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笑顔で3学期がスタートしました|週間高知の子どもニュース(2022年1月8~14日)

笑顔で3学期がスタートしました|週間高知の子どもニュース(2022年1月8~14日)

長かった冬休みも終わり、子どもたちが校舎に戻ってきました。

県内のほとんどの小中高校で 11 日、3 学期が始まりました。「明けましておめでとう!」「久しぶり~」。雨がぱらつく冷えた校舎を、子どもたちの元気な声が温めました。

2022 年 1 月 8 ~ 14 日に高知新聞に掲載された子どもたちのニュースをお届けします。

いの町で園児が交通安全呼び掛け

いの町の天神保育園の年長組15人が7日、サニーマート伊野店で、えとのトラのお面を身に着けて交通安全を呼び掛けた=写真。

県交通安全協会いの支部が企画。園児は買い物客らにチラシなどを手渡し「みんなでトラい、交通事故防止」と声を合わせて呼び掛けていた。

土佐署管内では昨年2件の死亡事故が発生。同署は「子どもからの声掛けで、少しでも交通事故防止への意識が高まってほしい」と話していた。

「110番の日」高知ファイティングドッグス吉田監督、柴田ケイコさんらが啓発

模擬通報を受ける高知FDの吉田豊彦監督(県警本部)
模擬通報を受ける高知FDの吉田豊彦監督(県警本部)

「110番の日」の10日、高知ファイティングドッグスの吉田豊彦監督が県警の「一日通信指令課長」を務めるなど、高知市内各地で110番通報に関する各種啓発イベントが開かれた。

県警本部の通信指令室では、ユニホーム姿の吉田監督が自動車事故の模擬通報を受け、「けがをしている人はいるか」「事故車が交通の妨害になっていないか」などと通報者に確認。情報を電子パネルに入力してパトカーを向かわせ、救急車の手配をしていた。

県警によると、2021年の110番件数は4万6343件(前年比20件減)で、交通事故やけんかなどのトラブルが上位を占めた。全体の44・3%(2万562件)は緊急性のない相談やいたずら電話、無言電話だった。

吉田監督は「1球に全力を注ぐ野球と同じく、1件の通報も真剣勝負。通報する勇気も大事だが、不要不急の電話は控えて」と呼び掛けた。

子どもに絵を指導する柴田ケイコさん(高知市のフジグラン高知)
子どもに絵を指導する柴田ケイコさん(高知市のフジグラン高知)

高知南署の啓発イベントでは絵本作家、柴田ケイコさんが描く人気キャラクター「パンどろぼう」が一日署長を務めた。

会場のフジグラン高知(朝倉東町)には、「―署長」のたすきが掛けられたキャラクターのぬいぐるみが登場。子どもたちは柴田さんが指導するお絵かき教室や、「財布をひろった場合は110番するのは正解か?」(正解は×)などのクイズを楽しんでいた。

また、一宮交番連絡協議会メンバーら約30人が、サンプラザ業務用食品スーパー一宮店(一宮中町1丁目)前で買い物客らに適切な通報を呼び掛けるチラシ200枚を配布した。(坂本出)

校舎に元気な声響く 3学期スタート 高知県内の小中高

「冬休み何してた?」。久しぶりに会って笑顔の児童たち(高知市若草南町の朝倉第二小学校)
「冬休み何してた?」。久しぶりに会って笑顔の児童たち(高知市若草南町の朝倉第二小学校)

県内のほとんどの小中高校で11日、3学期が始まった。「明けましておめでとう!」「久しぶり~」。雨がぱらつく冷えた校舎を、子どもたちの元気な声が温めた。

約770人が通う高知市若草南町の朝倉第二小学校では、午前7時半ごろから児童たちが仲良く登校。あいにくの天気に「いつもは鬼ごっこするけど…」と残念がりながら教室内でカードゲームなどで遊んだ。

2年生の教室では、女子児童らが冬休みの出来事を報告し合い、「この服サンタさんにもらったで」「光る高知城見に行った」。岡崎唯桜(ゆら)さん(8)は「妹と勉強机の下に秘密基地作った。10分くらいでできてね、妹が跳び上がって喜んでたよ」と笑顔を見せていた。

始業式は、新型コロナウイルス感染予防のため、2学年を体育館に集めた以外は校内放送で行い、大崎博司校長が「3学期は短いですが、次の学年への準備をする大事なとき。夢、勇気、希望、優しさを持って育ってください」と呼び掛けた。(玉置萌恵)

この記事の著者

小笠原雄次

小笠原雄次

息子と娘はすでに成人。孫ができるのはいつになるか。趣味はテニス。体調管理も兼ねてプレイしてます。1963年生まれ。

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