「歯磨きしなさい!」ってあと何回言えばいいのでしょう…|「ママと記者やってます」㉑
毎日が体力・気力勝負! 40代ママ記者による子育てコラム
ココハレ編集部員・門田がお届けする子育てコラムです。40 代に突入したけれど、子どもはまだ幼児。うまくいかない子育てに悩み、体力・気力の衰えを嘆いています。泣いて笑って、怒ってしまって反省して…、そんなどたばたの毎日をご紹介します。
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「どうしてできんの?」「いい加減にしなさい!」2021年も「子育てNGワード」連発でした…
今年も残りわずか。ココハレ編集部ではクリスマスのイベント情報をまとめたり、お正月向けの記事の準備したりと年末感が出てきました。一方で、子育てでは代わり映えがあまりありません。「毎日、同じことを言ってるなぁ」と感じています。
2021 年、「毎日同じことを言う」のぶっちぎりトップが「歯磨きしなさい!」です。わが家の 6 歳長女と 3 歳次女は歯磨きが嫌い。何だかんだと理由を付けて、磨こうとしません。
次女は捕まえて仕上げ磨きをすればいいとして、来年小学生になる長女にはある程度、自分で磨いてもらいたい。
そんな親の願いは全く届かず、朝も夜も「歯磨きしてね」「はーい」から 5 分、10 分…。ようやく歯ブラシを持ったかと思えば、部屋を歩き回ったり、歌ったり、踊ったり。「辛抱強く」と見守っていても、毎日こうだとイライラが募ります。
長女も成長して親の出方を見るようになり、「普通の声で言ってるうちは大丈夫」と思っているようです。最後に大きな声で「さっさと磨きなさい!」と雷を落とすまで、1 日 20 回は「歯磨きしなさい」と言っているでしょうか。
雷を落として終わればいいですが、私もメンタルが上下します。疲れていたら、「どうしてさっさと磨けんの?」「毎日同じこと言いゆうでしょ?」「いい加減にしなさい!」…。全て「子育てのNGワード」。取材でも上手な関わり方を聞いているはずなのに、止まりません。そして後で、自己嫌悪…。
どうしてうまくいかないのだろうと思い、落ち着いている時に長女に聞いてみました。
私「ねぇ、どうして歯磨きしたくないの?」
長女「それはねぇ、歯磨きってつまらんもん」
そうか。これまで鏡の前に並んで一緒に歯磨きしたり、仕上げ磨きを実況中継したり、歯磨きができたらカレンダーにシールを貼ったり、いろいろ試してみたけれど、ずっとつまらなかったのか。そうだよね、つまらなかったら磨きたくないよね、1 日ぐらい磨かなくてもいいよ……とはならないのが歯磨き!「虫歯予防のために磨かねばならない」と認識するのはいつの日でしょうか。
というわけで、2022 年も「歯磨きしなさい!」と繰り返す毎日が続きそうです。1 日 20 回言うとするならば、1 カ月で 600 回、半年で 3600 回、1 年で…。途方に暮れるので、数えるのはやめておきます。