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のいち動物公園でナマケモノの赤ちゃんが生まれました!

香南市の高知県立のいち動物公園で 9 月 1 日、フタユビナマケモノの赤ちゃんが誕生しました。お母さんのキュウは 5 頭目の出産。子育ても手慣れた様子だそうです。

ナマケモノは一日の大半を寝て過ごします。赤ちゃんもお母さんのおなかに抱えられ、気持ちよさそうに眠っています。のいち動物公園では「マナ」「イチ」「コウ」の三つの愛称候補への投票を受け付けています。どの愛称に決まるでしょうか。

ナマケモノ赤ちゃん誕生 のいち動物公園 繁殖通算6頭目 愛称を投票中

(高知新聞 2020 年 9 月 19 日朝刊より)

県立のいち動物公園(香南市野市町大谷)でフタユビナマケモノの赤ちゃんが生まれた。母親(2010年来園)のキュウにとっては連年となる5頭目の出産。同公園は三つある愛称候補への投票を10月4日まで受け付けている。

フタユビナマケモノは、中央アメリカからブラジル北部の熱帯雨林に生息。同園では通算6頭目の繁殖で、飼育数は5頭になった。

赤ちゃんは1日午前に誕生した。性別はまだ分からないが、体長は約20センチ、推定体重は約300~400グラム。雄のアミーゴ(1996年来園)とキュウの間では5頭目の子どもで、飼育員は「おそらく国内トップクラスの子だくさんでは」と話す。

ベテランママのキュウは手慣れた様子でおなかに抱え、気持ちよさそうに眠る赤ちゃんをなめたり、毛繕いをしたり。タイミングが良ければ、まん丸い赤ちゃんの顔も見ることができる。ほぼ完全な樹上性で、一日のうち20時間は眠っているというナマケモノ。餌を与える夕方ごろが観察の狙い目だそうだ。

愛称候補は、ナマケモノの「ナ」と「マ」を取って「マナ」▽1日生まれから「イチ」▽幸せに育ってとの願いを込めて「コウ」。展示場などに備え付けの用紙で投票できる。

決定した愛称は10月10日にホームページなどで発表。投票者の中から抽選で3人に記念品を贈る。問い合わせは同園(0887・56・3509)へ。(横田宰成)

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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