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週刊高知の子どもニュース 2020年10月18~24日

2020年10月ももう後半。皆さん、秋を楽しんでいますか?

馬路村の馬路小学校の授業参観では、5 年生が保護者と一緒に巨大塗り絵に挑戦しました。題材はゴッホの名画「ひまわり」。スマホで色合いを確認しながら塗っていたそう。完成した作品を前に充実の表情です。

高知市にはBMXの新しい練習場が完成しました。BMXは自転車競技の一種で、練習場はジャンプ台などが設置された本格的なものだそう。利用は無料で、BMXの無料貸し出しもしています。

2020 年 10 月 18 ~ 24 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

とさ自由学校の児童 土佐清水市で歴史探索や食体験

宗田節加工場を見学する児童ら(土佐清水市中浜)
宗田節加工場を見学する児童ら(土佐清水市中浜)

(高知新聞 2020 年 10 月 18 日朝刊より)

吾川郡いの町勝賀瀬の私立小学校「とさ自由学校」の1~6年生32人が、16日までの3日間、土佐清水市を研修で訪れ、豊かな自然や歴史、食文化に触れた。

同校は体験活動を重視する教育カリキュラムが特徴。学校近くに海がない上、教員のアーサー・デイビスさん(53)がかつて、国際交流員として同市で暮らしていたことから研修先に選んだ。

「土佐と海の関係を知る」というテーマに沿って、「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」(以布利)や県立足摺海洋館「SATOUMI」(三崎)、清水魚市場(市場町)、ジョン万次郎生家(中浜)などを見学。わら焼きたたき作りやシーカヤックなどの体験も楽しんだ。

同市中浜の宗田節加工場では、メジカを約1週間いぶした宗田節は、味、香りとも濃厚で、各種のだしに使われていることなどの説明を受けた。児童は節を試食し「食べたのは初めて。おいしい」と海の恵みを堪能していた。(山崎彩加)

馬路小で親子が巨大塗り絵に挑戦 名画「ひまわり」3メートル超に

馬路小の5年生が挑戦した巨大塗り絵(馬路村の馬路小中体育館)
馬路小の5年生が挑戦した巨大塗り絵(馬路村の馬路小中体育館)

(高知新聞 2020 年 10 月 18 日朝刊より)

安芸郡馬路村の馬路小中学校体育館で17日、5年生7人と保護者が画家ゴッホの「ひまわり」を題材にした巨大塗り絵に挑戦した。

授業参観の一環で、地域おこし協力隊員の画家、上村菜々子さん(32)が先生役に。絵を鑑賞して、自由に表現する力を養ってもらおうと絵の具2・8リットルを用意した。

親子は「ひまわり」が線描され、8枚に分割した紙に色付け。スマートフォンで名画の色合いを確認して絵の具を調合した。指で色を乗せていった子どもたちは「グミと水を一緒につかんだような感触や」と塗り絵を楽しんでいた。

色を塗った8枚をつなげると縦3・3メートル、横2・3メートルの「ひまわり」が完成。乾心優(みゆ)さん(10)は「パズルみたいに並べて、大きな絵になった途端、びっくりした。みんなそれぞれ違った絵を塗って面白かった」と話していた。(北原省吾)

高知県内77人、22校を表彰 新聞感想文コンクール

表彰状を受け取る受賞者(高知市本町4丁目の「ザ クラウンパレス新阪急高知」)
表彰状を受け取る受賞者(高知市本町4丁目の「ザ クラウンパレス新阪急高知」)

(高知新聞 2020 年 10 月 19 日朝刊より)

高知県内の小中高生を対象にした「第17回新聞感想文コンクール」の表彰式が18日、高知市内のホテルで開かれ、入賞した児童生徒に表彰状が贈られた。

高知新聞販売所でつくる高新会と高知新聞社が「新聞を見て、読んで感じたこと」をテーマに募集。小学生は52校1489点、中学生は23校2252点、高校生は6校582点の応募があった。

個人賞は小中高合わせて最優秀5人、優秀25人、優良47人が選ばれた。優秀学校賞は3校、参加奨励賞は19校だった。

表彰式には受賞者や家族ら約20人が出席。審査員を代表して、小砂丘賞委員会の越智康夫常務理事が「しっかり記事が読めているので、主張がはっきりしている。読み手の心に響く作品になっている」と講評した。

小学高学年の部で最優秀になった初月小6年の尾崎礼菜さんは、トランプ米大統領が新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼んだ記事を読み、本当の敵は人ではなく「ウイルス」であることを感想文で主張。上海で3年ほど暮らしたことがあるといい、「上海の友だちが傷ついていないか心配。差別のない世の中になってほしい」と話していた。(乙井康弘)

