4歳児は暴れん坊?!怒って、叫んで…手を焼いています|「ママと記者やってます」㊷
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 2 年生と年中児の姉妹。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
わが家の 4 歳次女が最近、パワーアップしています。意に添わないことがあると、怒って、叫んで、攻撃も…。“暴れん坊”っぷりに手を焼いています。
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「歯磨きしてね」と声掛け→気付かないふりからの、大声で拒否!
子どもがわがままを言ったり、聞き分けがなかったりすると言われがちな「親の育て方が悪い」という言葉。昔に比べると、人から直接言われる機会は減っているように思います。
ただ、実際に自分の子どもがそんな状態になると、「私の育て方がどこかまずいのか…」とやっぱり感じます。
最近、自分の中で迷子になってしまっているのが 4 歳次女の育て方です。どう声掛けをしてあげたらいいのか、分からなくなりました。
5 歳の誕生日も近づき、気になるのは“暴れん坊”っぷり。普段は機嫌よく過ごし、気持ちの切り替えも早い方なのですが、何か意に添わないことがあると、それはそれは叫びます。
例えば、朝の歯磨き。
私:「朝ご飯終わったら、歯磨きしてね」(最初は穏やかに)
次女:「……」(「おかあさんといっしょ」に夢中)
私:(少し時間を置いて)「歯磨きよー。聞こえてる?」
次女:「……」(気付かないふり継続)
私:(声のトーンを上げて)「歯磨き!聞こえてるでしょ!」
次女:「もーっ!!!しつこいなぁ!!!今は歯磨きの気分じゃないの!!!」(大声)
いやいやいや、そんなに怒ります?!
おもちゃの取り合い、「私が先!」…姉妹げんかは激しさを増し
小学 2 年生の長女との姉妹げんかも激しくなりました。おもちゃの取り合いや、「私が先にやる!」と競り合うなど、けんかの原因にさほど変化はありませんが、次女は全く譲りません。
長女がおもちゃで遊んでいると…。
次女:(無言でさっと、おもちゃを横取りする)
長女:「あーっ!私が遊んでたのに!」
次女:「○○(次女の名前)も遊びたいもーん」
長女:「返して!」(と言いながら、取り返す)
次女:「イヤ!私の!」(また横取りし、長女をたたく)
長女:「おかあさーん!」(泣く)
次女を「お姉ちゃんが泣いてるでしょ!人が嫌がることをしたらダメでしょ!」と叱ります。長女には「横取りされても、すぐ飽きるから。ちょっと譲ってあげて」とお願いをします。どちらも納得はしませんし、長女が反撃することも多々。
保育園で頑張って過ごしている分、家ではわがままにもなるのでしょう。それにしても毎度毎度…と、ため息が出ます。
「正しいこと」を言い続けたのが、よくなかった?
子育ての方針の一つとして、「相手が嫌がることをしてはいけない」ということを子どもたちには伝えています。相手の気持ちを考える子になってほしいという思いからですが、先日ある講演会でこんな話を聞きました。
「『相手が嫌がることをしてはいけない』というのは正しいし、伝えなきゃいけないんですが、言われる子にとっては『否定』となります。正しいことでも、毎回言われるとしんどいですよね。『どうしてそんなことするの?』と聞いてみて、代わりになるものを一緒に探してあげてください」
目からうろこでした。私にそんなつもりはなくても、次女が「お母さんは分かってくれない!」と感じて“暴れん坊”になっていたのなら、反省です。
早速、次女に聞いてみました。ねぇ、どうして、おねえちゃんのおもちゃを取っちゃうの?
「お姉ちゃんが大好きだから!」
なるほど。でも、お姉ちゃんのおもちゃを取っちゃったら、大好きなおねえちゃんが悲しくなるんじゃない?
「うーん…、分かんない!」
一人前にしゃべれるようにはなりましたが、会話が成立しているようでしていないのが 4 歳児です。
先日、仕事を終えて実家に長女と次女を迎えに行ったら、いきなりけんかを始めました。「さっきまで仲良しだったのに、お母さんが帰ってきた途端にけんか?」となだめる私の母に、次女が言い放ちました。
「お母さんが帰ってきたからダメなの!お母さんがいなかったら、おりこなの!だから、お母さんが悪いの!」
あ、そんな、ひどい…。
子育ては本当に、一筋縄ではいきませんね。まだ 4 歳、まだ 4 歳…。