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週刊高知の子どもニュース 2020年11月22~28日

新型コロナウイルスでいつもと違う年となった 2020 年もあと 1 カ月余りとなりました。あっという間ですね。

今週の注目は南国市の大篠小学校の平和学習。反戦や被爆体験継承などの活動に取り組む人々とオンラインで交流しています。コロナで広がったオンラインが学びの場で積極的に生かされています。

2020 年 11 月 22 ~ 28 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

自分好みの味は? 安芸市の下山小児童がオリジナルポン酢作り

児童らが自分好みのポン酢を作った出前授業(安芸市下山の下山小)
児童らが自分好みのポン酢を作った出前授業(安芸市下山の下山小)

(高知新聞 2020 年 11 月 24 日朝刊より)

食品メーカーのミツカン社員の指導でオリジナルポン酢を作る出前授業がこのほど、高知県安芸市下山の下山小学校であり、児童7人と保護者が酸っぱいけどおいしい配合に挑戦した。

安芸市はユズの生産が盛んで、果汁がミツカンのポン酢「かおりの蔵」に使用されている縁で20日、ミツカン社が出前授業を行った。

まず、ミツカン社社員がゆず果汁を使ったポン酢の製造過程を説明。かおりの蔵を当てる“利きポン酢”ゲームなども楽しんだ。

オリジナルのポン酢作りでは、材料となるしょうゆ、酢、みりん、ゆず果汁、だし汁の5種類を用意。自分なりの配合でポン酢をブレンドし試飲した。児童らは「ユズ入れすぎた、酸っぱー!」「これ、いいかも!」と笑顔を見せていた。

最後は学校で育てたシイタケを焼き、自分好みのポン酢で味わった。4年の楠村心菜さん(10)は「家でもお鍋やナスにかけて使っている。ユズが多めの味が好き。おいしくできた」と喜んでいた。(森部智成)

元気に「はっけよい!!」 四万十市で低学年の相撲大会

力のこもった取組を見せる子どもたち(四万十市の安並運動公園武道館)
力のこもった取組を見せる子どもたち(四万十市の安並運動公園武道館)

(高知新聞 2020 年 11 月 25 日朝刊より)

児童に相撲の面白さを体験してもらおうと、高知県四万十市安並の安並運動公園武道館でこのほど、四万十市低学年相撲大会が初めて開かれ、約30人が力いっぱいの取組を披露した。

新しい才能の発掘も目指し、高知県相撲連盟四万十支部が開催。22日、具同小学校、中村南小学校、東山小学校、大用小学校、中村小学校の市内5小学校の1~3年生が個人戦と団体戦で戦った。

行司の「はっけよい!」の声に最初はおっかなびっくりだったが、次第に力強くぶつかり合うように。相手を土俵の外へ押し切ってうれしそうな表情を浮かべたり、投げられて悔し涙を流したりと、相撲の魅力を目いっぱい体感していた。

団体戦を制した東山小3年の倉松臣(じん)君(9)は個人戦も優勝。「相手のまわしにくっつき虫みたいにくっついて離れないようにした」と勝因を振り返り、「相撲は勝ったらすごく楽しい」と喜んでいた。

田中紘二支部長(79)は「瞬発力や前に出る力を持っている子がたくさんいた。自分の長所を伸ばしていってほしい」と話していた。(平野愛弓)

母のがんと家族愛つづる 生命保険作文コンクールで全国一

生命保険についての作文コンクールで全国一に輝いた本田哲平さんと母の恵美子さん(高知市の高知中学校)
生命保険についての作文コンクールで全国一に輝いた本田哲平さんと母の恵美子さん(高知市の高知中学校)

(高知新聞 2020 年 11 月 25 日朝刊より)

本田さん(高知中1年)
生命保険をテーマにした中学生の全国作文コンクールで、高知市の高知中学校1年、本田哲平さん(12)が応募2万6018点の中から最優秀賞に輝いた。母親のがん治療を通して知った生命保険の大切さだけでなく、互いを思いやる家族愛を臨場感あふれる文章で表現。高い評価を得た。

作文は5年前、母の恵美子さん(45)が、がんと診断されたことを知る場面から始まる。小学2年生だった哲平さんは、母と3歳年上の兄が話しているのを立ち聞き。

〈足がガクガク震えたが、耳をそばだてて必死に話を聞いた〉

哲平さんは兄に不安をぶつけ、恵美子さんには病気や今後の生活について尋ねた。それらの場面では、哲平さんを思いやる2人の言葉も書いた。

〈長男の僕が頑張るから心配しなくていい〉

〈保険に入っているから治療費も心配しなくていいよ〉

恵美子さんは手術を受け、治療を重ねて病状も安定。以前と変わりなく働いている。今、哲平さんは願っている。

〈母と一緒に過ごせる何気ない毎日の幸せが、これからも続いてほしい〉

その上で万が一に備える必要性を強調。生命保険が〈僕の家族の幸せの絆を繋いでくれた〉と締めくくった。

審査員は「文章から素晴らしい家族愛が伝わってきた。自分自身で生命保険について調べたことも書き、実感のこもった非常に良い作品」と評価した。

24日、高知中学校で表彰式。哲平さんは「家族や先生のおかげで賞がもらえた。素直にうれしい。この賞にふさわしい人になりたい」と喜び、同席した恵美子さんは「普段あまり自分の思いを言葉にしない性格だが、心が優しい子。作文にして、気持ちを伝えられるようになったところに成長を感じ、感動した」と目を細めた。

1963年から毎年開かれている作文コンクールは、生命保険文化センター(東京都)の主催。高知県中学生の作品が最優秀の文部科学大臣賞を受けたのは初めて。(岡林知永、新田祐也)

オンラインで平和学習 南国市の大篠小が被爆3世らと交流

元島民の得能宏さんとオンラインで交流する大篠小の6年生たち(南国市大埇甲の同校)
元島民の得能宏さんとオンラインで交流する大篠小の6年生たち(南国市大埇甲の同校)

(高知新聞 2020 年 11 月 25 日朝刊より)

オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使った平和学習に、高知県南国市の大篠小学校6年生146人が取り組んでいる。反戦や被爆体験継承などの活動に取り組む人々と交流し、学びの輪を広げている。

大篠小学校は例年、修学旅行で広島県を訪れ、語り部から被爆体験を聞いている。今春からは、年間を通した学びにするため、オンライン交流を始めた。

6年生は今夏、新聞記事で知った被爆3世のシンガー・ソングライター、瀬戸麻由さん=広島県呉市=とオンライン交流。10月には広島市で会って、歌を通じた反戦活動に触れた。

20日には、北方領土・色丹島の元島民、得能宏さん(86)=北海道根室市=がオンラインで出前講義。色丹島を舞台にしたアニメ映画「ジョバンニの島」のモデルでもある得能さんは、「みなさんと同年代の11歳の時、侵攻した旧ソ連軍に物品を奪われ、家を追い出された」などと戦時下での体験を紹介した。

得能さんは「両国の人々が仲良く交流しながら、民間同士の友情を育てることが国を動かす」と呼び掛け。児童は「元島民が自由に行き来する時が来るためには、まず4島を知ることが大事」などと話し合っていた。

12月には、イスラエル在住の紛争地域支援スタッフとも「つながる」予定。彼末健一教頭は「当事者の高齢化が進むにつれて戦争の記憶も薄れつつある。若い世代とも交流を進め、継承の輪をつなげたい」と話している。(横田宰成)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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