第2子は第1子よりも強い?!きょうだいげんかから伝わってくる「お姉ちゃん大好き」の気持ち|「ママと記者やってます」㊻
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子どもは 2 年生と年中児の姉妹。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
長女に比べると、積極的で要領のいい次女。気も強く、きょうだいげんかはしょっちゅうです。けんかの仲裁にうんざりしつつ、「お姉ちゃん大好き」の気持ちも伝わってきます。
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物おじしない次女。下の子って強い…
第 1 子、第 2 子、第 3 子…。「きょうだいの○番目に生まれた子の性格は…」というのは、よくある話題ですね。
私は 2 人きょうだいの第 1 子で、下に弟がいます。かなりの確率で「下に弟がいるお姉ちゃんでしょ?」と当てられます。年下の人についお節介を焼いてしまうなど、分かりやすい性格です。
分かりやすい性格といえば、わが家の第 2 子・5 歳次女も分かりやすい性格です。3 歳上の長女に比べると、要領がよく、物おじもしません。
「お姉ちゃんとは対等」と思っているので、おもちゃの取り合いになると譲らないのはもちろん、長女が機嫌よく遊んでいるおもちゃをぱっと取ることも。
「おかあさーん」と泣いて訴えるのは昔から長女の方。何ごともなかったかのように遊ぶ次女に、「下の子って強い…」と思います。
お姉ちゃんがやることを、私も同じようにやりたい!
お姉ちゃんに強い長女ですが、お姉ちゃんのことは大好き。何でもすぐにまねしようとします。
長女がこの冬から書道教室に通い始めると、その日から「私もやりたい!」。「小学生になってから始めようか」「おうちで平仮名を覚えてからにしよう」と説得しても、聞きません。
次女の意思が固いので、先生に相談しました。「通っていいですよ」とOKしてくださり、お姉ちゃんの横で平仮名を一つ一つ学んでいます。
教室でも物おじしないので、書道をする高校生のお姉さんを興味津々で眺めたり、お兄さんに話しかけようとしたり。
異年齢の交流ができるのは、習い事ならではのありがたい点ですね。
楽しそうな様子を見守りながら、上の子にくっついて何でも早くから体験できる下の子はいいなぁ…と思います。
「大好き」の気持ちを相手に上手に伝えられますように…
長女はというと、次女を妹としてかわいいと思いながらも、私と違って「姉御肌の自分が好き」という性格ではありません。
次女に腹を立てることはしばしば。衝突もしょっちゅうで、「またか…」とうんざりします。
長女にはもう少しお姉ちゃんらしく振る舞ってほしいところですが、気持ちもよく分かるので、次女を諭します。
私:「お姉ちゃん、怒ってたよ」
次女:「どうして?」
私:「自分が遊んでるおもちゃを取られたら、やっぱり嫌な気持ちになるんじゃない?」
次女:「うん…」
私:「お姉ちゃんのこと、大好きなんでしょ?」
次女:「うん。お母さん、一緒に謝りに行って」
気持ちの切り替えが難しい時もありますが、タイミングよく諭せたら、割と素直に納得してくれます。
次女には「お姉ちゃんが大好きだから、わがままを言っても大丈夫。何でも許してくれる」というような理屈があるように感じます。
保育園でも「お友達が大好き」が行き過ぎて、相手に嫌な思いをさせてしまうことがあり、親としては心配です。
保育園の先生によると、年中児さんはお友達との関係から、コミュニケーションを学んでいく時期だそうです。
次女が抱く「大好き」の気持ちを大事にしながら、「大好き」の伝え方を一緒に見つけていけたらな…と思っています。