春から新1年生!小学校入学に向けて何をどこまで準備すればいい?|「ママと記者やってます」⑲
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
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ハンカチは出さないくせに…
時間の感覚とは不思議なものですね。1 週間単位で見ると「あー、まだ水曜か。休みまであと 3 日…」と長く感じますが、月単位で見ると「えっ?もう月末?!」。2021 年も残りあと 2 カ月余りとなりました。
2022 年は長女が小学校に入学する年です。今年の春にランドセルを買って満足していたのですが、先日、高知市から就学前健康診断の案内が届き、「そうか、来年は小学校入学なんだ!」と再認識しました。
長女は第 1 子なので、わが家にとって小学校入学は初めての経験です。これまで気にしていなかったくせに、「入学に向けて何をどこまで準備すればいいんだ?」といきなり焦る私。
よく聞く「自分の名前を平仮名で書ける」は保育園の文字指導でクリア。準備物はまだ知らされていないので、気持ちが高まった割にすることはありません。そこで落ち着けばいいのに、いつものように余計なことを考えました。
「そうだ、1 年生になるんだから、自分でできることをもっと増やさないと…!」
普段は帰宅後、長女がお弁当箱を台所に出し、お弁当袋を洗濯かごに入れています。この流れでポシェットに入れているハンカチも一緒に洗濯かごに出すように話しました。
「はーい」と機嫌よく返事した長女。しかし、自分で出せたためしがありません。「ハンカチは?」「あっ、忘れちょった!」。このやりとりが毎日、判で押したように続きます。
ハンカチは出し忘れるのに、お口の方は順調に成長します。「おかたづけしてねー」と声を掛けると、「『おかたづけして』って言うた人がおかたづけしてください!」。「何をー?ハンカチ出さんくせに横着なことを!」と伝えはしませんでしたが…。
このエピソードを取材で出会った先輩ママたちに話すと、「年長さんでしょ?まだ無理!」と皆さんあきれ顔。「小学生になっても出さんよ」「うちは中学生になってやっと出すようになった」とたしなめられました。
気合の空回り…私のいつもの悪いくせです。わが子の入学は未知の世界ですが、大事なことはまず、親が落ち着くことですね。