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JA高知県がユズ加工品などに賞味期限切れ原料を使っていました|高知の1週間(2021年7月31~8月6日)

「高知の 1 週間」では、子育てだけでなく、日々の暮らしで知っておきたい高知に関連するニュースのポイントを 1 週間分まとめて紹介します。

JA高知県(秦泉寺雅一組合長)は 2 日、れいほく柚子加工場(長岡郡大豊町黒石)が製造したユズ加工品など 8 商品で、賞味期限の切れた原材料を使うなど不適切な取り扱いをしていたと発表しました。

今週のイチ押しは「五輪効果!隈研吾さん建築 6 棟の高知県梼原町に人波 」。東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、国立競技場を手掛けた建築家、隈研吾さんが設計した建物 6 棟がある高岡郡梼原町に、大勢の観光客が訪れています。

大野辰哉・高知県議が辞職、不適切行為で「けじめ」 補選は9月12日投開票

大野辰哉氏
大野辰哉氏

(高知新聞 2021 年 8 月 3 日、6 日掲載)

高知県高岡郡東区選出の大野辰哉県議(53)=無所属、2期=は2日、県内の知人女性に抱きついて首元にキスをするなどした不適切行為を巡り、「けじめをつける」として県議会事務局に森田英二議長宛ての議員辞職願を提出した。森田議長は同日、辞職を許可した。

県選挙管理委員会(土居秀喜委員長)は4日の臨時委員会で、大野辰哉氏(無所属)が任期途中で辞職して欠員となった県議会高岡郡東選挙区(佐川町・越知町・日高村=定数1)の補欠選挙の日程を、9月3日告示、同12日投開票と決めた。

 

JA高知県 ユズ加工品などに期限切れ原料、不適正表示も 8商品返金へ

賞味期限切れの原材料を使うなどして返金対象になった8商品
賞味期限切れの原材料を使うなどして返金対象になった8商品

(高知新聞 2021 年 8 月 3 日掲載)

JA高知県(秦泉寺雅一組合長)は2日、れいほく柚子加工場(長岡郡大豊町黒石)が製造したユズ加工品など8商品で、賞味期限の切れた原材料を使うなど不適切な取り扱いをしていたと発表した。約2663万円分を販売しており、購入者に全額返金する。同JAでは昨年10月に仁井田米の偽装表示問題が発覚し、前組合長が引責辞任したばかり。管理態勢があらためて問われそうだ。

もう稲刈り...高知農高生ら部活でコンバイン 南国市

コンバインで黄金に色づいた稲穂を収穫する部員たち(南国市上野田)
コンバインで黄金に色づいた稲穂を収穫する部員たち(南国市上野田)

(高知新聞 2021 年 8 月 3 日掲載)

稲作を行う高知農業高校(南国市東崎)の部活動「GAP部」の農業総合科生徒が、今年も学校田でコンバインの音を響かせ、学校寮に提供する米の収穫に汗を流している。

絵金屏風、修理後初の披露 高知県香南市の絵金蔵 8点週替わり

本格修理を終え公開された芝居絵屏風「花上野誉石碑 志度寺」(香南市の絵金蔵)
本格修理を終え公開された芝居絵屏風「花上野誉石碑 志度寺」(香南市の絵金蔵)

(高知新聞 2021 年 8 月 4 日掲載)

香南市赤岡町の絵金蔵で3日、本格修理を終えた芝居絵屏風(びょうぶ)8点を週替わりで公開する「お披露目展2021」が始まった。修理後の公開は県内で初めて。9月26日までで、月曜休館(8月9日と9月20日は開館しいずれも翌日休館)。

高齢者ワクチン接種「ほぼ完了」高知県内23市町村で2回目8割超

(高知新聞 2021 年 8 月 5 日掲載)

高齢者向け新型コロナウイルスのワクチン接種について、高知県内の34市町村が本紙の取材に対し、1日時点の接種状況を明らかにした=表参照。全市町村が「希望者の接種は7月末までにおおむね完了できた」としており、うち23市町村では2回目の接種率が8割を超えた。

