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新型コロナウイルスで医療が逼迫。高知県が「BA・5対策強化宣言」を発令しました

新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。高知県内の医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を受け、県は 8 月 16 日、「BA・5 対策強化宣言」を発令しました。高齢者や基礎疾患のある人への不要不急の外出自粛のほか、事業者に在宅勤務の推進などを呼び掛けています。

県の対応ステージは 5 段階で最も上の「特別対策」に引き上げられました。抗原検査で陽性となった人を対象に、オンラインによる確定診断も近く始まるとのことです。感染対策を引き続き行いながら、行政の施策もチェックしていきましょう。

高知県「BA・5対策宣言」発令 高齢者ら外出自粛要請 医療逼迫受け8/31まで

(高知新聞 2022 年 8 月 17 日掲載)

高知県は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で県内の医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることを受け、政府が新設した「BA・5対策強化宣言」を発令した。期間は31日まで。浜田省司知事は重症化リスクが高い高齢者や基礎疾患のある人に、不要不急の外出自粛などを要請した。県の対応ステージも5段階で最も上の「特別対策」に引き上げた。

8月に入って以降、県内の感染者はほぼ連日千人を超え、10日は過去最多の1444人、11日は1408人に上った。16日の発表も10、11日に次ぐ1390人だった。

県が重視する病床占有率は42・8%(16日時点)で、強化宣言や特別対策の目安の50%を下回っているが、医療従事者の感染や濃厚接触で人員不足が深刻化。入院協力医療機関でのクラスター(感染者集団)発生による受け入れ可能病床の減少もあって「実態は50%を上回る状況」(県健康政策部)だといい、重症・中等症者の増加で医療現場の負担が増している。

「保健・医療体制の逼迫の回避を」と訴える浜田知事(県庁)
「保健・医療体制の逼迫の回避を」と訴える浜田知事(県庁)

浜田知事は16日の対策本部会議で、感染者の急増で発熱外来が混雑しているのに加え、熱中症対応などで救急医療の逼迫も進んでいると指摘。「一般診療を制限せざるを得ない医療機関も出てきている。さらに感染が拡大すれば、医療機能が十分果たせない危機的な状況が懸念される」と強調した。

強化宣言の発令を踏まえ、高齢者らには「自身の命と健康を守る観点から不要不急の外出は極力控えてほしい」と強調し、事業者にはテレワーク促進を要請。医療機関の負担軽減に向け、重症化リスクが低い人に無料検査キットの活用を促し、今週中にもオンライン診療の体制も整えるとした。

浜田知事は「個々の対策に目新しいものがあるわけではない」としつつ、発令によるアナウンス効果を期待。「厳しい状況だと認識してもらい、これ以上の拡大防止に協力してほしい」と訴えた。

10、11日の「よさこい鳴子踊り特別演舞」終了後の発令となったことについては「あくまで結果だ。ここ数日、再び病床占有率が上昇し、重症者も増えている。医療関係者からも発熱外来、救急の逼迫度が深刻だという強い声を聞き、判断した」と説明した。

オミクロン株の派生型「BA・5」の流行を受けて政府が新設した強化宣言は、15日時点で24道府県が発令。本県の発令を受けて政府は16日、本県を対策強化地域に指定した。(大山泰志)

 

新型コロナウイルスの記事は高知新聞Plusの「新型コロナウイルス」からご覧いただけます。

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ココハレ編集部

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部員は高知新聞の社員 6 人。合言葉は「仕事は楽しく、おもしろく」。親子の笑顔に出合うことを楽しみに、高知県内を取材しています。

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