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お互いの良さを伝え合おう!自尊心を育むモデル授業が須崎小学校で行われました|週刊高知の子どもニュース(2023年7月17~23日)

お互いの良さを伝え合おう!自尊心を育むモデル授業が須崎小学校で行われました|週刊高知の子どもニュース(2023年7月17~23日)

子ども相撲、風鈴の飾り付け、紙とあそぼう展…高知の子どもたちのニュースをお届けします

須崎市の須崎小学校で、小学生の自尊感情を高める性教育のモデル授業が行われました。須崎市では 2020 年に起きた乳児の死体遺棄事件をきっかけに、子どもたちの自尊心を育んでいく取り組みが始まりました。授業では 4 年生がお互いの「いいところ」を伝え合いました。

2023 年 7 月 17 ~ 23 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

お互いの良さを伝え合おう 須崎小学校で自尊心を育むモデル授業

(高知新聞 2023 年 7 月 17 日掲載)

2020年に乳児の死体遺棄事件が起きた須崎市でこのほど、小学生の自尊感情を高める性教育のモデル授業が行われ、児童らは「いいところ」を伝え合って自己肯定感を育んだ。

性教育のモデル授業で、友達の「いいところ」を書き合う児童(須崎市東糺町の須崎小学校)
性教育のモデル授業で、友達の「いいところ」を書き合う児童(須崎市東糺町の須崎小学校)

事件を検証した高知県審議会は報告書で、遺棄した母親は困難な家庭環境で誰にも妊娠を相談できなかったことなどから、自尊心を育む性教育の必要性を指摘。市は21年度から、市内の児童生徒の現状を洗い出し、教育の在り方を探っている。

14日は東京医療保健大学教授の渡会睦子さん(51)が須崎小学校で4年生26人に授業。「自分が好き? いいところは?」と児童に問い、「うーん…」と悩む児童に「他の人と自分を比べて自信がなくなる時期なの」と語りかけた。

「友達のいいところを書いて」と児童の背中に画用紙が貼られ、「ニコニコすてき」「サッカー上手」「元気でやさしい」などと書き合いっこ。終了後に書かれた言葉を見た児童は「こんなにたくさん」「初めて言われた」と喜んだ。

「いいところは皆がちゃんと分かってる。嫌だと思うことも安心して伝えて」と渡会さん。松本純毅君(9)は「皆のいいところはすぐ出てきた。自分のは、思ったこともなかったことが書いてあってうれしい」と、大切そうに紙を指でなぞっていた。

渡会さんは「幼少期の大人の言葉は将来に影響する。思春期で自分を嫌いになる前に、ほめられたり、話を聞いてもらったりする経験が必要」と話した。市は授業を参考に、就学前から中学生までで発達段階に応じた性教育の実施を目指す。(蒲原明佳)

高知・安田小33人、伝統の子ども相撲で熱戦 4年ぶり開催

(高知新聞 2023 年 7 月 18 日掲載)

高知県安田町伝統の子ども相撲大会が16日、同町安田の安田八幡宮で開かれ、安田小学校の男女33人が熱戦を繰り広げた。

保護者や友達の声援を受け、熱戦を繰り広げる子どもたち(安田町の安田八幡宮)
保護者や友達の声援を受け、熱戦を繰り広げる子どもたち(安田町の安田八幡宮)

子ども相撲は40年以上続いており、現在は競技経験がある60~80代の住民3人が週2回指導している。大会は一時期途絶えていたが、2017年に11年ぶりに復活した。今回は新型コロナウイルス禍を経た4年ぶりの大会とあって、出場を待ちわびた児童の歓声が境内に響いた。

トーナメント形式の個人戦と、低学年と高学年に分かれた団体戦が行われ、「まわし取れー」「いけいけ、押し出されるな!」と白熱。子どもたちは負けたり、転んだりしてもお互いを気遣う言葉を掛け合いながら、力強く戦っていた。

個人戦で優勝した6年の野川伍葵(いつき)君(11)は「1週間前、自転車でこけて腕をけがして諦めかけたけど、友達に勝ちを譲りたくなかった。小学校最後やき、頑張って良かった」と笑顔だった。(深田恵衣)

