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何でも挑戦できる子に育ってほしい|子育て時間⑬小学4年生、2年生、3歳のママ・近森郁奈さん

何でも挑戦できる子に育ってほしい|子育て時間⑬小学4年生、2年生、3歳のママ・近森郁奈さん

育児、家事、仕事のやりくりは?高知のパパ、ママにインタビュー

育児に家事、仕事…。限られた時間をどうやりくりしていますか?

高知のお父さん、お母さんの 1 日のスケジュールを紹介する「子育て時間」。今回は香美市で小学 4 年生、2 年生、3 歳の 3 人きょうだいを育てるママ・近森郁奈(あやな)さんにお話を聞きました。

「子育て時間」はこちら

家族構成と仕事について

近森さんは 33 歳。36 歳の夫と小学 4 年の長女、2 年の長男、3 歳の次女の 5 人家族です。

仕事はピラティスのインストラクターで、高知市や南国市のスタジオのほか、オンラインでレッスンをしています。

夫の仕事は農業で、香美市特産のヤッコネギや米を作っています。近くに夫の両親が暮らしています。

レッスンのほか、ピラティスの体験イベントも企画しています(香美市土佐山田町平山の「ほっと平山」)
レッスンのほか、ピラティスの体験イベントも企画しています(香美市土佐山田町平山の「ほっと平山」)

1日のスケジュール

そんな近森さんの 1 日がこちら。小学校のある平日のスケジュールを教えてもらいました。

5:00 起床。オンラインレッスンの準備
5:30 オンラインレッスン開始
6:00 オンラインレッスン終了。身支度など
6:30 朝ご飯作り。子どもを起こして、朝ご飯。出かける準備
7:30 長女と長男が登校
8:30 次女を保育園に送り、レッスンへ
10:00 高知市か南国市のスタジオで午前のレッスン開始
12:00 お昼ご飯
14:00 午後のレッスン開始
15:30 (まだレッスン中ですが、長女と長男は帰宅。家にいます)
16:00 午後のレッスン終了
16:30 保育園に次女をお迎えに行き、帰宅。事務作業などを行う
18:00 お風呂。子どもたちだけで入ることもある

この間に洗濯し、晩ご飯のおかずを 1~2 品作る

19:00 夫が帰宅し、晩ご飯を完成させる
19:30 晩ご飯。終わったら、それぞれ自由時間。寝る準備
21:00~22:00 21:00 にはお布団に行かせたいけれど、難しい。22:00 までにはみんなで就寝

晩ご飯作り、買い物は夫。家事は分担しています

1 人目の長女を 24 歳で出産した近森さん。当時、周囲の友達は誰も結婚していなかったそうです。

「友達と飲みに行ったりというのはもちろんできなくて。でも、『もっと遊びたかったなぁ』というのはなかったです。ママ友もできました」

専業主婦として過ごし、2 人目の長男が 1 歳になったタイミングで事務の仕事を始めました。「家で 2 人見るのは大変で、保育園に預けようと思いました。でも、今では何が大変だったのか、もう覚えてないです。思い出って美化されますよね」と笑顔で振り返ります。

3人の出産を経て、「自分で何か仕事をしたい」と考えるようになりました
3人の出産を経て、「自分で何か仕事をしたい」と考えるようになりました

ピラティスのインストラクターとなった現在は、夫と家事・育児を分担しています。特に助かってるのが「買い物と料理」だそう。

「料理は好きだし、下手でもないんですが、めちゃめちゃ手際が悪くて…。唐揚げができたのに、『あっ、ご飯炊いてなかった!』『炒め物は今から!』みたいな」。晩ご飯作りは近森さんが副菜を 1~2 品作っておき、帰宅した夫にバトンタッチしています。

親の楽しそうな姿が、子どもたちにいい影響を与えています

子育て自体は「大変」ではありませんが、「子どもに対してイライラしてしまっては、後で反省する毎日」です。

例えば、朝の準備。のんびりな長男を「水筒は?」「ティッシュは?」「ほら、お友達待たせてるよ!」とせかしてしまいます。

「私がいない時に、宿題しながらYouTubeを見てたことがあって、腹が立って、自分が泣いちゃうぐらい怒ってしまいまいした。でも、後で冷静に考えたら、『子どもってそうだよね。私も答えを見ながらドリルやってたな…』って」

叱り過ぎた後のフォローは「ちょっと苦手」だそう。「『ごめんね、あんなに怒らんでよかったのにね』と言わなきゃいけないなと思います」

近森家の子どもたち。3歳の次女はお姉ちゃん、お兄ちゃんを見ているからか、しっかり者。「私、赤ちゃんじゃないです」という感じで、自分のことは自分でするそうです
近森家の子どもたち。3歳の次女はお姉ちゃん、お兄ちゃんを見ているからか、しっかり者。「私、赤ちゃんじゃないです」という感じで、自分のことは自分でするそうです

ピラティスの仕事をするようになり、子どもたちにもいい影響が出ています。長女と長男はバレーボールの教室に通い始めました。練習が週 4 回と、習い事としては忙しいですが、2 人は「頑張って続ける」と両親を説得しました。

「私も仕事を始めるに当たって夫と話し合いました。その姿を見てたからかな。親が好きな仕事を楽しそうにやってるのって大事ですよね」

3 人の子どもたちにも自分と同じように、やりたいことをやってほしいと願っています。

「長女は今、『私は何でもできるし、なれる』と思っていて、自信があるのはすごいことだなと思います。『どうせ無理』と諦めずに挑戦していけるように、子どもたちに関わっていきたいです」

 

 

ココハレの「子育て時間」では、高知のお父さん、お母さんの 1 日のスケジュールを紹介しています。「晩ご飯は何時から?」「洗濯はどのタイミングでしてる?」など、家事や育児の参考になさってください。

この記事の著者

門田朋三

門田朋三

小 3 と年長児の娘がいます。「仲良し」と「けんか」の繰り返しで毎日にぎやかです。あだなは「ともぞう」。1978年生まれ。

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