土佐ジローでカレーパン 高知農高生とコミベーカリー、農家支援へ開発 8月6日発売

揚げたてを頬張ってPRする生徒ら(南国市の高知農業高校)
揚げたてを頬張ってPRする生徒ら(南国市の高知農業高校)

(高知新聞 2021 年 8 月 5 日掲載)

新型コロナウイルスの影響で需要が減った土佐ジロー生産者を応援しようと、高知農業高校(南国市東崎)の生徒がミンチ肉を使ったカレーパンを考案した。共同開発したコミベーカリー(高知市)などで6日から販売される。

よさこい演舞中止へ コロナ感染拡大で「開催困難」

(高知新聞 2021 年 8 月 6 日掲載)

19、20日の「2021よさこい鳴子踊り特別演舞」について、主催のよさこい祭振興会(会長=青木章泰・高知商工会議所会頭)は5日、中止する方針を決めた。新型コロナウイルス感染が拡大している現状では、開催は難しいとの意見が多数を占めた。振興会の役員全員による書面決議を経て、6日に正式決定する見通し。

 

香南市の天然色市場が8月7日再開 3年4カ月ぶり 飲食や雑貨販売も

新装オープンする「天然色市場」のコーヒースタンド。若い世代が気軽に来られるようにと設けられた(香南市)
新装オープンする「天然色市場」のコーヒースタンド。若い世代が気軽に来られるようにと設けられた(香南市)

(高知新聞 2021 年 8 月 6 日掲載)

指定管理者不在で休業していた香南市吉川町吉原の直販所「天然色市場」が7日、3年4カ月ぶりに再開する。県内で100円ショップを経営する山本商店(同町古川)が指定管理者となって改装。コーヒースタンドや雑貨販売、子ども食堂など新たな取り組みも始め「さまざまな世代がつながる場所にしたい」としている。

【今週のイチ押し】五輪効果!隈研吾さん建築6棟の高知県梼原町に人波、ミュージアムやガイド盛況

1年で7千人以上が訪れた「隈研吾の小さなミュージアム」(梼原町太郎川)
1年で7千人以上が訪れた「隈研吾の小さなミュージアム」(梼原町太郎川)

(高知新聞 2021 年 8 月 2 日掲載)

東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、国立競技場を手掛けた建築家、隈研吾さんが設計した建物6棟がある高岡郡梼原町に、大勢の観光客が訪れている。建物を紹介するミュージアムやガイドツアーが人気を集め、作品の一つでもあるホテルは連日満室。「隈建築」への注目度の高さを見せつけている。

「隈研吾の小さなミュージアム」は、同町太郎川の「雲の上のギャラリー」内に昨年6月オープンした。隈さんが手掛けた町内6棟をパネルや模型、動画で紹介し、今年6月末までの約1年間の来場者は7471人で、町の「梼原千百年物語り資料館」の倍以上が訪れた。

ミュージアム開館に合わせて始めた有料ガイドツアー「梼原と隈研吾の建築案内人」も同期間で935人が利用(1、2月は休止)。約2時間のツアーで、町総合庁舎や雲の上の図書館、雲の上のホテル・レストランといった隈建築6棟や、隈さんが感銘を受けたというゆすはら座などを見学している。

ガイドは研修を受けた10人が担当。図書館では「森に入ったような雰囲気をイメージしている」など、参加者の関心に応える説明を加えている。夫妻で参加した住職、山西俊一郎さん(67)=香川県観音寺市=は「ガイドがないと分からないことも多いのでありがたい。今度は泊まりがけでゆっくり来たい」と喜んでいた。

ただ、ミュージアムは9月末で太郎川公園整備工事のため一時閉鎖され、再開は未定。同じく9月末で現在の建物での営業を終える雲の上のホテル・レストランには、県外からの宿泊客が多く訪れ、満室が続いている状況だ。

ゆすはら雲の上観光協会の来米修作事務局長(60)は「五輪やテレビ番組などの影響で、たくさんの人に来てもらっている。建物が街中に集中していて、歩いて見て回れるほかの所にはない手軽さが好評だ」と話している。

ガイドツアーは1人3千円で、2週間前までに申し込む。申し込み、問い合わせは同観光協会(0889・65・1187)へ。(富尾和方)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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