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いじめはいかん!中土佐町の子どもたちがサミットで考えました|週刊高知の子どもニュース(2023年2月13~19日)

いじめはいかん!中土佐町の子どもたちがサミットで考えました|週刊高知の子どもニュース(2023年2月13~19日)

今週は防災を考えるイベントや、スマホの危険性を学ぶ授業などのニュースが届きました。

中土佐町では小中学校全 5 校による児童会生徒会サミットが開かれました。いじめ防止などをテーマに各校が取り組みを発表しました。

2023 年 2 月 13 ~ 19 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

かくれんぼで防災学ぶ 高知市 親子ら20人参加

楽しみながら防災を学んだ「防災かくれんぼ」(高知市丸ノ内1丁目)
楽しみながら防災を学んだ「防災かくれんぼ」(高知市丸ノ内1丁目)

(高知新聞 2023 年 2 月 14 日掲載)

遊びを通して防災を学ぶイベント「防災かくれんぼin高知」がこのほど、高知市丸ノ内1丁目の城西公園グラウンドで開かれた。同市などから親子連れら約20人が参加し、楽しみながら防災意識を高めた。

災害時は、いち早く危険を察知したり状況を把握したりする力が必要。「かくれんぼ」にも共通する要素があるとして、一般社団法人「日本かくれんぼ協会」が全国各地で開いている。県内では初めてで、11日にCROSS SPORTS高知と共催した。

地震や津波の際の避難行動について防災士から学んだ後、参加者は防災かくれんぼに挑戦。「揺れが収まりました。避難します」という合図で、かごや座布団で頭を守り、一斉にスタートした。安全な場所に見立てたついたてに隠れながら、危険な鬼の動きを観察。鬼に見つからないように“避難場所”のゴールを目指した。中にはゴールを急ぐことに夢中になり、身を守るのを忘れる人も。

防災士の資格を取ったばかりという同市唐人町の主婦、崎山千尋さん(52)は娘と参加。「いざという時はマニュアル通りにいかない。『次どうしたらよいか』と考えながら動く、実践的な学びができてよかった」と話していた。(上野芙由子)

地域ぐるみで防災学習 高知市 昭和小児童ら成果発表

児童と保護者らが遊びを交えて防災意識を高めたイベント(高知市日の出町の昭和小)
児童と保護者らが遊びを交えて防災意識を高めたイベント(高知市日の出町の昭和小)

(高知新聞 2023 年 2 月 14 日掲載)

高知市下知地区にある昭和小学校で12日、防災イベントが行われ、児童と保護者、地元住民が一緒になって楽しみながら防災意識を高めた。

同小周辺は海抜ゼロメートルと低く、次の南海トラフ地震では最悪の場合、40分で30センチの津波が来て3~5メートル浸水するとされる。

5年生83人が学習の成果として、地震発生のメカニズムや想定される液状化の被害、学校近くの津波避難ビルを図などで説明。グループに分かれ、保護者らと新聞紙でスリッパを作ったほか、「きけんな場所 ハザードマップでかくにんだ」などと防災の心得が記されたかるたやすごろくを楽しんだ。

下知地区減災連絡会のメンバーも協力し、段ボールベッドの組み立てやロープの結び方講習も。救助犬や起震車も登場し、児童らは多彩なイベントを通して防災、減災への気持ちを新たにした。

アレルギー対応の防災食について発表した5年の村井凛花さん(11)は「みんなにアレルギーについて分かってもらえたら、災害時に助け合える」。保護者は「備蓄をもっと増やす」「災害用伝言ダイヤルの使い方を家族で練習したい」と話していた。(山崎彩加)

スマホの危険知って 高岡高生が出前授業 土佐市の3小学校

子どもたちにスマホの危険性などを説明する高岡高校の生徒たち(土佐市の波介小学校)
子どもたちにスマホの危険性などを説明する高岡高校の生徒たち(土佐市の波介小学校)
(高知新聞 2023 年 2 月 15 日掲載)

