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週刊高知の子どもニュース 2020年7月5~11日

国内各地で大雨の被害が続いた 1 週間。7月7日の七夕も残念ながら雨でしたが、「これ以上、大雨が降りませんように」と空に願った人もいるのではないでしょうか。

今週の「週間高知の子どもニュース」は吾川郡仁淀川町と幡多郡大月町から。仁淀川町ではよさこいチーム「なないろ」が秋葉祭りの要素を取り入れたよさこい鳴子踊りを披露しました。大月町では子どもたちが自由に創作活動を楽しめる教室「ほうかごすたじお」がオープンしました。

2020 年 7 月 5 ~  11 日の子どもたちのニュースを、高知新聞の紙面からお届けします。

 

よさこいを秋葉まつり風に 仁淀川町チーム「なないろ」

よさこい鳴子踊りを披露する「なないろ」のメンバー(仁淀川町の秋葉神社)
よさこい鳴子踊りを披露する「なないろ」のメンバー(仁淀川町の秋葉神社)

(高知新聞 2020 年 7 月 7 日朝刊より)

衣装・オリジナル曲初披露
高知県吾川郡仁淀川町のよさこいチーム「なないろ」は5日、仁淀川町別枝の秋葉神社で、地元伝統の秋葉まつりの要素を取り入れた衣装とオリジナル曲を初披露した。

「なないろ」は、よさこい鳴子踊りで地域を盛り上げようと2019年結成。踊り子とスタッフ30人ほどで活動し、来夏のよさこい祭り本番出場を目指して週1回練習している。

衣装と楽曲のプロデュースは、服飾雑貨の「ほにや」(高知市)に依頼した。衣装は秋葉まつりで演じられる太刀踊りの武者装束をイメージ。オリジナル曲「なないろ」には、まつりのおはやしなどを取り入れている。

この日は、よさこい関係者らでつくる「みんなでよさこいプロジェクト」が企画したネット配信に向け、正調と総踊りの動画も撮影した。

愛媛県東温市から参加している越智芳(かおり)さん(37)は娘の穂香さん(6)と踊り、「ずっと家で練習していた。緊張したが、楽しかった」。チームの会長、鎌倉真美さん(47)は「皆さんの前で踊れて、モチベーションも上がった。来年のよさこい出場に向け頑張っていきたい」と話していた。(楠瀬健太)

お絵描き、工作、アニメ...子どもに物づくりの場を 大月町で毎週土曜教室

アニメのこま撮りに挑戦する子どもたち(大月町の「ほっとセンター」)
アニメのこま撮りに挑戦する子どもたち(大月町の「ほっとセンター」)

(高知新聞 2020 年 7 月 11 日朝刊より)

お絵描きや工作、アニメーション制作まで、子どもたちが自由に創作活動を楽しめる教室「ほうかごすたじお」がこのほど、幡多郡大月町弘見のあったかふれあいセンター「ほっとセンター」で始まった。毎週土曜の午後に開く。

開設したのは、同町一切の間崎真由子さん(40)。2016年から「あにめのいろは」と銘打ち、海外の講師を招いて町内の小学校でアニメ作りを教えるなどしてきた。「ほうかご―」は町も共催。補助金を出すなどして運営に協力する。

初日の4日は、保育園児から小学校5年生までの13人と保護者らが参加。子どもたちは模造紙でお面を作ったり、流木を絵の具で塗ったりして楽しんだ。

出来上がった創作物とタブレット端末のカメラを使って、アニメのこま撮りにも挑戦。創作物を少しずつ動かしながら撮影した子どもたちは、「面白い」「もっとカメラに近づけてみよ」などと話し合いながら作業していた。

大月小学校2年の山田心陽(こはる)さん(7)は「家でもよく工作をする。きょうはアニメを撮らなかったけど来週は撮りたい」と笑顔。間崎さんは「子どもたちが物づくりを通してひらめきを表現できる、わくわくできる場所にしていきたい」と話している。

毎週土曜午後1時~4時半(第5土曜は休み)で参加無料。問い合わせは無料通信アプリLINE(ライン)の「あにめのいろは」のアカウントへ。QRコードから「友だち登録」できる。(新妻亮太)

この記事の著者

ココハレ編集部

ココハレ編集部

部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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