和の森わんぱーくこうち・アニマルランド編 |高知市で人気の無料動物園
どんな動物がいる?人気の撮影スポットは?高知市のわんぱーくこうち・アニマルランドの全容を紹介します
高知市桟橋通 6 丁目の「和(かのう)の森わんぱーくこうち」は、動物を展示しているアニマルランド、観覧車や遊具で遊べるプレイランド、アスレチックを設置した水辺散策広場など大きく分けて四つのゾーンに分かれています。
動物を間近で見られるアニマルランドは、入園料が無料。気軽に立ち寄れる動物園として、高知県内の親子に人気です。ライオンやトラ、ジャガーなどの猛獣から鳥、カメやヘビなどの爬虫類、両生類まで約 100 種類を幅広く展示しています。ウサギやモルモットたちがいるふれあい広場は人気のエリアです。
人気の撮影スポットやトイレなども含め、アニマルランドの全容を紹介します。
※ 2024 年 10 月 1 日更新。高知市のネーミングライツ導入に伴い、施設名の表記を変更しました。
お子さま連れの方へ
- ベビーカーは園内全てのエリアで利用できます。アニマルランド内の案内所で無料貸し出しをしています。返却も案内所まで。
- おむつ台は管理棟 1 階とアニマルランドのトイレにあります。
- 授乳室は管理棟 1 階のトイレにあります。ミルク用の電気ポットもあります。蛇口からはお湯も出ます。
- 車いすは管理棟入り口に 5 台あります。自由に使えます。元の場所に返却してください。
施設概要
施設名 | 和の森わんぱーくこうち・アニマルランド |
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運営 | 高知市 |
所在地 | 高知県高知市桟橋通 6 丁目 9-1 |
電話番号 | 088-832-0189(アニマルランド直通) |
利用時間 | 9:00~17:00 休園日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始( 12 月 28 日~ 1 月 1 日) |
ご利用方法 | わんぱーくこうちの入園料は無料です。 プレイランドの乗り物は 1 歳から料金がかかります。 自転車やペットを連れての入園はできません。 |
駐車場 | 無料。125 台駐車できます。 |
URL | https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/17/1712/animal/hyoushi.htm |
マップ
詳細情報
アニマルランド入り口
アニマルランドの入り口です。駐車場から近いので、乳幼児連れでも安心です。入り口の右手に見える茶色の屋根が案内所です。案内所でベビーカーの無料貸し出しを行っています。
タテガミヤマアラシ
アニマルランドに入ると、左手にヤマアラシ舎があります。ヤマアラシが「大きくてお気に入り」という 10 歳の男の子が熱心に眺めていました。
アナグマやタヌキがいる小獣舎
小獣舎ではアナグマやタヌキたちが出迎えてくれます。素早く動き回る姿がなんともラブリー。中でも必見なのは白タヌキです!飼育員さんによると、白タヌキはメラニン色素の欠乏によってでき、その中でも「ブチ模様」は珍しいとのことです。
フラミンゴ
アニマルランド内に「グァーー」「グァーー」とにぎやかな鳴き声を響かせているのは、赤や白、ピンクの色をしたフラミンゴです。ヨーロッパフラミンゴは 23 羽、コフラミンゴは 2 羽、ベニイロフラミンゴは 11 羽の合計 36 羽いるとのこと。細長い足でバランスよく立っています。3 種類のフラミンゴを見分けて、数えてみるのも面白そうですね。
色とりどりのインコとクジャク
飼育小屋がずらりと並ぶのは、色とりどりのインコがいるインコ舎です。飼育小屋の中を自由自在に飛び回っています。インコ舎の隣にはキジ舎があり、クジャクやハヤブサ、アオバトがいます。
カメラ目線上手なグラントシマウマ
アニマルランドには二頭のシマウマがいます。ココハレ編集部員がカメラを向けると、ばっちりのカメラ目線で、ピクリとも動かずモデルになってくれました。
アニマルギャラリー
アニマルギャラリーには、爬虫類や両生類、サルの仲間、鳥の仲間などがいます。最近、オナガザルの一種「アビシニアコロブス」の赤ちゃんが生まれました。2020 年 5 月 21 日から一般公開されています。生まれたばかりのときは毛が真っ白で、今は成長とともに黒と白の模様に変化しています。暖かい時期は、アカアシガメ、インドホシガメ、ホウシャガメはアニマルギャラリーの外に展示しています。
スマトラトラは同居練習中
スマトラトラは、飼育数が少ないため絶滅が危ぶまれています。種を保存することも動物園の役割であることから、繁殖できる環境であれば積極的に同居練習にチャレンジしているようです。
ココハレ編集部が取材に行った日はちょうど同居練習をしていました。猛獣の同居練習は、相性が合わないなどの場合、一瞬で生死にかかわる事故になりかねないとのこと。開園中に同居練習を見られるのは珍しく、見ている側もドキドキしました。
百獣の王・ライオン
アニマルランドには百獣の王ライオンがいます。雄、雌の計二頭。ライオンを間近で見られるのはアニマルランドの魅力の一つです。また、ライオンなどの猛獣を高知県内で見られるのはわんぱーくこうちだけです!