携帯電話やスマートフォンの使用時の危険性を知ってもらおうと、土佐市高岡町甲の高岡高校の生徒がこのほど、市内3小学校で出前教室を開いた。

同校が土佐署などと連携し2006年度から実施。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止していた。今回は生徒会メンバー約10人が8~10日、高岡第一小、蓮池小、波介小を回った。

最終日の10日、波介小では高校生4人が5、6年生9人に、友人たちとのラインのやりとりがいじめに発展する可能性や、スマホを長時間使い続けて依存症になる恐れなどを紹介。「LINE(ライン)をする時は注意し、スマホは時間制限を」などと呼び掛けた。

6年の長尾由珠さん(12)は「中学生になったら親にスマホを買ってもらうけど、依存症には気を付けたい」。高校2年の池田乃昇さん(17)は「子どもの興味を引くのが難しかった。自分もスマホを使う時の怖さが再認識できた」と話していた。(谷川剛章)

大人も自転車ヘルメットを 高知市で児童生徒ら呼び掛け

啓発チラシを手渡す児童ら(高知市はりまや町1丁目)
啓発チラシを手渡す児童ら(高知市はりまや町1丁目)

(高知新聞 2023 年 2 月 16 日掲載)

大人も自転車に乗るときはヘルメットをかぶろうや―。高知市内の高校生ボランティアら約60人が15日、播磨屋橋交差点周辺で道行く人に着用を呼び掛けた。

昨夏、県内高校生が着用推進案を考えたシンポジウムで「街頭に出て呼び掛けよう」という意見が出て、県教育委員会が企画した。

この日は、高校生や県警職員らが「ヘルメットの有無で事故に遭ったときの致死率が約3倍変わる」などと記したチラシを配布して回り、土佐市の蓮池小学校の児童13人も着用を呼び掛け。4年の塩見千笑(ちえむ)さん(10)は「大人がヘルメットをかぶっている姿はあまり見ない。みんながかぶって、けがをする事故が減ってほしい」と話していた。

4月施行の改正道交法では、自転車に乗る人は年齢を問わずヘルメット着用の努力義務が課せられる。(人見彩織)

社会人野球「明治安田」が教室 黒潮町で小中生43人参加

明治安田生命の選手からピッチングを教わる小学生(大方球場)
明治安田生命の選手からピッチングを教わる小学生(大方球場)

(高知新聞 2023 年 2 月 17 日掲載)

社会人野球チーム、明治安田生命(東京)の野球教室がこのほど、黒潮町入野の大方球場で開かれ、幡多地域などの小中学生43人が守備やバッティングの技術を学んだ。

チームは10日から15日までの日程で同町でキャンプを行った。監督の岡村憲二さんが四万十市出身という縁もあり、12日に教室を企画した。

社会人選手26人が動作の手本を見せながら「キャッチボールでもしっかり構えて」「バットはこう振って」などと指導。ロングティーで選手の打球が外野フェンスを直撃すると、小中学生が「おおー」と歓声を上げていた。

変化球の投げ方を教わった西南硬式野球クラブの山田惟友(これとも)さん(15)は「今まで独学で投げていたけど、手首の位置や腕の振り方まで具体的なアドバイスをもらえて勉強になった」。岡村監督は「教えることは選手にとっても勉強になる。高知で野球好きな子どもが増えてほしい」と話していた。(河本真澄)

四万十市・中村南小鼓笛隊 1年越しに40年記念発表会 2/25に卒業生と演奏へ

発表会に向けて練習する中村南小学校鼓笛隊(四万十市の同校)
発表会に向けて練習する中村南小学校鼓笛隊(四万十市の同校)

(高知新聞 2023 年 2 月 19 日掲載)

2021年度に創部40年を迎えた四万十市不破上町の中村南小学校鼓笛隊が、新型コロナウイルス禍で流れていた節目の発表会を25日に開く。在校中に晴れ舞台を失った卒業生も加わり、総勢51人。「みんなの気持ちがそろった演奏を聞いてもらいたい」と練習に励んでいる。

