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ミニ門松できたよ!香美市で教室が開かれました|週間高知の子どもニュース(2021年12月4~10日)

ミニ門松できたよ!香美市で教室が開かれました|週間高知の子どもニュース(2021年12月4~10日)

今週、高知の子どもたちは手作りの弁当を販売したり、一人暮らしの高齢者に赤飯を届けたりして、地域の活動に貢献しました。

竹やイグサなどを使ったミニ門松作り教室が香美市土佐山田町の市中央公民館で開かれ、150 人の児童や保護者らが一足早い迎春準備を楽しみました。

2021 年 12 月 4 ~ 10 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

ユズ風呂、気持ちいいね!北川村温泉、園児招待 12月22日の冬至にも用意

ユズを浮かべた貸し切り風呂を楽しむ園児たち(北川村温泉)
ユズを浮かべた貸し切り風呂を楽しむ園児たち(北川村温泉)

(高知新聞 2021 年 12 月 4 日掲載)

安芸郡北川村小島の「北川村温泉ゆずの宿」で2日、村立みどり保育所(野友甲)の年長園児6人が村産ユズをぜいたくに浮かべた風呂を楽しんだ。

毎年、冬至を前に同温泉が招待している。園児たちは体を洗った後、信楽焼の貸し切り風呂へ。湯船にユズを20個ほど入れて「お湯がぬるぬるしちゅう」「気持ちえい」と笑顔で温まっていた。

小松新汰ちゃん(6)は「ユズを入れたら、においが良くなるき好き。みんなで入れたき楽しかった」と笑顔だった。

22日の冬至には、貸し切り風呂と男女それぞれの露天風呂にユズを用意する。(植村慎一郎)

子どもらが手作り弁当販売 室戸市の椎名集落活動センターで文化祭

子どもたちの弁当販売などでにぎわったたのしいな文化祭(室戸市の椎名集落活動センター「たのしいな」)
子どもたちの弁当販売などでにぎわったたのしいな文化祭(室戸市の椎名集落活動センター「たのしいな」)

(高知新聞 2021 年 12 月 5 日掲載)

子どもたちの手作り弁当販売や絵画などの作品を展示する「たのしいな文化祭」がこのほど、室戸市室戸岬町の椎名集落活動センター「たのしいな」で開かれた。

11月27、28日に開催。会場には、椎名地区の風景を描いた絵画や小学生の書道など130点を展示。日南・大平集落活動センター「ひなたぼっこ」による野菜販売や地元魚屋による干物販売も好評だった。

28日は、地元の小中学生が手作りした、魚のフライや卵焼き入りの弁当を販売。「いらっしゃいませ!」と元気に接客もこなし、弁当は30分ほどで売り切れた。室戸小2年の岡本心月(しずく)さん(7)は「弁当を作るのは大変だったけど、たくさん買ってくれてうれしかった」と笑顔で話していた。(板垣篤志)

独居高齢者に赤飯 土佐市新居小児童が配る

赤飯を手渡す児童ら(土佐市新居)
赤飯を手渡す児童ら(土佐市新居)

(高知新聞 2021 年 12 月 6 日掲載)

土佐市新居の新居小学校の4、5年生12人がこのほど、地区内の1人暮らしの高齢者宅を訪問し、赤飯をプレゼントした。

児童は毎年、地元の「新居を花いっぱいにする会」(松岡善郎会長)などと協力して学校近くで米作りをしており、今年は8月に約100キロを収穫。11月30日、米の売り上げで購入したもち米で地元JA女性部や同会メンバーが赤飯を作り、児童がパック詰めした。

児童は4班に分かれ、80歳以上の25軒を訪問し、「おいしく食べてください」と声をかけながら赤飯を手渡し。高齢者は「ぬくもりを感じてうれしいです」と喜んでいた。

5年の望岡橙妃(とき)さん(10)は「この赤飯を食べて笑顔で元気になってほしい」と話していた。(山崎友裕)

