高知県立のいち動物公園でマンドリルの赤ちゃんが生まれました
香南市野市町の高知県立のいち動物公園で、マンドリルの赤ちゃんが生まれました。マンドリルといえばカラフルな顔ですが、赤ちゃんの顔は白いそう。お母さんにがっちりしがみつく姿がかわいいですね。
のいち動物公園では赤ちゃんの愛称候補を発表し、投票を呼び掛けています。候補は「マリー」「ジュラ」「ソララ」の三つ。どれに決まるでしょうか。
マンドリル赤ちゃん公開中 高知県立のいち動物公園 20年ぶり3頭目
(高知新聞 2020 年 7 月 23 日朝刊より)
愛称候補へ投票を
県立のいち動物公園(高知県香南市野市町大谷)でマンドリルの赤ちゃんが生まれ、一般公開されている。同園では20年ぶり3頭目の誕生で、母乳ですくすくと成長中。三つある愛称候補への投票を受け付けている。
マンドリルは西アフリカの赤道付近に生息し、青い顔と真っ赤な鼻が特徴。赤ちゃんの顔は白いが、成長とともに変わるという。
赤ちゃんは父「リュウ」と母「マンゴー」の間に生まれた雌で、2日の出産時の体重は推定900グラム。担当飼育員の小松美和さん(49)は「生後3週間で一回り大きくなった」という。
マンゴーにとっては初の子育て。21日の報道向け公開では、いろんな物に興味津々な赤ちゃんをマンゴーが守るように抱き、いとおしそうに毛繕いしていた。9カ月の長女を連れて来園していた野村直子さん(31)は、「子育てが大変なのはよくわかる。応援したくなる」と話していた。
愛称候補は、母の「マ」と父の「リ」から「マリー」▽7月の英語、ジュライにちなんだ「ジュラ」▽天気のいい日に生まれたことから「ソララ」。マンドリル展示場などに備え付けの用紙で投票できる。
愛称発表は8月23日。投票した人の中から抽選で3人に記念品が贈られる。問い合わせは同園(0887・56・3509)へ。(川嶋幹鷹)