に座っていいそうです。記念撮影にぴったりですね。
模型展は 11 月 3 日まで。期間中は小学生以下の先着 30 人にオリジナルのアンパンマン駅長人形がプレゼントされるそうです。おでかけにいかがですか?
アンパンマン列車20周年 土讃線に笑顔運び...JR四国、香美市で模型展
(高知新聞 2020 年 10 月 16 日朝刊より)
子どもたちの笑顔を運んで20年―。JR四国が運行して20周年を迎えたアンパンマン列車の模型展が、香美市香北町の市立やなせたかし記念館別館で開かれている。
四国各地や瀬戸大橋を走るアンパンマン列車は2000年10月に運行を始め、延べ2千万人以上が乗車。東日本大震災後の12年には被災地を走り、元気を届けた。
模型展は11月3日まで。火曜休館。
アンパンマンと旅気分 香美市の展示に家族連れら
香美市香北町の市立やなせたかし記念館別館で開かれている「楽しい! アンパンマン列車模型展」。20周年を迎えたJR四国のアンパンマン列車の歩みを、初代から最新型までの車両模型やパネル、座席シートの展示などで紹介している。
同列車はやなせさんが生み出したアンパンマンを地域活性化に生かそうと、2000年10月に土讃線特急でデビュー。翌年には予讃線で運行を始め、遊具のあるプレイルーム付きの車両なども登場した。現在は21両が運行しているほか、アンパンマンバスも走る。
会場では、列車のジオラマなどがある高知駅の広場などを含め、関連史を33枚のパネルで紹介。今年7月に登場した新型ディーゼル特急「2700系」(土讃線)などの模型5台も展示している。
このほか、来場者が自由に座れるアンパンマンキャラクターのシートも。家族4人で車で訪れた群馬県の男性は「アンパンマンの列車があることを初めて知った。子どもも大喜びなので、次は鉄道旅をしたい」と見入っていた。
期間中は1日先着30人(小学生以下)に同社オリジナルのアンパンマン駅長人形を贈る。アンパンマンミュージアム共通券か、詩とメルヘン館本館入館券で入場できる。問い合わせは同記念館(0887・59・2300)へ。(横田宰成)