鼓笛隊は1982年の開校とともに発足。校内の運動会や音楽祭に限らず、地域の行事や交通安全運動などでも演奏してきた。現在は市内の小学校で唯一の音楽クラブとなっている。

しかし、コロナの影響で21年度は演奏の機会がほとんどなくなり、22年3月に企画していた40周年記念のコンサートも中止された。顧問の音楽教員、松本真里さん(60)は「当時の6年生は校内で一度演奏したきり。かわいそうだった」と振り返る。

悔しさを晴らそうと、今年は「ありがとうコンサート」と題した発表会を企画。4~6年生43人の現部員はもちろん、21年度に6年生だった卒業生8人も奏者として招き、40周年を祝う。クラウドファンディング型のふるさと納税で資金を集め、古くなりさびが目立っていたトロンボーンやチューバなど管楽器10本も新調した。

通常練習は体育館で毎朝と放課後週2日。本番が近づくにつれ、不定期の練習も増やしている。部長を務める6年の新谷光梨(ひかり)さん(12)は「(21年度は)卒業前の先輩とほとんど演奏できなくて残念だった。人前での演奏は緊張するけど、しっかりやりたい」。前副部長で市立中村中学校1年、中脇康仁さん(13)は「先輩が後輩に教える関係があり、一人一人が楽しんでいるのが鼓笛隊のいいところ。音をもうちょっとまとめて美しくしたい」と意気込んでいる。

コンサートは同市中村桜町の市立文化センターで25日午後2時半から。入場無料。問い合わせは同校(0880・34・7400)へ。(河本真澄)

いじめ防止など活動発表 中土佐町の児童会生徒会がサミット

中土佐町の小中学生がいじめを防ぐ取り組みなどを発表した町児童会生徒会サミット(同町役場)
中土佐町の小中学生がいじめを防ぐ取り組みなどを発表した町児童会生徒会サミット(同町役場)

(高知新聞 2023 年 2 月 19 日掲載)

中土佐町の小中学校全5校の児童会生徒会サミットがこのほど、同町役場で開かれ、いじめ防止などをテーマに各校が取り組みを発表し合った。

16日は児童生徒間の理解や交流を促そうと学年を超えて行っている清掃や、互いのいいところを褒め合う活動、あいさつ運動などを各校代表がスライドを交えながら説明。「いいところを紙に書いて張ることで活動が活発になった」「いいあいさつをする人にシールを贈ることでモチベーションが上がった」などと紹介した。

また久礼小と久礼中の3人は、県代表として1月に文部科学省主催の全国いじめ問題子供サミットに参加したことを報告し、「いじめは絶対にいかん!」と題した発表資料を披露。久礼中1年、浜崎葵さん(13)は「全国の参加者と交流していじめは絶対にだめと再認識できた。いじめはいけないという雰囲気づくりを進めて学校から町、全国へ広げていきたい」とスピーチした。(富尾和方)

道の駅「田野駅屋」充実など提案 田野町議会で田野小6年生

田野町の課題について子ども議会で発言する田野小学校の6年生(同町議会議場)
田野町の課題について子ども議会で発言する田野小学校の6年生(同町議会議場)

(高知新聞 2023 年 2 月 19 日掲載)

高知県田野町の田野小学校6年生14人が町政についてただす子ども議会がこのほど、町議会議場で開かれ、執行部に活性化策などを求めた。

児童は16日、4グループに分かれて、観光振興や活性化策などを質問。「空き家が増えた。活用策を考えているか」と尋ねた児童に執行部は「小規模な改修をすれば居住できる空き家が約60軒ある。町が購入して改修し、移住者を呼び込みたい」と答弁した。

道の駅「田野駅屋」の充実を取り上げたグループは「2階建てに改装し、田野駅ホームと直結させたら利便性が高まる」と提案。村上勝己副町長は「いいアイデアだ。駅と一体となった整備を考えていきたい」と応じていた。

安岡幸穂さん(12)と佐藤心琴(みこと)さん(11)は「緊張したけど、納得するまで質問できた」。常石博高町長は「児童たちの町を思う気持ちに応えていきたい」と話していた。(植村慎一郎)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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