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北川小児童が制作した映像が大臣奨励賞を受賞しました|週間高知の子どもニュース(2021年5月29~6月4日)

気がつけば早くも6月。1年の半分を折り返す月に入りました。

北川村の北川小学校6年生が昨年度制作した「モネの庭マルモッタン」のPR映像が総務省の「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞に輝きました。子どもたちは「これからも村の魅力を発信していきたい」と話しています。

2021 年 5 月 29 ~ 6 月4 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

北川小の映像に大臣奨励賞 児童が制作、モネの庭PR 総務省コン

児童が制作したモネの庭の魅力を紹介する映像の一場面
児童が制作したモネの庭の魅力を紹介する映像の一場面

(高知新聞 2021 年 5 月 29 日掲載)

安芸郡北川村の北川小学校6年生が昨年度制作した「モネの庭マルモッタン」(野友甲)のPR映像が、総務省の「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞に輝き、28日発表された。昨年度は同省など主催の「四国コンテンツ映像フェスタ」で小・中学生部門最優秀賞を受賞しており、児童は喜びを新たにしている。

同省は毎年「電波の日」(6月1日)に合わせて、若い世代の情報発信を支援しようと「地域発―」の大臣奨励賞を選定。全国各地の総合通信局が推薦した作品の中から、今回は8点を選んだ。小中学生の受賞は同小のみだった。

児童9人は5年生の授業でモネの庭の魅力発見に取り組んだ。タブレットで咲き誇る花々などを撮影。「祝20周年 北川村『モネの庭』マルモッタンに来てみいや」と題し、2分55秒の映像に編集した。

小原美空さんは受賞に「みんなの頑張りが評価されてうれしい。これからも村の魅力を発信していきたい」と笑顔で話していた。

映像は同省のユーチューブチャンネルで公開されている。(植村慎一郎)

白木谷小学校の児童ら、新型コロナで2年ぶりに田植え 高知県南国市

素足で田んぼに入り、苗を手植えする児童ら(南国市白木谷)
素足で田んぼに入り、苗を手植えする児童ら(南国市白木谷)

(高知新聞 2021 年 5 月 30 日掲載)

南国市白木谷の白木谷小学校の児童27人が28日、学校近くの田んぼでヒノヒカリともち米の苗を手植えし、泥だらけになりながら汗を流した。

「わんぱく田んぼ」と銘打ち、20年以上前から続けている食育学習。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止され、2年ぶりの田植えとなった。講師役の農家やJA職員、保護者らを含め約50人が集まった。

児童は素足で農家が水を張った約5アールの田んぼへ。等間隔に印をつけたひもに沿い、3~5本の苗を一束にして植えていった。ズボンをぬらしたり、足を取られてこけたりしながらも、1時間ほどで作業を終えた。

児童らは「もち米を植えたのは初めて。早く食べたい」とにっこり。農家の野村和弘さん(63)は「密集しちゅうところもあるけんど、上出来やね」と頬を緩めていた。

コメは9月に収穫し、10月の地域の防災イベントで防災食として振る舞うおにぎりなどに使う。(横田宰成)

東又小と興津小が合同で避難訓練 高知・四万十町

校庭で身をかがめ、頭を守る児童ら(四万十町の東又小学校)
校庭で身をかがめ、頭を守る児童ら(四万十町の東又小学校)

(高知新聞 2021 年 6 月 1 日掲載)

高知県高岡郡四万十町黒石の東又小学校で31日、東又、興津の両小学校の児童が合同避難訓練を行い、南海トラフ地震に備えて身を守る行動を学んだ。

この日は交流授業として、興津小の全校児童19人が同70人の東又小を訪問し、ビオトープや学校林などを散策して学習。訓練はその合間に実施された。

校庭にいた両校の子どもたちは、校内放送で地震の発生を告げられた瞬間、素早く両手で頭をガード。その場でうずくまり、揺れが収まったとされるまで2分間近く、じっと身を守っていた。

日頃行っている自校とは違う場所での訓練となった興津小4年の津野梨々さん(9)は「安全な場所に避難するのはどこでも同じ。慌てずにできました」と話していた。

この日の交流授業は、学校林を活用した自然学習に力を入れる東又小と、防災学習に取り組む興津小が学び合おうと初めて実施。両校は将来的に東又小への統合方針が示されており、今後も交流を続ける予定。(小林司)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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