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テーマは昭和レトロ!室戸市・佐喜浜中の生徒たちが企画した「さきはまつり」が盛況でした|週刊高知の子どもニュース(2023年1月9~15日)

テーマは昭和レトロ!室戸市・佐喜浜中の生徒たちが企画した「さきはまつり」が盛況でした|週刊高知の子どもニュース(2023年1月9~15日)

3 学期がはじまりました。高知の子どもたち、寒さに負けず元気に過ごしてほしいですね。

室戸市の佐喜浜生活改善センターで 14 日、佐喜浜中学校の生徒が企画した「さきはまつり」が開かれました。訪れた住民ら約 100 人が昔遊びを楽しみながら交流しました。

2023 年 1 月 9 ~ 15 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

3学期「今年もよろしく」高知県内小中高で始業式

早めに登校して運動場を駆け回る児童(高知市の春野東小学校)
早めに登校して運動場を駆け回る児童(高知市の春野東小学校)

(高知新聞 2023 年 1 月 11 日掲載)

高知県内のほとんどの小中高校で10日、3学期がスタートした。2週間ほどの冬休みが明け、校舎に子どもたちの元気な声が戻ってきた。

371人が通う高知市春野町の春野東小学校。1年1組の教室では24人全員が、先生と一緒に「明けましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」と声をそろえて、元気にあいさつ。みんなで掃除に取りかかった。

同校は昨年12月23日の大雪で終業式が中止となったため、大掃除は久しぶり。上級生と下級生が教室や玄関で力を合わせ、ほうきで掃き、雑巾で床をピカピカに拭き上げていた。

始業式は、新型コロナウイルス感染予防のためリモートで開催。教室の児童に向け、尊田史(ふみ)校長が「うさぎ年は大きく成長し、飛躍する年と言われています。春になると、みんなはお兄さん、お姉さんになるので、3学期はその準備ができるよう、みんなで頑張りましょう」と語りかけた。

1年の児童は、冬休みに「公園でたこ揚げした」「さくらサーカスを見に行った。女の人の体が柔らかかった」とわいわい。山中陽向(ひなた)さん(7)は「3学期は字をきれいに書くことを頑張って、計算を速く解けるようになりたい」と意気込んでいた。(玉置萌恵)

サッカー14カ国プレーの中村さん、高知県南国市の久礼田小児童激励 「チャレンジの心持って」

児童とサッカーを楽しむ中村元樹さん (南国市の久礼田小)
児童とサッカーを楽しむ中村元樹さん (南国市の久礼田小)

(高知新聞 2023 年 1 月 14 日掲載)

海外14カ国でサッカー選手としてプレーした経験を持つ中村元樹さん(35)=横浜市=が12日、南国市久礼田の久礼田小学校で講演し、「チャレンジする心、諦めない心を持ってほしい」と呼びかけた。

中村さんは兵庫県芦屋市出身。高校卒業後にプロを目指してドイツに渡り、2011年にアルバニアでプロ契約。ヨーロッパやアフリカなどのチームを渡り歩き、18年の引退後はフットサル場やサッカースクールの運営を手がけている。

同校の若江卓恭校長(59)が08年、国の派遣でベトナムの日本人学校に勤務していた際、中村さんと交流があり、今回の講演が実現。全校児童110人が耳を傾けた。

クラブチームに所属していた中学時代、試合に出られないなどの挫折を味わった中村さん。友人からは「プロは諦めろ」などと言われたが、「人生は一度きり。チャレンジせずに諦めるのはもったいない」と海外行きを決意したという。

プロテストを落ち続けた時は「自信が持てなくなり不安だった」と当時の心境を振り返り、プロになってからは「大勢の人の前でプレーし、人を喜ばす夢が実現できた」。最後に「失敗を生かして、いろいろな経験を積み、夢の実現につなげてほしい」とエールを送った。(海路佳孝)

テーマは昭和レトロ! 室戸市・佐喜浜中生が「さきはまつり」 射的や竹馬「昔遊び」を100人楽しむ

射的を楽しむ子どもたち(室戸市の佐喜浜生活改善センター)
射的を楽しむ子どもたち(室戸市の佐喜浜生活改善センター)

室戸市佐喜浜町の佐喜浜生活改善センターで14日、佐喜浜中学校の生徒が企画した「さきはまつり」が開かれ、訪れた住民ら約100人が昔遊びを楽しみながら交流した。

新型コロナウイルスの影響で秋の神祭が縮小されるなどした地元を活気づけようと、3年生7人が自発的に立案。総合学習の時間や放課後に準備を進め、昨秋に初めて出店などのイベントを開いた。

2回目の今回は昭和レトロをテーマに、輪ゴムを使った射的やけん玉、竹馬など11種類の遊びが体験できるブースや駄菓子の販売コーナーを開設。大人の有志と協力して運営した。

最近は目にする機会が減った遊びの数々に、訪れた子どもらは「楽しい!」と夢中になり、大人たちからは「懐かしいね」の声が上がった。また佐喜浜小学校の5年生は伝統芸能の佐喜浜俄(にわか)を披露し、コミカルな動きや風刺の効いたせりふで会場を笑いに包んでいた。

イベントを考えた生徒7人は「準備が大変だったけど、地元の人たちに楽しんでもらえた」と満足した様子。森本奏音(かのん)さん(15)は「佐喜浜の新たな伝統行事になってくれたらうれしい。卒業後も地元でこうした活動があれば携わっていきたい」とにこやかに話していた。(板垣篤志)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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