子どもたちが動物や観覧車などの絵を描きました|わんぱーくこうちで「写生コンクール」
恒例の「わんぱーくこうち写生コンクール」が 10 月 25 日、高知市桟橋通 6 丁目のわんぱーくこうちで開かれました。わんぱーくこうちにある物なら何を描いてもOK。高知市内の保育、幼稚園児と小学生の 112 人が参加しました。
青空の下、本物の動物や乗り物、風景を目の前に子どもたちはどんな絵を描いたのでしょうか。ココハレ編集部が取材しました。
どこで描こうかな?何を描こうかな?
写生コンクールの日は朝から、絵の具やクレヨンなどを持った親子が続々とやって来ました。受け付けを済ませ、規定の画用紙と画板を受け取ります。
わんぱーくにあるものであれば、動物や乗り物、風景など何を描いてもかまいません。「何を描こうかな」と、保護者と一緒に園内をウロウロ、周りをキョロキョロ。
本物の動物をよーく見て。保護者も頑張る子どもを応援
アニマルランドでは、子どもたちが好きな動物を描いていました。「体の形は?」「どんな顔をしている?」「何色で塗る?」など、よーく観察します。
「描き終わったらアイスクリーム食べようね」と約束をして頑張る子どもに、「こうやってちゃんと画用紙に絵を描いている姿を見られるのが新鮮です」と話すお母さん。保護者にとっても子どもが頑張る姿を見られる機会になったようです。
友達と仲良くフラミンゴを描くぞ!
フラミンゴを描いていたのは小学 3 年生の女の子たち。友達同士で誘い合って来たそうです。
「なんか描きやすそう」「ピンク色がきれい」とフラミンゴを描くと決めましたが、実際に描いてみると足元や首の部分が難しかったようです。
観覧車や滝など、わんぱーくこうちならではの絵も!
動物を描く子どもが多かったようですが、観覧車や滝を描く子どももいました。わんぱーくならではですね。
「観覧車を描きたい!」「滝を描きたい!」と強い意志で、難しそうな風景画にチャレンジしていました。
完成した絵はこちら!
6 年ほど前から写生コンクールに参加している小学 3 年生の女の子。「本物の動物を見ながら外で描ける機会がないため、このコンクールの参加は貴重」と話していました。フラミンゴの長い首と足が難しかったそうですが、色鮮やかな絵が完成しました。
「強い動物を描きたかった」とトラを描いたのは 6 歳と 3 歳の兄弟。「ここらへんにひげがある」とトラをよく観察して描いていたお兄ちゃん。顔の模様が難しかったそうですが、「描いていて楽しかった」と満足げでした。
2 歳の女の子を連れたお母さんは「たまたま遊びに来たらやっていたので参加しました」。普段からよく遊びに来るそうです。女の子はトラやライオンが好きでどちらを描くか迷いましたが、ライオンにしました。10 分ほどで絵が完成。「いつもは目や口も描くんですけど、今回はどこやろう…」とお母さん。女の子は「ライオン描いた」とご機嫌でした。
小学 4 年生の女の子は「体の模様が描きやすそう」と考え、トラを描きました。でも、「模様の太さや細さを描くのが難しかった」そう。トラが動くのでお母さんの携帯で何枚か写真を撮り、細かいところはそれを見ながら描きました。今回が初めての参加でしたが「楽しかったき、来年も来て違う動物を描いてみたい」と笑顔でした。
参加賞をもらいました
たくさん描かれたのは、トラやフラミンゴといった動物。何を描いたらいいのか分からない子どもには「アンパンマンのベンチを描いてもいいよ」とスタッフさんがアドバイスしていました。
完成した作品を提出した子どもには参加賞が手渡されました。今年は「スケッチブックとプレイランドの乗り物券 1 枚」か「窓ガラスに描ける筆記具『kitpas』」のどちらか。笑顔で帰っていく子どもたちに、スタッフが「また来てねー。来年も参加してねー」と声を掛けていました。
提出された作品の中から金賞、銀賞、入選が選ばれ、11 月 14 日から園内で展示されます。子どもたちの力作を楽しんでみてください。
取材では、多くの親子が「新型コロナウイルスの影響で外出を控えていたので、久しぶりにイベントに参加しました」と話していました。これからも感染対策をしながらイベントに参加していきたいですね。取材に応じてくださった皆さん、ありがとうございました!