姉妹のいざこざが大変!1人時間で気分転換しています|子育て時間⑭4歳、2歳のママ・岡本光世さん
育児、家事、仕事のやりくりは?パパ、ママにインタビュー
育児に家事、仕事…。限られた時間をどうやりくりしていますか?
お父さん、お母さんの 1 日のスケジュールを紹介する「子育て時間」。今回はドイツで暮らす、 4 歳と 2 歳のママ・岡本光世さんにお話を聞きました。
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家族構成と仕事について
岡本さんは 43 歳。41 歳の夫と 4 歳の長女、2 歳の次女の 4 人家族です。
岡本さんは高知大学で声楽を学び、2005 年にドイツへ。オーストリアの歌劇場の合唱団で、ハンガリー人の夫と出会いました。
出産後は合唱団で育休を取っていましたが、再びドイツへ。現在は専業主婦をしています。夫は歌劇団の合唱ディレクターをしています。
2022 年夏、新型コロナウイルス感染症が広がって以降初めて、南国市の実家に帰省しました。
1日のスケジュール
ドイツでの 1 日がこちら。長女と次女は保育園に通っています。ドイツの保育園は、共働き世帯でなくても 6 時間預かってくれるそう。保育料は無料です。
7:30 | 起床。子どもも一緒に起きる。朝ご飯作りは夫が担当 |
8:00前後 | 朝ご飯。保育園に行く準備 |
8:30 | 4 人で保育園に出発。姉妹が別の園なので、長女、次女の順番で登園する |
9:15 | 帰宅。朝ご飯の片付け、洗濯、お昼ご飯の準備など |
9:45 | 夫が出勤。夜の公演前に一度帰宅するが、帰宅時間は13:00~15:00の間でまちまち |
13:00 | 次女のお迎えに出発。車の運転が不安なので、徒歩で |
13:30頃 | 次女をお迎え。バスに乗り、長女の保育園へ |
14:00頃 | 長女をお迎え。そのまま近くの動物園で遊ばせる |
17:00頃 | 夫が車で迎えに来て、帰宅。晩ご飯を食べる |
19:00 | 夫が出勤。3 人でお風呂に入って、寝る準備 |
20:30 | 寝かしつけスタート。なかなか寝ない |
21:30 | 子どもたちがようやく就寝。そのまま寝落ちが多い |
22:00 | 夫が帰宅 |
「おしっこー」「何か食べたーい」…30秒に1回、手を止められています!
オーストリアで出産し、現在はドイツで暮らす岡本さん。夫の実家も自分の実家も外国という環境で、子育てをしています。
10 年暮らしたオーストリアは「ご近所の仲がよくて、子どももいっぱいいて、子育てしやすい環境でした」。ドイツで再び暮らし始めてからはコロナの影響もあり、「子育てしやすい環境」とは言えないそう。「新しい場所で、しかも人との接触が制限される中で人間関係を築くのは大変です」
外ではドイツ語ですが、家の中では「土佐弁で子育てする」と決めていたそう。子どもたちは土佐弁が達者で、「お母さんがぼうしパン作ってくれたが」「自転車乗れるがで」とにぎやかです。
にぎやかな分、姉妹のいざこざもしょっちゅう起こります。「お姉ちゃんが妹に焼きもちというか、ちょっかいを出しますね。妹のためによかれと思ってやってあげたことも、妹は『自分でやりたい!』という時期なので、そこでけんかになったり」
いざこざに加えて、「おしっこー」「何か食べたーい」。「『 30 秒に 1 回、手を止められる』とよく言いますが、全然大げさじゃないです」
イライラした時の気分転換は「1 人で歩くこと」。保育園へのお迎えや、スーパーやドラッグストアへの買い物でストレスを発散しています。
3年ぶりに帰国。安心しました
姉妹を育てていると、「女の子でよかったね」「育てやすいでしょ」と声を掛けられるそうです。「男の子を育てたことがないから分かりませんが、十分大変なんですけど、と思います」
有り余る体力を消費してもらうには公園が一番ですが、「近所の公園は割れた瓶が落ちてたり、犬のふんがあったりで、安全性とモラルが心配」。保育園が終わった後は、そのまま近くの動物園で過ごしています。
「のいち動物公園みたいな動物園があって、年間パスで通っています。動物園にはしっかりした囲いがあるので、外に出る心配がないですよね。広い場所で思いっきり走って、私も健康的に過ごせてます」
今回の帰国は 3 年ぶり。夫は仕事があるので、ドイツに残りました。子どもを 2 人連れての長旅は大変でしたが、「日本に着いて安心した」と話します。
「コロナもそうですが、ロシアのウクライナ侵攻は衝撃でした。遠く離れた日本と違って、ヨーロッパは地続きなので怖いです。エネルギー問題など生活への影響も大きくて、毎日緊張して暮らしていたんだなと、帰国して感じました」
「自分が生まれ育った高知でも子育てしてみたい」と考えるようになった岡本さん。夫とも今後の生活について話し合っています。子どもたちには「どの国で暮らすとしても、枠にとらわれずに、自由に大きくなってほしい」と願っています。