新足摺海洋館「SATOUMI」に行ってみた|7月18日オープンの館内を一足お先にご紹介します
土佐清水市・竜串湾の自然が体感できる水族館・新足摺海洋館「SATOUMI」をオープン前にご紹介!
旧海洋館の隣にできました!
高知市内から車で約 3 時間。土佐清水市の竜串エリアに到着しました。新足摺海洋館「SATOUMI」は今年 2 月に閉館した旧足摺海洋館の隣にあります。新館は旧館の 1.5 倍ほどの広さだそうです。
入り口に券売機があります
1 階の入り口を入ると、すぐ右手に券売機があります。展示スペースの入り口は、黒いカウンターがあるインフォメーションの右側にあります。
左奥はカフェとショップのエリア。こちらは無料で利用できます。
森から川、海へ。豊かな海をつくる自然の営みをたどります
「豊かな森が豊かな海をつくる」ということを伝えようと、SATOUMIの館内は足摺の森、川、海を順番にたどっていく展示ストーリーになっています。水族館ですが、展示は「足摺の原生林」からスタート。模型で再現された原生林にプロジェクションマッピングを取り入れることで、朝日が昇り、夕日が沈むまでの自然を体感できます。
エスカレーターを 2 階に上がると、川のエリアに。原生林に降った雨は土に染み込み、川になり、やがて海にたどり着きます。
いよいよ海へ。ウミガメがお出迎え
海で出迎えてくれるのはかわいいウミガメたち。竜串湾が一望できる水槽ですいすい泳いでいます。子どもの目の高さに合わせた水槽とのことで、人懐っこいウミガメと「こんにちは」ができそう。
サンゴの展示スペースの奥は、「竜串湾大水槽」を上から見学できる広いスペースです。水槽を囲む竜串湾の奇岩は、職人さんがこだわって忠実に再現したそうです。
ナマコやヒトデを触るタッチコーナーは新型コロナウイルス対策で 8 月 16 日(日)までお休みです。
四国最大級の水槽!“イワシの銀河”にもうっとり
階段を降りて 1 階に進むと、目に飛び込んでくるのが円柱状の水槽。愛媛県愛南町から搬送された 1 万匹のイワシが泳いでいます。キラキラ光りながら同じ方向に泳ぐ様子は美しく、「銀河」にも例えられています。ずっと眺めていたい…。
その横には「竜串湾大水槽」があります。幅 13.5 メートル、水深 5.6 メートル、奥行き 6.5 メートル、水量は 430 トンで、「四国最大級」とのこと。旧館からお引っ越ししたシノノメサカタザメなど約 80 種類の生き物を展示しています。
大水槽の向かいには腰を掛けられるスペースがあります。“海の中”でのんびり一休みしてください。
竜串湾内から外洋、そして深海へ。大水槽の先もまだまだ、海の生き物たちを楽しめます。
SATOUMIならではなのが、飼育の難しいウミウシの常設展示。ウミウシは竜串湾内で 384 種類確認されていて、そのうち 20 種類ほどが展示されています。光を落としたスペースに小さな水槽が並んでいて、美術館のような雰囲気。クラゲのようないすもありますよ。
紹介動画はこちら
じっくり見学して1時間ほどでした
SATOUMIのスタッフによると、館内はじっくり見学して 1 時間から 1 時間半ほど。トイレと、おむつ替えや授乳ができるスペースが 1 階の入り口横と、大水槽の手前にあります。ルート通りに回ると、エスカレータや階段を使いますが、館内にはエレベーターもあるので、ベビーカーでの移動も可能です。
展示スペースの出口では、お土産が買えるショップと、イタリアンが味わえるカフェを準備中でした。オープンの 7 月 18 日までもう少し。この夏、親子でぜひおでかけしてみてください。
【高知県立足摺海洋館SATOUMI】
住所:高知県土佐清水市三崎字今芝4032
開館時間:9:00~17:00。休館日なし
入場料:大人1200円、小人(小学生から高校生)600円、未就学児は無料
そのほか、SATOUMIの詳しい情報はこちら