須崎市の浦ノ内小児童が終末処理場を見学

終末処理場を見学する浦ノ内小4年生ら(須崎市)
終末処理場を見学する浦ノ内小4年生ら(須崎市)

(高知新聞 2020 年 10 月 21 日朝刊より)

下水道の仕組みについて学んでいる高知県須崎市の浦ノ内小学校(浦ノ内東分)の児童がこのほど、須崎市潮田町にある市の終末処理場などを見学した。

4年生16人は、排水で海や川を汚さないことや雨水を集めるといった下水道の役割を事前に学習。16日訪れた終末処理場では、須崎市が2017年から導入しているスポンジを使った水質浄化の新技術「DHSシステム」の仕組みについて担当職員から説明を受けた。1辺3センチほどのスポンジ270万個で浄化していると聞くと、「すごい」などと声が上がった。

隣接する雨水ポンプ場では、ポンプを実際に動かしエンジンのごう音を聞いたり、直径1・5メートルの大きな排水管を見たりして、児童らは熱心にメモを取っていた。

小泉勇磨君(10)は「水をきれいにするのに、手間がとてもかかるのが分かった。これからは水を大切に使いたい」と話していた。(富尾和方)

高知市に自転車BMXの本格練習場が完成! 無料貸出も

ジャンプ台で技の練習をするライダーたち(高知市五台山)
ジャンプ台で技の練習をするライダーたち(高知市五台山)

(高知新聞 2020 年 10 月 21 日夕刊より)

「楽しく大勢利用を」
東京五輪の新種目としても注目されている自転車BMXの新しい練習場がこのほど、高知市五台山の高知市東部総合運動場西側に完成した。愛好家団体「高知BMX協会」によると、四国初の本格的な練習場で、「自由に楽しく遊べる場所として大勢に利用してもらいたい」としている。

現地にはもともと簡素なジャンプ台などがあったが、近くの介良川の護岸工事のため移動が必要になった。既設の設備を動かすだけの予定だったが、ミタニ建設工業、福留開発(いずれも高知市)の賛同、協力もあり、設備をグレードアップできることに。本格的な練習場が完成した。

縦65メートル、横20メートルの広場に、12のさまざまなジャンプ台などを設置。ハーフパイプ型のジャンプ台を使った「パーク」や、コンクリートの地面でスピンする「フラットランド」の練習ができ、熟練したライダーのニーズにも応えることができるという。

18日にはお披露目会があり、小学生から50代まで県内外のライダー30人が“走り初め”。思い思いに技にチャレンジしたり、互いに評価し合ったり。2年前から練習を始めたという松下新(はじめ)くん(7)=高知市=は「難しい技ができるようになるとうれしい。一緒に練習する友達が増えたらいいな」と笑顔だった。

高知BMX協会の窪内貴代表(47)は「昔の公園のように、いろんな年代の人が訪れて人間関係や礼儀が学べる場所をつくりたかった。子どもたちに人との交流や努力の大切さを知ってもらいたい。いつか、ここから五輪選手が出たらうれしいですね」と話している。

練習場は利用無料。BMXの無料貸し出しもある。問い合わせは「田内輪業」(088・819・2365、正午~午後7時、日曜休み)へ。(深田恵衣)

英語かるたで防災用語 高知市の一宮東小児童が楽しく学ぶ

英語を使った防災かるたに挑戦する子どもたち(高知市の一宮東小)
英語を使った防災かるたに挑戦する子どもたち(高知市の一宮東小)

(高知新聞 2020 年 10 月 22 日朝刊より)

ハイグラウンド(High ground=高台)はあっちです―。南海トラフ地震など、いざという時に子どもたちが外国人を誘導できるよう、高知市の一宮東小学校の4年生30人が、英語の防災かるたを使って楽しく用語を学んだ。

かるたは細川晃教頭の発案で同校の外国語指導助手(ALT)が試作中。E(Earthquake=地震)、U(Under the table=机の下へ)など、英語の頭文字とかわいらしい絵が入った12種類ができている。

授業では、発音練習を繰り返した後、児童一人一人が机にカードを並べてかるた取りに挑戦。消火器(Fire extinguisher)や保存食(Non―perishable)など、聞き慣れない単語に苦戦する児童もいたが、「難しかったけど楽しかった。かるたなら誰でもすぐに単語を覚えられる」と喜んでいた。

細川教頭は「これからオリンピックなどで増える外国人を助けられる子どもに育ってほしい」と話していた。(宮崎順一)

