高知県立牧野植物園|お散歩やピクニックにぴったり!高校生以下は入園無料です

2023年春のNHK朝ドラ決定!牧野富太郎をモデルにした「らんまん」が放送されます
高知県立牧野植物園は高知市五台山にあります。広さ約 8 ヘクタールの園内で、「日本の植物分類学の父」と呼ばれる牧野富太郎博士にゆかりのある 3000 種類以上の植物などが楽しめます。
ピクニックにおすすめの「こんこん山広場」や、五感で植物を感じられる「ふむふむ広場」は子どもたちに人気で、家族のおでかけにぴったりです。
2023 年春のNHK連続テレビ小説で牧野富太郎をモデルにした「らんまん」が放送されることが 2022 年 2 月に決まりました。主人公の富太郎を俳優の神木隆之介さんが演じます。物語は江戸時代末期の高知をスタートに、植物学者である槙野万太郎の植物愛あふれる人生が描かれます。
牧野博士が愛した植物はもちろん、博士の生涯や功績を紹介するパネル、書斎なども展示しています。朝ドラが始まる前に、予習を兼ねて一度訪れてみては。
お子さま連れの方へ
- ベビーカーは園内で利用できます。無料貸し出しも行っています
- おむつ台は園内 6 カ所全ての多目的トイレにあります
- 授乳室は牧野富太郎記念館本館と南門窓口の 2 カ所にあります
施設概要
施設名 | 高知県立牧野植物園 |
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運営 | 公益財団法人高知県牧野記念財団 |
所在地 | 高知県高知市五台山 4200-6 |
電話番号 | 088-882-2601 |
利用時間 | 開園時間:9:00~17:00(最終入園 16:30) 休園日 年末年始(12 月 27 日~1 月 1 日) メンテナンスのため休園することがあります |
ご利用方法 | ■入園料 大人 730 円 高校生以下は無料です |
駐車場 | 無料。約 180 台駐車できます |
URL | https://www.makino.or.jp/ |
マップ
詳細情報
牧野植物園は植物分類学の父・牧野富太郎博士の功績を広く伝えるために作られました

牧野富太郎博士は高知県高岡郡佐川町生まれ。子どもの頃から植物に興味を持ち、日本人として初めて新種の植物に学名を付けるなど植物分類学を極めた人物です。
牧野植物園は博士の功績を広く伝えるために建てられました。開園は亡くなった翌年の 1958 年 4 月。五台山は博士が希望した場所です。
五台山を登って植物園へ。道は一方通行です
植物園への道は一方通行です。上り口は五台山の西側(青柳橋付近)から入り、帰りは 359 号線を通って下ります。

五台山を登っていく途中、二手に分かれる道があります。右に進むと、そのまま牧野植物園へ。左に曲がると、五台山の展望台を通って牧野植物園に着きます。


職員さんによると、「竹林寺近くの駐車場にも駐車できますが、車の通りが多く、正門や南門へ行くために傾斜のきつい坂があります。お子様連れは気をつけてください」とのことです。
出入口は正門と南門の二つ
正門から入り、木に囲まれた緑のトンネルを抜けてチケット売り場へ。
無料でベビーカーの貸し出しを行っています。南門でも借りられます。




2019 年にオープン!「こんこん山広場」でピクニックはいかが?
「こんこん山広場」は 2019 年に新しくできたエリアでピクニックにピッタリです。レジャーシートやベンチに座ってお弁当を食べる家族連れが多いそう。ツリーハウスのような展望台もあるので、子どもの遊び場にも困りません!




「ふむふむ広場」で触ってみよう!かいでみよう!
「ふむふむ広場」にある「ふれあいの庭」は、園内で唯一、植物に触ることができるエリアです。葉っぱを触ったり、匂いをかいだり、「ふむふむ」とうなずきながら植物を観察できます。



記念館では牧野博士を紹介しています
牧野富太郎記念館は本館と展示館があります。
展示館では植物学者である博士の一生を追いながら、数々の功績を紹介しています。



博士の紹介の他にも、発芽の仕組みなどをパネルや模型を使って詳しく説明している「植物の世界」や、子どもが靴を脱いで遊べるスペースがあります。


本館には、チケット売り場に加え「ボタニカルショップnonoca」や「レストランアルブル」があります。レストランではキッズプレートが食べられます。


園内には季節の草花がたくさん
園内には季節ごとに一押しの花があり、春はツツジ、夏はユリの仲間、秋は菊、冬の 1 月ごろは牧野植物園のシンボルマーク「バイカオウレン」が見ごろです。
南園は広大な植物園の約 3 分の 1 を占める広さで、草木に囲まれた道を進んでいきます。植物だけでなく、花に集まる虫を見るのも楽しみの一つです。



世界の植物に出会える温室
南園にある温室には、熱帯をイメージさせるアコウやヤシの木など、約 1000 種類以上の植物が展示されています。


葉っぱの上に乗れることで有名な「オオオニバス」。大きな葉っぱを育てるために職員さんが日々手入れを行っています。下から見ることもできます。


南門からも入園できます
温室の近くにある南門からも入園でき、授乳室やベビーカーの貸し出しもあります。利用する際は窓口に声を掛けてください。

全てのトイレにおむつ台があります
園内 6 カ所の多目的トイレ全てにおむつ台があります。
授乳室は本館と南門窓口にあります。



職員さんから一言
お子さまと一緒に、初めて見る植物や季節を感じる花や果実を見つけて、お散歩をお楽しみください。昨年できた「こんこん山広場」では、自由に走り回って遊ぶことができます。風の心地く景色のいい場所で、ご家族やお友達とのんびりお過ごしください。
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