へんてこなもの描こう!絵本作家・宮西達也さんが授業 黒潮町の拳ノ川小学校

「思い切り描いてみて」と児童に声を掛ける宮西達也さん=右(黒潮町拳ノ川の拳ノ川小学校)
「思い切り描いてみて」と児童に声を掛ける宮西達也さん=右(黒潮町拳ノ川の拳ノ川小学校)

(高知新聞 2021 年 12 月 7 日掲載)

「おとうさんはウルトラマン」などの作品で知られる絵本作家、宮西達也さん(64)=静岡県三島市=による授業がこのほど、幡多郡黒潮町の拳ノ川小学校で行われた。全校児童16人が〝へんてこなもの〟を描くワークショップを通じて想像力を膨らませた。

3日に訪れた宮西さんは「にゃーご」などの著作を読み聞かせした後、児童に「〝へんてこなもの〟を描いてみよう」と呼び掛け。児童は頭を悩ませながらもそれぞれが想像したロボットや怪獣、花などを描き、「変なのできた!」と楽しんでいた。

3年の宮崎希羽(ののは)さん(9)は「大変だったけど、宮西さんから『傑作』と褒められてうれしかった」と笑顔。宮西さんは「絵は自由で、失敗はないと知ってもらいたかった。皆さんすごい集中力で素晴らしかった」とほほ笑んでいた。(河本真澄)

香美市の児童ら150人が門松作り 熊本市の団体指導

夢中になってオリジナル門松を作る児童ら(香美市の市中央公民館)
夢中になってオリジナル門松を作る児童ら(香美市の市中央公民館)

(高知新聞 2021 年 12 月 8 日掲載)

竹やイグサなどを使ったミニ門松作り教室がこのほど、香美市土佐山田町の市中央公民館で開かれ、150人の児童や保護者らが一足早い迎春準備を楽しんだ。

全国で木育事業や木工教室を展開する「全国ものづくり塾」(熊本市)が主催。2016年の熊本地震後、香美市の宮地亀好(きよし)さん(82)が地震支援としてケナフ製和紙を提供した縁で、同年から続いている。

4日は、熊本市から駆け付けた塾のメンバーや宮地さん、地元の民生委員ら16人が指導。参加者は熊本県産のヒノキの台座や竹に、イグサの縄を巻き付けたり、梅やナンテン、水引などを思い思いに飾り付けたりした。

個性光るオリジナル門松を前に、子どもたちは「バランスよく作れた。玄関に飾りたい!」「早くお正月来んかな」と新年を心待ちにしてわくわく。同塾の原嶋友子総局長(52)は「物作りを通じて地域がつながる機会ができたらうれしい」と話していた。

5日には、土佐市の宇佐小学校でも教室が開かれた。(小笠原舞香)

南国市の食材学び、白木谷小の児童が料理に挑戦 料理人が出前授業

アジジャコなどでだしを取る児童ら(南国市白木谷の白木谷小学校)
アジジャコなどでだしを取る児童ら(南国市白木谷の白木谷小学校)

(高知新聞 2021 年 12 月 10 日掲載)

南国市の白木谷小学校でこのほど、和食料理人らによる出前授業が行われ、5、6年生7人が四方竹などの地元食材を使った昼食づくりに挑戦した。

食育授業の一環で、「土佐料理 司」(高知市)などが協力した。2日の授業で児童たちは、明治初期に地元住民が中国から四方竹を観賞用に持ち帰った歴史や、市花でもある柑橘(かんきつ)のタチバナが地元に自生していることなどを学んだ。

その後、同店の総調理長らからアジジャコやムロブシなどを使った「高知ならでは」の合わせだしを教わり、四方竹の煮物やみそ汁を作った。給食には児童らが栽培したヒノヒカリのご飯や市特産のパプリカ炒め、タチバナの蜜煮も並んだ。

児童は「おだしを入れると四方竹のうま味が増す」などと舌鼓。教員らは「水や土地に応じて食も変わる。和食を地元を知るきっかけにしてほしい」と話していた。(横田宰成)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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