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土佐市の少年野球チームが阪神・森木投手と交流しました|週間高知の子どもニュース(2022年1月1~7日)

新年あけましておめでとうございます。ことしも高知の子どもたちは元気。寒さに負けず体育始めや野球で体を動かしています。

阪神タイガースにドラフト 1 位で入団する森木大智投手が土佐市で、自身が所属した少年野球チーム「高岡第二イーグルス」の新年交流会に参加し、後輩に当たる小学生らと練習試合を楽しみました。

2022 年 1 月 1 ~ 7 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

縦じま〝初打席〟で豪快な二塁打! 阪神・森木投手が児童と交流 高知県土佐市

少年野球チームの後輩たちと交流した森木大智投手(土佐市の土佐公園グラウンド)
少年野球チームの後輩たちと交流した森木大智投手(土佐市の土佐公園グラウンド)

(高知新聞  2022 年 1 月 4 日掲載)

阪神タイガースにドラフト1位で入団する森木大智投手(18)=高知高=が3日、土佐市高岡町乙の土佐公園グラウンドで、自身が所属した少年野球チーム「高岡第二イーグルス」の新年交流会に参加し、後輩に当たる小学生らと練習試合を楽しんだ。

土佐市出身の森木投手は小学3年の時、イーグルスで野球を始めた。チームは毎年1月3日に近くの寺で初詣をした後、グラウンドで小学生とOBの中高生が対戦するのが恒例。森木投手も毎年、参加しているという。

今年は阪神のユニホームを身にまとって登場した森木投手。小学生チームの監督を務めることになり、後輩たちを「思い切って楽しんでいこう」と送り出した。試合終盤には「代打オレで」。縦じまでの〝初打席〟で豪快な二塁打を放った。

試合後、小学生が「僕たちも応援しているので頑張ってください」と花束や寄せ書きをプレゼント。森木投手は「プロに行ってもイーグルスで学んだ初心を忘れず、楽しんで全力でやりたい」と語り、サイン色紙などを手渡した。

イーグルスの石元恭一監督(52)は「しっかりした性格なので、目標を立てて取り組んでいると思う。けがには気を付けて焦らずやってほしい」と教え子にエールを送った。(仙頭達也)

150人が商店街快走、高知市で「体育始め式」 高知城周辺ではクロスカントリー

約150人が商店街を快走した高知市の体育始め式(高知市帯屋町1丁目)
約150人が商店街を快走した高知市の体育始め式(高知市帯屋町1丁目)

(高知新聞  2022 年 1 月 4 日掲載)

新春恒例の「高知市体育始め式」が3日開かれ、帯屋町アーケード街周辺の約1・3キロのコースを約150人が駆け抜けた。

1年を健康に過ごしてもらおうと同市などが毎年開催。ランニングウエアや空手の道着などを着た老若男女がアーケード街西詰めからスタート。昨年に続き、マスクを着けたまま走る人が多かった。

商店街の沿道から「頑張って~」などと声援を受けたランナーは、それぞれのペースで元気に走り初め。鴨田小5年の下元一臣君(11)は「みんなと走ると気持ちがいい」と笑顔で汗を拭った。

高知城周辺ではクロスカントリー大会(約1・3キロ)も開かれ、小学生52人が参加。男子の部で優勝した潮江南小6年の永井漣(れん)君(12)は「ぶっつけ本番だったけど、思いっきり走った。このまま(中学受験の)試験も頑張りたい」。女子の部で優勝した神田小6年の山下菜月さん(12)は「中学では駅伝にも挑戦したい」と新しい1年に向けて意気込んだ。(坂本出)

平和の歌、世界に届け 南国市・大篠小6年生、う~みさんらと共作

昨年11月、広島市のホテルで大篠小6年生に完成した歌を初披露する(右から)瀬戸麻由さん、う~みさん
昨年11月、広島市のホテルで大篠小6年生に完成した歌を初披露する(右から)瀬戸麻由さん、う~みさん

(高知新聞  2022 年 1 月 6 日掲載)

南国市の大篠小学校の6年生がこのほど、県内外のシンガー・ソングライターと平和への願いを込めた楽曲「smile&peace!!」を作り上げた。児童が考えたメッセージを基に、高知などを拠点に活動するう~みさんが作詞し、被爆3世の瀬戸麻由さん=広島県呉市=が作曲。児童らは「世界中に広め、一緒に歌いたい」と配信用の動画も作成中だ。

同校では2020年度から、6年生がオンラインなどで北方領土の元島民や被爆体験者らと対話する平和学習を行っている。楽曲作りは21年度の6年生が瀬戸さんと交流する中で発案し、4組の33人が昨年9月から取り掛かった。

作詞に当たり児童らは、紛争が続くパレスチナで人道支援に携わる日本人スタッフの協力を得て、現地の子どもたちとも交流。互いに日常を紹介する動画を交換するなどして、漠然としていた平和へのイメージを固めた。

〈僕がわらえば 君も笑う〉〈みんな助け合えたら 世界は幸せに満ち溢(あふ)れる〉―。児童それぞれのフレーズをつなげ歌詞にしたう~みさんは、「自分の大切な人への思いが詰まった言葉ばかり。平和や幸せって何だろう、と考えさせられる」。担任の山下彩加教諭(34)も「子どもたちが考えた言葉に驚かされる。歌作りを通して学びの視野を広げてくれた」と話す。

う~みさんと瀬戸さんは昨年11月、修学旅行で広島市に滞在していた児童の前にサプライズで登場、出来たての楽曲を披露した。児童らは「明るく歌いやすい」と気に入った様子で、「平和といえばこの曲と思ってもらえるよう、世界中に届けたい」と話している。(横田宰成)

〝リアル職場〟体験 高知市で「とさっ子タウン」小中学生が美容室や銀行へ

美容師体験でヘアアイロンを扱う中学生(高知市伊勢崎町の「テントヘアー」)
美容師体験でヘアアイロンを扱う中学生(高知市伊勢崎町の「テントヘアー」)

(高知新聞  2022 年 1 月 7 日掲載)

小中学生が実際の職場を訪れ、職業体験する「おでかけとさっ子タウン」が6日、高知市内で始まった。初日は3人が美容室に“出勤”。真剣な表情で仕事に取り組んだ。

仮想の街を運営して社会の仕組みを学ぶ「とさっ子タウン」は、2009年度から毎年実施。例年、50以上の企業・団体が会場に小間を構え、約400人の子どもたちが参加しているが、20年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。21年度は各職場での分散開催とした。

この日、美容室を訪れた小中学生3人は、アドバイスを受けながらヘアアレンジや爪磨きなどに挑戦。ハンドマッサージでは美容師から「気持ちいい。上手!」と、お褒めの言葉をもらっていた。

南海中1年の西岡波音(なお)さん(13)は「人の髪にアイロンするのは初めてだったけど面白かった。美容師の仕事もいいな」と笑顔だった。

「おでかけ―」は、2月23日まで銀行や建築事務所など11の企業・団体の各職場で順次行われ、38人が参加する予定。(石丸静香)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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