大豊学園生、台湾の中学生と交流 町内でホームステイも

(高知新聞 2023 年 7 月 19 日掲載)

大豊町の義務教育学校大豊学園の6~9年生約40人が18日、教育旅行の一環で同町を訪れた台湾の中学生たちと交流し、学校紹介やレクリエーションを通して親睦を深めた。

ミニゲームで交流する大豊学園の生徒と台湾の中学生(大豊町中村大王の同校)
ミニゲームで交流する大豊学園の生徒と台湾の中学生(大豊町中村大王の同校)

同町を訪れたのは、台北市立国民中正中学校の生徒ら35人。海外の学生に四国の魅力を知ってもらおうと日本観光振興協会四国支部(高松市)が誘致した。同校の生徒たちは16日に高松市に到着し、17日から大豊町でホームステイをして住民たちと交流した。

18日は大豊学園で歓迎セレモニーが開かれ、両校の生徒代表がそれぞれ英語であいさつ。国民中正中学校の紹介もあり、同校の教員が「学校では英語や美術の授業に力を入れている。11日間かけて自転車で台湾島を1周するイベントでは、毎日7~8時間、120~130キロも走った」などと中国語で説明した。

大豊学園の生徒が考案したレクリエーションも実施。両校の生徒たちは8班に分かれ、割った竹をつないでピンポン球を運ぶゲームや柔らかいボールを使うスカッシュバレーに熱中した。同校8年の猪野穂華さん(13)は「英語でのコミュニケーションは難しかったけど、ジェスチャーも使って楽しく交流できた。台湾は海がきれいだと聞いたので、いつか行ってみたい」と笑顔で話していた。(谷沢丈流)

北川中生×よどやドラッグで地元高知・北川村PR ポップ使った手法を学ぶ、安芸市で挑戦

(高知新聞 2023 年 7 月 19 日掲載)

北川中学校の3年生6人がこのほど、村の産品などを効果的にPRする手法を学ぼうと、安芸市矢ノ丸3丁目のよどやドラッグ安芸駅前店で商品のポップ作りに挑戦した。

ポップづくりのこつを学び、制作に取り組む生徒たち(安芸市矢ノ丸3丁目のよどやドラッグ安芸駅前店)
ポップづくりのこつを学び、制作に取り組む生徒たち(安芸市矢ノ丸3丁目のよどやドラッグ安芸駅前店)

同校では村について理解を深める授業「北川学」で、生徒が活性化策を探っている。昨年度の3年生は、化粧品メーカー「ウテナ」(東京)とドラッグストアのウエルシアグループ(ウエルシア薬局、よどや)と共同で村特産のユズを使ったせっけんを商品化して全国で販売した。

13日は、よどやの営業担当者が「キャッチコピーは簡潔に」「文字の大きさを変えてめりはりをつける」といった訴求力を高めるこつを伝授。生徒たちはせっけんを宣伝するポップをユズのイラストを交えたり、女性にターゲットを絞った文言を盛り込んだりと、工夫しながら仕上げた。

浜渦曖歩(あゆむ)さん(15)は「一番伝えたいことを見極め、相手のことを考えて作る大切さを学んだ。商品をいろんな人に使ってもらい北川村の魅力を知ってほしい」と話していた。(深田恵衣)

紙工芸で「らんまん」の世界表現「紙とあそぼう展」南郷小(黒潮町)大賞 いの町紙の博物館8/13まで

(高知新聞 2023 年 7 月 20 日掲載)

高知県内の児童生徒らの紙工芸作品を集めた「紙とあそぼう作品展」の大賞に、黒潮町の南郷小学校の全児童55人が制作した「らんまんと 校風守る 太刀踊り」が選ばれた。応募作品は8月13日まで、いの町の紙の博物館で展示される(月曜休館)。

大賞に選ばれた南郷小学校の児童の作品(いの町の紙の博物館)
大賞に選ばれた南郷小学校の児童の作品(いの町の紙の博物館)