鋭い目つきのジャガー
アニマルランドで飼育されているジャガーは 2020 年 5 月現在、葉月ココとリンド、ルモの三頭です。オリの中を鋭い目つきでウロウロと歩いていました。リンドは2020 年 7 月に埼玉県の東武動物公園へ移動を予定しているそうです。
ブラジルやコロンビアがある中南米の地域では、ジャガーは「食う・食われる」の関係を表す「食物連鎖」のトップに位置しているようです。とても強い動物であることが分かりますね。
ニッポンツキノワグマ
1994 年和歌山県生まれのツキノワグマのワカは、96 年 10 月にアニマルランドに引っ越してきました。ワカは雑食性で、リンゴやミカンなどの果物、蒸したサツマイモやニンジン、肉など何でも食べるそうです。好き嫌いせず、エサを食べているんですね。
ニホンカモシカ
クマ舎の横にあるのが、ニホンカモシカのいるカモシカ舎です。広々としたスペースで、のびのびと過ごしていました。
ふれあい広場
ライオン舎の近くには「ふれあい広場」があります。かわいい動物たちがたくさんいて、癒されますよ~。ウサギやモルモット、カメを触れます。飼育員さんの話によると、モルモットが人気だそうです。
ふれあい広場の中は走らず、動物は優しく触りましょう。また、動物を触る前と、触った後は手を洗ってください。7 ~ 9 月は動物が暑さで弱ってしまうため、動物との触れ合いはできません。
バードハウス
バードハウスには 9 種類の鳥がいます。ハウスの中に入って、鳥を近い距離で観察することができます。 9 種類の鳥を見分けられるか、挑戦してみるのもいいですね。ハウスの中はまるで、鳥の世界に迷い込んだ気分です!
アニマルランドで動物博士になろう
アニマルランドには、動物に関する情報が書かれた看板やコーナーが所々にあります。また、トラやライオン、ジャガーのオリの横には、動物を間近で見られる小窓があります。本物の動物を見ながら、動物の勉強や観察ができますね。アニマルランドで動物博士になろう‼
手作りの「顔はめパネル」で写真を撮ろう!
アニマルランドには写真撮影スポットがあります。撮影スポットの正面にはカメラを置く台が設置されており、ベストな位置から写真を撮ることができます。
わんぱーくこうちといえば「にんげんのオリ」ですよね。ココハレ編集部員も思わず入ってしまいました。
園内にある「顔はめパネル」は職員さんが手作りしたそうです。このパネルを見ると、顔をはめずにはいられない?!
人間も動物も暑い夏
夏は大変暑くなります。園内には屋根付きのベンチがあります。また、アニマルランド入口近くの売店でアイスクリームやジュースを販売しています。日陰で休み、こまめな水分補給を心がけて下さい。アニマルギャラリーの入り口には金魚が展示されています。見ているだけで涼しくなりますね。
ココハレ編集部が取材に行ったのは 5 月中旬でしたが、早くも暑さを感じました。動物たちも暑かったようで、絶賛休憩中の姿をご覧ください。
トイレ
トラ舎の向かいにトイレがあります。多目的トイレにはおむつ台、子ども用便座があります。
トイレの各個室にも動物に関するクイズがあり、トイレの中まで楽しめます。
動物用の避難場所
高知港に近いわんぱーくこうちは、南海トラフ地震で最大約 2.7 メートルの津波や長期浸水が予想されています。避難するために予想される津波より 30 センチほど高い避難棚を、スマトラトラ、ライオン、ジャガー、ツキノワグマのおりの中に設置しました。
設置費用約 400 万円のうち 100 万円を寄付で賄ったとのことです。動物たちを守る避難棚にも注目です。
アニマルランドを彩る花
アニマルランド内にはきれいな花が植えられています。職員さんが手入れした花がたくさん咲いていました。アニマルランド内の花は毎年、中央公園で開催する春花まつりで使用された花を植えているそうです。
職員さんから一言
利用者の声
38 歳女性
高知市
息子が動物が好きなので、よく来ています。今日はトラを見に来ました。アニマルギャラリーのサルもお気に入りです。