命の大切さを絵本で知って 丸亀の女性が香美市の幼稚園に寄贈

「自分の命を大切に」と呼び掛ける岡田さえさん(香美市土佐山田町旭町2丁目の第二土佐山田幼稚園)
「自分の命を大切に」と呼び掛ける岡田さえさん(香美市土佐山田町旭町2丁目の第二土佐山田幼稚園)

(高知新聞 2020 年 10 月 22 日朝刊より)

絵本を通じて命の大切さを訴えている岡田さえ(本名・岡田佐江子)さん(45)=香川県丸亀市=がこのほど、高知県の香美市の第二土佐山田幼稚園で、自作絵本の読み聞かせを行い、6冊を寄贈した。

岡田さんは、美容・健康食品などを扱う会社を経営する傍ら、4年前からラオスでベトナム戦争時の不発弾処理に資金援助。当たり前の日常への感謝や、協力しながら生きることの大切さを伝えたいと、昨年5月に自身がストーリーを手掛けた絵本「いのちのおはなし」を出版し、全国の学校などで読み聞かせをしている。

絵本は、動物や植物と仲良く暮らす女の子が、戦争に巻き込まれて友達を失いながらも、仲間に支えられて前に進んでいく姿を描いている。

16日には、同幼稚園の年長児30人に読み聞かせ。「人も動物もかけがえのない命」「悲しんでいるお友達がいたら、優しく声を掛けてあげて」などと呼び掛けた。

岡田さんは、新作の出版を11月に予定しており、「絵本を通じて、自分を大切にし、人を思いやる気持ちを子どもたちに感じてほしい」と話していた。(小笠原舞香)

梼原町連合青年団が植樹

(高知新聞 2020 年 10 月 22 日朝刊より)

梼原町連合青年団(高橋元気団長)の団員や梼原こども園の園児ら約40人が17日、川西路の町有地「NHKアンテナ広場」で、シラカシやアカガシなど計50本を植樹した=写真。

町の「令和の森林(もり)づくり」事業の一環。樹木は、明治神宮のドングリから苗木を育てているNPO法人響(東京)から提供を受けた。

高知南国道路 仕組み学ぶ 泉野小90人 排水性に驚き

高知南国道路を見学する泉野小の児童(高知市高須砂地)
高知南国道路を見学する泉野小の児童(高知市高須砂地)

(高知新聞 2020 年 10 月 23 日朝刊より)

高知市東秦泉寺の泉野小学校3年生約90人が22日、本年度中に全線開通する高知南国道路の未開通区間などを見学し、道路の仕組みや必要性について理解を深めた。

県道路課が毎年、小学生向けに「道路学校」と銘打った出前授業を行っており、今回は同校の遠足に合わせる形で企画した。

この日、児童はバスで高知中央インターチェンジ(高知市高須砂地)から未開通の本線へ。車中で県内の道路事情や道路の仕組みなどを聞きながら、約1・5キロを試走した。

その後、道路に降り立ち、水はけを良くする排水性舗装や作業車などを見学。「めっちゃ雨なのに、水たまりが一つもない!」「(作業車が)でかくてかっこいい」などとはしゃいでいた。

長尾咲帆さん(9)は「道路も道路から見た景色もきれい。家族みんなで車に乗って走りたい」と笑顔で話していた。(谷沢丈流)

初月小周辺は氾濫平野 高知市 「地研」が防災教育

ボーリング調査のサンプルなどに触れる児童ら(高知市の初月小)
ボーリング調査のサンプルなどに触れる児童ら(高知市の初月小)

(高知新聞 2020 年 10 月 23 日朝刊より)

地盤の専門家による出張授業が22日、高知市南久万の初月小学校で初めて行われた。防災教育の一環として、地元の地質コンサルタント企業が協力。5、6年生約240人が学校周辺の地形の成り立ちなどを学んだ。

学校近くの「地研」(大西鋼社長)が創業50年を機に同校に提案。防災とキャリア教育の授業を行った。

宮地修一品質管理室長(51)が地質の特徴や、ボーリング調査の手法などを説明。同校周辺の調査データから「実はこの辺りは氾濫平野。大昔の洪水でできた」「学校前の久万川は、昔は1本でなくあちこち流れていた」などと紹介した。

5年の南晟(せい)太郎君(11)は「この地面が洪水でできたなんてびっくり。知らないことがいっぱいだった」と楽しんでいた。

続けて6年生向けのキャリア教育として、若手社員らがやりがいなどを紹介。「僕らの仕事は見えない所を見る。新しい発見があり先のことも見えてきます」と話していた。(八田大輔)

