高知みらい科学館|科学の楽しさ、面白さを体験!科学体験、プラネタリウム…親子で楽しめます
屋内!無料!で遊べる高知市中心部にある科学館です
高知市追手筋 2 丁目の図書館複合施設「オーテピア」は高知県と高知市が共同で整備し、2018 年 7 月にオープンしました。「オーテピア高知図書館」、「オーテピア高知声と点字の図書館」、そして今回紹介する「高知みらい科学館」が入っています。
科学館はオーテピア 5 階にあり、常設展示では科学の面白さなどを伝えています。高知県に約半世紀ぶりに登場したプラネタリウムは、生解説で人気を集めています。高知市の中心部にあり、屋内で、しかも無料で楽しめる科学館です!
※高知みらい科学館では子どもたちに科学の面白さを伝えようと、毎月さまざまなイベントが開かれています。こちらから
お子さま連れの方へ
- ベビーカーは利用できます。エレベーターもあります
- おむつ台や授乳室があるベビールームと、軽食を持ち込めるキッズ休憩室があります。3 歳未満が利用できます
施設概要
施設名 | 高知みらい科学館 |
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運営 | 高知市 |
所在地 | 高知県高知市追手筋 2 丁目 1-1 オーテピア 5 階 |
電話番号 | 088-823-7767 |
利用時間 | 開館時間:9:00~18:00 金曜日と7、8 月の土曜日は 9:00~20:00 休館日:月曜日(祝日は開館) 年末年始(12 月 29 日~1 月 4 日) |
ご利用方法 | ■入館料:無料 プラネタリウム観覧料:大人 500 円、高校生 300 円、小中学生 100 円、未就学児は無料です |
駐車場 | 平面駐車場に 40 台、機械式駐車場に 60 台収容できます。最初の 60 分までは 400 円、以降は 30 分ごとに 100 円。施設利用者は館内で割引の手続きをすると、最初の 60 分までは無料です。 |
URL | https://otepia.kochi.jp/science/ |
マップ
詳細情報
子どもたちに科学の楽しさを伝えてきた「高知市子ども科学図書館」を引き継いでいます
「高知みらい科学館」の前身は高知市桟橋通 2 丁目の「高知市子ども科学図書館」。開館から 37 年間、子どもたちに科学の楽しさを伝えてきました。2018 年 2 月に閉館し、標本や科学教室などの事業を「高知みらい科学館」に引き継ぎました。
「高知みらい科学館」の使命の一つは「科学を楽しむ文化を育てること」。「どうして?」「もっと知りたい!」を刺激するものがたくさん!見どころを紹介します。
ワクワクがいっぱいの「宇宙・地球・科学体験ゾーン」
館内の南側は「宇宙・地球・科学体験ゾーン」。宇宙や光、音などを楽しく体験できるアイテム約 30 個が並んでいます。
てこの原理で 20 キロの重りを持ち上げてみたり、3 枚の鏡に囲まれてみたりと、体験したくなるアイテムがたくさんあります。特に音がでるものは子どもに大人気です。
知っている動物はいるかな?「高知の自然と生きものゾーン」
展示ケースがずらりと並ぶのは「高知の自然と生きものゾーン」。「人と動物の関わりを知ってもらいたい」と生き物のはく製などを展示しています。
子どもは「かわいい」「この動物知っちゅう」と興味を持ちますが、大人は「これは人の手によって持ち込まれた外来種だ」「道路に飛び出してきて危なかったな」と、生活と動物の関わりを考えさせられる機会になっているようです。
命の大切さを伝えるヒョウの「ハチ」
「ヒョウの『ハチ』」の物語を知っていますか?人間に育てられ、人間に殺されたハチ。約 80 年経った今でも命の大切さを教えています。
1941 年 2 月の太平洋戦争直前、高知市出身の兵士、成岡正久さんが中国で生まれたばかりのヒョウ 2 頭を発見しました。そのうち 1 頭を成岡さんがいた部隊で育てることになり、「ハチ」と命名。その後、東京の上野動物園に引き取られて人気者になりましたが、戦争が激しくなり「危険だ」と毒殺されました。
ハチのはく製を引き取った成岡さんは 1981 年に、開館したばかりの高知市子ども科学図書館に寄贈。子どもたちに、人間や動物が戦争で犠牲になったことを伝えてきました。その思いは高知みらい科学館に引き継がれています。
ハチを題材にした絵本はオーテピア高知図書館で借りられます。
高知の魅力に迫る「高知の科学・ものづくりゾーン」
館内の北側は「高知の科学・ものづくりゾーン」。高知にゆかりのある科学者や、県内の企業などの科学・ものづくりの技術などを展示しています。
生解説が人気のプラネタリウム
高知みらい科学館といえば、なんといってもプラネタリウム。日本プラネタリウム協議会が毎年行っている観覧者数ランキングの小規模部門(99 席以下)で、2018、19 年度と 2 年連続で 1 位に輝きました。
直径 12 メートルで、82 席。投映は 45 分です。解説員さんによる生解説が人気で、客層によって話す内容を変えているそうです。
前半はその日の夜の高知市上空を見ながら、月の動きや星座の名前を解説してくれます。プラネタリウムを見た後は、本物の星で復習するのもいいですね。後半は期間ごとに番組を投映しています。番組の内容はウェブサイトで確認してください。
土曜、日曜、祝日、夏休みはイベントを開催
「サイエンスショー」では、理科の先生が実験を通して科学の楽しさを伝えています。サイエンススクエアで、土曜、日曜、祝日、夏休みなどに、1 日 3 回行っています。約 20 分です。
毎週日曜日に行っている「ミニかがく教室」では、親子で簡単な実験や工作ができます。工作室で、20 分ほど。予約や参加費は不要ですが、当日先着順で受け付けをしています。小学 2 年生以下は保護者が同伴してください。
キッズスペースがあります
受付の横に、3 歳未満の子どもが遊べる「キッズスペース」があります。中にベビールームとキッズ休憩室があり気持ちよく過ごせます。
ベビーカーや生後 4 カ月~4 歳の子どもが乗れるカートの貸し出しもあります。
MOTOKOのおでかけ絵日記でもご紹介しています。
職員さんから一言
毎週テーマが変わる「ミニかがく教室」はとても好評です。「かんたん空気砲」「ふしぎな紙飛行機」「草花あそび」「顕微鏡体験」など、親子で一緒に楽しんでいただけます。当日先着順で受け付けしています。
館内は車いすやベビーカーも十分に通れる広さを確保しています。オーテピア高知図書館と共に気軽にご利用ください。