県、町、製紙業界などでつくる実行委員会の主催で37回目。今回は園児から大学生まで102点の応募があり、元教員ら5人が審査した。

大賞作品は縦1・3メートル、横1・9メートル、高さ0・7メートル。NHK連続テレビ小説「らんまん」の発想を基に、花々の中で地域の太刀踊りを踊る姿などを表現した。審査員からは「一人一人のしぐさが違い、踊る様子がよく表現できている。らんまんの花の中で、というのもよく思いついた」と評価された。

登校中体調不良の男児を介抱…感謝状贈る 四万十市・中村南小児童会

(高知新聞 2023 年 7 月 21 日掲載)

四万十市不破上町の中村南小学校児童会は19日、登校中に具合が悪くなった男児を介抱した中村高校の生徒や近隣の住民に感謝状を贈った。

中村南小によると6月29日、登校中に体調を崩し道端でうずくまっていた3年の男児(8)を近くに住む夫妻が介抱し民生委員に連絡。通りかかった中村高3年、高橋風雅さん(18)も自動販売機で冷水を買って男児に飲ませるよう託した。民生委員の連絡で中村南小が保護し、母親が自宅へ連れ帰って大事には至らなかった。

児童会が「下級生のピンチを救ってくれたことに感謝したい」と感謝状贈呈を企画。この日の贈呈式で男児が「助けてくれてありがとう」と礼を述べ、高橋さんも「元気になってよかった」と喜んだ。(芝野祐輔)

涼贈る風鈴回廊 神社を園児飾る 高知市仁井田

(高知新聞 2023 年 7 月 22 日掲載)

高知市仁井田の仁井田神社で21日、近くのみさと幼稚園の子どもたちが参道沿いに風鈴を飾り付け、「風鈴回廊」を完成させた。参道は風がよく通ると参拝者に評判で、夏に涼を楽しんでもらおうと同神社が初めて企画した。

風鈴を飾り付けるみさと幼稚園の園児ら(高知市仁井田の仁井田神社)
風鈴を飾り付けるみさと幼稚園の園児ら(高知市仁井田の仁井田神社)

ヒノキの木材を組み上げた回廊は高さ3メートル、長さ9メートルほど。園児たちは、陶器製の風鈴約80個にスイカや花火といった夏らしい絵を描き、神社の総代らの手を借りてつり下げた。

色鮮やかな風車やちょうちん各約40個も飾り付けられ、「ながれぼしをみてみたい」「スーパーヒーローになってせかいをまもりたい」など園児の願いを込めた短冊も。園児たちは風に揺れる風鈴に「チリンチリン言いゆう」と目を奪われていた。

同幼稚園の稲村美心都ちゃん(5)は「風鈴の音を聞くといい気持ちになる。夏はあったかくて好き」と笑顔で話していた。

回廊の設置は8月末ごろまで。(田代雄人)

湖水祭へ児童ら灯籠作り 香美市物部町

(高知新聞 2023 年 7 月 23 日掲載)

香美市物部町で8月14日に開かれる「奥物部湖湖水祭」に向け、地元の児童らが20日、湖に浮かべる灯籠約1300個を手作りした。

祭りで湖に浮かべる灯籠を作る児童ら(香美市の奥物部ふれあいプラザ)
祭りで湖に浮かべる灯籠を作る児童ら(香美市の奥物部ふれあいプラザ)

永瀬ダム建設時の犠牲者の慰霊、物部川流域の五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する祭りで61回目。住民による灯籠流しのほか、新型コロナウイルス禍で近年中止されていたダンスや露店も復活するという。

今回、ダム湖に流す予定の灯籠は約5千個。8年ほど前から地元の子どもたちも制作しており、この日は同市物部町大栃の奥物部ふれあいプラザで大栃小中学校や保育園の約40人が土台の板に針金の骨組みを取り付け、赤や緑、水色などの和紙をかぶせて仕上げた。

大栃小5年の秋友琉壱(るい)君(10)は「一人で100個ばあ運んだ。当日が待ち切れん」とにっこり。大栃中3年の小松かなでさん(15)は「静かな山が一番にぎやかになる日。たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話していた。(福井里実)

 

高知の子どもたちや教育に関するニュースは高知新聞Plusでご覧いただけます。

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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