干潟の生物探し 児童10人が観察 須崎市

児童らが干潟の生物を観察したイベント(須崎市押岡)
児童らが干潟の生物を観察したイベント(須崎市押岡)

(高知新聞 2020 年 10 月 23 日朝刊より)

川と海をつなぐ干潟の生物から環境について学ぶイベントがこのほど、須崎市内であり、小学5、6年生10人が生物の採取や観察に取り組んだ。

高知大学の伊谷行教授(海洋生物学)らの指導で17、18日、市内を流れる桜川の河原で水生生物を調査。押岡川との合流地点にある干潟では、専用のポンプを使って泥の中に生息するヨコヤアナジャコとニホンスナモグリの捕獲に挑戦した。

児童らは、吸い出した泥を繰り返しざるで洗い、3センチほどのオレンジ色の個体を見つけると「おった、おった」。高知市の付属小6年、村田佳蓮さん(11)は「干潟に来たのは初めてで、よく見ると生き物がたくさんいてびっくりした。どうすれば生き物が少なくならないか考えたい」と話していた。

イベントは日本財団などが展開する「海と日本プロジェクト」の一環。(富尾和方)

土佐和紙の切り絵できた!日高村の全児童挑戦 優秀作品を表彰

土佐和紙の切り絵を手にほほ笑む最優秀賞の児童9人(日高村立図書館「ほしのおか」)
土佐和紙の切り絵を手にほほ笑む最優秀賞の児童9人(日高村立図書館「ほしのおか」)

(高知新聞 2020 年 10 月 24 日朝刊より)

高岡郡日高村の全児童が今夏、土佐和紙の切り絵に取り組み、このほど同村で優秀作品の表彰式が行われた。

今年5月、県内の和紙製造や卸売業者でつくる「こどもとおうちあそび推進協議会」(会長=鎮西寛旨(ひろよし)ひだか和紙社長)が、村教委に切り絵セットを寄贈。村のキャラクター「もへいくん」やチョウなどの型紙と素材の土佐和紙約10枚が一つになっており、全児童が挑戦した。

集まった141点は、チョウの羽が柔らかい緑のグラデーションになっていたり、もへいくんの服が格子状になっていたりと、アイデア豊かな作品ぞろい。村教委職員の投票で9点の最優秀作品が選ばれ、15日に同村本郷の村立図書館「ほしのおか」で表彰式を行った。

最優秀の能津小3年の広井育心(はぐみ)さん(8)は「いろんな色を使って工夫した。いいのができてうれしい」とにっこり。日下小6年の安岡苺菜(まいな)さん(12)は「和紙は一枚一枚触り心地が違って、すごいと思った」と話していた。

最優秀の作品は12月上旬まで「ほしのおか」に展示されている。(楠瀬健太)

巨大カボチャ ごろごろ収穫 佐川町の園児ら

「よいしょ、よいしょ」と協力してカボチャを運ぶ園児たち(佐川町中組)
「よいしょ、よいしょ」と協力してカボチャを運ぶ園児たち(佐川町中組)

(高知新聞 2020 年 10 月 24 日朝刊より)

高岡郡佐川町中組の畑でこのほど、斗賀野中央保育園の園児が巨大品種のカボチャを収穫した。おっきいカボチャをみんなでごろごろ転がし、頑張って運んだ。

地元の農事組合法人「トピアとかの」が、園児たちに楽しんでもらおうと初めて栽培した。約10アールの畑に40個ほどの巨大カボチャが実り、中には30キロ以上ありそうなものも。

20日は年中、年長の園児41人が参加した。畑に入るなり「めっちゃでかい!」と大喜びで、パンパンたたいてみたり、上に乗ってみたりと興味津々。2、3人が協力してカボチャを転がし、トピアのメンバーが軽トラックに積み込んだ。

カボチャは同保育園やJR斗賀野駅に飾るという。(楠瀬健太)

佐川の4小中学校にマスク寄贈

(高知新聞 2020 年 10 月 24 日朝刊より)

佐川町の女性グループがこのほど、町内の4小中学校にマスク計約420枚を寄贈した。7、8月、町内のスーパーなどに家庭で余っているマスクを募る箱を設置して集めた。

21日は中心となった同町中組の安田節子さん(66)ら3人が斗賀野小学校を訪れ、マスクを児童に手渡した=写真。受け取った6年の尾崎優翔君と五藤衣花さんは「コロナに感染しないよう、大切に使います」とお礼を述べた。

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ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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