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山田小の3人が高齢者を救助!JR四国が感謝状を贈りました|週間高知の子どもニュース(2022年4月16~22日)

山田小の3人が高齢者を救助!JR四国が感謝状を贈りました|週間高知の子どもニュース(2022年4月16~22日)

GWまであと 1 週間。子どもたちはわくわくが止まらないのではないでしょうか。

香美市の山田小学校の 3 人が踏切内で動けなくなった高齢者を発見。非常ボタンで知らせて事故を防ぎ、JR四国から感謝状が贈られました。

2022 年 4 月 16 ~ 22 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

「交通安全を呼び掛けます」南国交通少年団25期44人が入団 南国市

街頭指導で使う旗の使い方を教わる新団員たち(南国署)
街頭指導で使う旗の使い方を教わる新団員たち(南国署)

(高知新聞 2022 年 4 月 17 日掲載)

南国市内の小学5、6年生でつくる「南国交通少年団」の本年度入団式が16日、南国署で行われ、25期生となる10校44人が元気に交通安全を啓発することを誓った。

団員は1年間、同署や県交通安全協会南国支部などと協力し、スーパーでの啓発や、毎月20日に通学路で街頭指導に当たる。

式では、制服に身を包んだ児童らが「進んで交通の決まりを守り、みんなに交通安全を呼び掛けます」と宣誓。同署の長谷川聡義交通課長から街頭指導時の旗の使い方を教わった。

三和小6年の野村稟央さん(11)は「周りを見て安全に気を付ける大切さを日頃から下級生に伝え、みんなをけがから守りたい」と話していた。(深田恵衣)

創建520年!高知市春野町・仁ノ八幡宮 改修へ向け田植祭「地元を元気に」

田植えに挑戦する児童(高知市春野町仁ノ)
田植えに挑戦する児童(高知市春野町仁ノ)

(高知新聞 2022 年 4 月 18 日掲載)

高知市春野町の仁ノ地区で17日、創建520年を迎える仁ノ八幡宮の本殿改修に向けた田植祭が開かれた。節目の今年、地区住民は集落活動センターの組織も立ち上げる予定で、「みんなが元気になるよう、いろんなことに取り組みたい」と張り切っている。

同地区は仁淀川の河口沿いにあり、430人が暮らす。地元の同八幡宮は1502年創建と伝えられ、宮内にある柿本人麻呂、山部赤人、衣通姫(そとおりひめ)の3歌人をまつった万葉神社でも知られている。

ただ、八幡宮の本殿は1923(大正12)年の大規模修繕以来、手が入れられておらず屋根などが老朽化。今回、節目の年に合わせ住民が費用を出し合い改修することに。今冬の完成予定で、改修祝いの餅まき用にもち米を育てることにした。

この日、法被姿の大人や早乙女姿の児童ら約40人が神社を出発し、のぼり旗や太鼓を手に地区を練り歩いた。もち米を育てる田んぼの前で宮司が祝詞を上げた後、苗を手にした児童が田んぼへ。「冷やい」「ぬるぬるや」とはしゃぎながら、一つ一つ手植えした。

総代代表の中内憲文さん(72)は「『小松の沼』の埋め立て被害でも大変やけど、住民で協力し合って元気な地域だとアピールしていきたい」と笑顔を見せた。(福田一昂)

香北中生ら20人がボランティアでキャンプ場清掃 香美市

バーベキュー棟のベンチを塗り直す香北中学校の生徒(香美市の日ノ御子河川公園キャンプ場)
バーベキュー棟のベンチを塗り直す香北中学校の生徒(香美市の日ノ御子河川公園キャンプ場)

(高知新聞 2022 年 4 月 19 日掲載)

香美市の香北中学校の生徒や住民ら約20人が17日、同市香北町西峯の日ノ御子河川公園キャンプ場をボランティアで清掃した。観光シーズンを前に「誰もが気持ちよく使えるように」と作業に励んだ。

キャンプ場は新型コロナウイルス禍以降、感染対策が難しいなどとして、ほとんど営業していなかった。一方、今月から指定管理者となった「ラフディップ」(同市香北町太郎丸)は大型連休から順次再開する方針で、住民らにこの日の清掃を呼び掛けた。

参加者は物部川周辺でごみを拾ったり、バーベキュー棟のベンチを塗り直したり。同級生でよく川遊びに来るという香北中3年の井上輝大(こうた)さん(14)は「継続して掃除し、外からも人が集まる場所にしたい」と話していた。(福井里実)

全国学テ3教科実施 県内283校の小6・中3参加 全国208万人

全国学テに臨む小学6年生(高知市の第六小学校)
全国学テに臨む小学6年生(高知市の第六小学校)

(高知新聞 2022 年 4 月 20 日掲載)

小学6年生と中学3年生を対象とした文部科学省の「全国学力・学習状況調査(全国学テ)」が19日、全国一斉に行われた。高知県内で283校が参加。国語、算数・数学と4年ぶりに理科が実施されたほか、児童生徒や学校に生活習慣や学習環境を尋ねる調査も行われ、新型コロナウイルスによる影響が分析される。

学校現場では「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて思考力や判断力を重視する小中学校の新学習指導要領が全面実施されており、昨年度の小6の出題に続いて中3は今回から新指導要領に基づく出題となった。昨年度の本県結果は小学生が全国平均正答率を上回り、中学生は下回っていた。

県内では286校約9400人が参加予定だったが、新型コロナウイルスによる学級閉鎖で3校が行わず。公立280校(小学校178、中学校93、義務教育学校4、特別支援学校5)と国立の付属小中、私立の高知小が実施した。

高知市升形の第六小学校ではこの日、31人が緊張の面持ちでテスト用紙に向き合った。弘瀬健一郎校長は「書く力を意識した授業を行ってきた。自校でも採点し、結果を踏まえた取り組みを考えたい」とした。

全国では約208万5千人が参加。結果は文科省が7月下旬に公表予定。(新田祐也)

山田小3人が高齢者救助 踏切事故防止でJR四国が感謝状

高知駅長から感謝状を受け取った山田小学校の児童3人(香美市土佐山田町西本町の同校)
高知駅長から感謝状を受け取った山田小学校の児童3人(香美市土佐山田町西本町の同校)

(高知新聞 2022 年 4 月 21 日掲載)

踏切内で動けなくなった高齢男性がいることを非常ボタンで知らせ事故を防いだとして、JR四国は20日、香美市の山田小学校3年、門田好未(このみ)さん(8)と5年の大塚紅花(こはな)さん(10)、横山亜優夢(あゆむ)君(10)に感謝状を贈った。

関係者によると、3人は3月14日午後4時ごろ、下校中に同校そばの踏切内でシニアカー(電動車いす)に乗ったまま立ち往生している男性を発見。遮断機が下り始めたため、大塚さんと門田さんが「大丈夫ですか」と男性に声を掛け、横山君が非常ボタンを押して危険を知らせた。

これを受け約200メートル東の土佐山田駅では、安全確認のため高知行き列車が発車を直前に見合わせた。男性は、居合わせた大人が遮断機を持ち上げて踏切の外に脱出させたという。

同校で太田正高知駅長(62)から感謝状を受け取った門田さんは「いつも通る道で、ボタンもいつか使う日が来るかもと思いよった」。大塚さんは「考えるよりも先に行動できた」と振り返り、横山君は「これからも困っている人を見つけたら助けたい」と話していた。(福井里実)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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