お風呂で「棒立ち」の長女と次女…子育ての「時短」は適切に|「ママと記者やってます・51」
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員であり、40 代ママの門田がお届けする子育てコラムです。子育てに泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、どたばたの毎日をご紹介します。
よそのご家庭の子育て話から自分の子育てを振り返るということはありませんか?ココハレサポーターズの座談会をきっかけに、自分のお風呂の入れ方を見直しました。長女と次女を「棒立ち」にさせていたのは、時短をしたい私でした。
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お風呂で棒立ち…わが家の3年生と年長児も…
ココハレには、ココハレを一緒に盛り上げてくださる「ココハレサポーターズ」の皆さんがいます。2022 年度から始まり、現在は第 3 期の皆さんが活動中。この 6 月に初めて、1~3 期の皆さんに集まっていただく座談会を開催しました。
テーマは「幼児の子育て、平日みんなどうしてる?」。わが家にも年長児がいるので、司会をしながらママトークを楽しみました。
幼児の子育て、平日みんなどうしてる?|お迎え、食事、お風呂、寝かしつけ…2~5歳を育てるココハレサポーターズが語りました
「食事」「寝かしつけ」「家に帰りたがらない」などのお題がある中で、一番盛り上がったのが「お風呂」です。3 歳児のお母さんからこんな発言がありました。
「一人っ子だと、子どもはほんと甘えてますよね。うちは全然、自分で体を洗おうとしない。もう全部やってもらうもの、みたいな。棒立ち」
棒立ち…確かに。しかも、わが家は小学 3 年生と年長児。これはまずい…。
自分で洗ったら、のろのろ
座談会のテーマの通り、平日はとにかく時間がありません。時短を考えると、わが家の場合は削りやすいのがお風呂です。
夫の帰宅が遅い日は、入り渋る子どもたちをせかしてお風呂に入れます。私が 2 人まとめてがーっと洗ってすぐに出て、2 人にお風呂につかってもらっている間に家事を済ませるという流れ。
この「がーっと洗って」が完全に親都合でした。おもちゃで遊んだり、ぐずぐずしたりすると私に叱られるので、子どもは「棒立ち」になって当然です。
善は急げで、その日から「体は自分で洗いましょう」宣言です。子ども用に泡立ちさせやすいタオルやスポンジを買い、「こうやって洗おうね」と促しました。
次女は面白がってくれましたが、長女は「えーっ、めんどくさい…」「お母さんが洗ってくれたらいいのに…」。ぶつぶつ言いながら、のろのろ洗います。
これは時間がかかる。しかも、首や脇の下が洗えていない。「早くしなさい!」の言葉を飲み込みながら、子育ての「時短」は成長に応じて適切にしていかねばと反省しました。
初めて姉妹だけで入りました
座談会では「お風呂は何歳から自分で入ってもらうか」という話題も上がりました。わが家では長女が 3 年生になったばかりの頃、「そろそろ 1 人で入ってみる?」と持ちかけました。
お姉さん気分だった長女は「うん!」とノリノリでしたが、1 日で「寂しい」とギブアップ。私もまだ先でいいかなと思っていました。
チャンスはふいにやってきました。仕事が終わりお迎えに行くと、長女も次女もぐだぐだ反抗モード。私もイライラが募り、帰りの車の中で爆発。説教が止まりません。
この状態で、3 人でお風呂に入るのは危険…と考え、「今日はもう、お母さんはお世話するのしんどい!」「お風呂は 2 人で入りなさい!」と伝えました。
普段はお風呂で必ずけんかをしますが、初めて姉妹で入ったこの日はとても仲良し。楽しそうな声が聞こえてきて安心しつつ、「あんなに怒るんじゃなかったな」とまたまた反省です。
お風呂から出てきた長女は、晴れやかなどや顔でした。
「私、○○(妹の名前)を洗ってあげた。偉い?」
「人の体を洗うのって大変!」
「あ~、疲れた。水飲もうっと」
母の日々の大変さとリンクしているかどうかは謎ですが、子育ての一端は伝わったようなのでよしとしましょう。